やあやあ、久しぶりだね。今日は「収入」について、おじさんがじっくり語ってみようと思うよ。

そもそも収入って、みんなが毎日気にしてるくせに、意外と仕組みをちゃんと知らない人が多いんだよな。給料明細をパッと見て「あ、振り込まれた」で終わってる人、いるだろう? まあ、もうちょっと付き合ってくれよ。


ゴールドマン・サックスが19%増益!世界の収入事情はどうなってる?

まず最近のニュースから話そうか。

2025年1〜3月期(第1四半期)の決算で、ゴールドマン・サックスが前年同期比19%の増益を記録したんだ。これ、相当すごい話だよ。アメリカのウォール街を代表するこの金融機関は、1869年創業という150年以上の歴史を持つ老舗でね、2024年通期の純収益は約534億ドル(日本円で約8兆円)に達している。

ただ、株価は反落しているんだよな。なぜかって? 今期の業績は好調でも、資本市場取引の先行き不安が嫌気されてるわけさ。「今は儲かってるけど、これから怪しいぞ」という市場の空気読みだ。収入って、今いくら稼いでいるかだけじゃなく、「これから稼げるか」という期待値でも評価が変わる。これが資本主義の面白いところでもあり、ちょっと怖いところでもあるよね。


日本人の平均収入、実はこんな数字だ

さて、海外の話だけじゃなく、足元の日本の話もしておこうか。

国税庁が毎年発表している「民間給与実態統計調査」によると、2023年の日本の給与所得者の平均給与は460万円。ただしこれ、男性が563万円、女性が314万円と、まだまだ大きな差があるんだ。ちなみにピークは1997年の467万円で、それから長らく下落傾向が続いてたんだよ。約25年ぶりにようやく持ち直してきた感じさ。

そしてね、最近おじさんが注目している動きが東京都江戸川区にあるんだ。

障害者の収入確保のための「デジタルラボ」

江戸川区が新たに立ち上げたのが「デジタルラボ」という施設だ。障害のある人たちがデジタル技術を活用してスキルを身につけ、安定した収入を得られるようにすることを目的としている。

これ、実はすごく重要な取り組みでね。厚生労働省のデータ(2022年度)によると、障害者の法定雇用率は2.3%(現在は段階的に引き上げ中で2026年度に2.7%へ)なんだが、実態として就労継続支援B型事業所の平均工賃は月額わずか1万6507円(2022年度)なんだ。月に1万6千円! これで生活しろというのは、さすがに厳しい。デジタルスキルを身につけることで、この水準を引き上げようというわけだよ。


おじさん的収入豆知識、3連発いくぞ

その1:「所得」と「収入」は別物だぞ

よく混同されるのが「収入」と「所得」だ。

  • 収入:入ってきたお金の総額(税引き前、経費引き前)
  • 所得:収入から必要経費を引いた残り

サラリーマンでいえば、「年収400万円」は収入で、そこから給与所得控除(最低55万円)を引いた「給与所得」が課税の基準になる。確定申告の書類を見ると「所得金額」という欄があるけど、あれが所得だよ。ここを間違えると税金の計算が全然違ってくるから注意してくれよな。

その2:世界で一番高い最低賃金の国はどこ?

おじさんに言わせれば、最低賃金って「国の豊かさのバロメーター」みたいなものでね。

2024年時点で世界最高水準の最低賃金を誇るのはオーストラリアで、時給23.23オーストラリアドル(約2,300円相当)。一方、日本の最低賃金(2024年10月改定)は全国加重平均で時給1,055円。10年前の2014年が780円台だったから、確かに上がってはいるけど、まだまだ差があるよな。

その3:江戸時代のお侍さんの収入事情

ちょっと聞いてくれよ、歴史の話を。

江戸時代、武士の収入は「石高(こくだか)」で表されていた。1石は約150kgの米で、現代の価格(1kg=200〜300円)で換算すると、1石=約3〜4万5千円程度。徳川幕府の旗本で1,000石取りといえば、年収3,000〜4,500万円相当……に聞こえるけど、実際には家来を養う費用や武具の維持費がかかって、手元に残るのは3分の1ほどだったともいわれているんだ。現代のサラリーマンも手取りが少ない!と嘆くけど、江戸時代から似たようなもんだったわけさ。

おじさんの豆知識コーナー:「不労所得」という言葉の歴史

まあ聞いてくれよ。最近「不労所得」ってよく聞くよな? 投資・副業・YouTube…。

実は「不労所得(unearned income)」という概念を最初に体系的に論じたのは、19世紀イギリスの経済学者ジョン・スチュアート・ミル(1806〜1873年)なんだ。彼は1848年に出版した『経済学原理』の中で、土地の地代のように「本人が何もしなくても社会の発展によって自然に増える収入」を問題視した。

その後、経済学者ヘンリー・ジョージ(1839〜1897年)は1879年の著書『進歩と貧困』で「土地の不労所得に課税せよ」と主張し、世界中でベストセラーに。日本でも明治時代に翻訳され、大きな影響を与えたんだよ。

「不労所得で生活したい」は今も昔も人類共通の夢だけどな、その裏側には150年以上の経済学的議論があるわけだ。知ってたかい?


まとめ:収入は「稼ぐ」だけじゃない

どうだい、収入ひとつとっても話は尽きないだろう?

ゴールドマン・サックスの19%増益から、江戸川区のデジタルラボ、江戸時代の石高まで——収入って、その時代・社会の縮図なんだよな。

大事なのはさ、収入の「量」だけを追いかけるんじゃなく、「どうやって稼いでいるか」「社会の中でどう分配されているか」を考えること。障害のある人が月1万6千円しか稼げない現実がある一方で、金融機関が何兆円もの利益を出す——この差をどう縮めるかが、これからの社会の課題だよ。

おじさんも偉そうなことを言いながら、毎月の給与明細を見てため息ついてるわけだけど(笑)、まあ一緒に考えていこうじゃないか。

じゃあまた、うんちくを仕入れておくよ!