やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさんが最近ハマってるYouTubeチャンネルの話をしようじゃないか。「佐久間宣行のNOBROCK TV」——聞いたことあるかい?

知らないって? まあ、聞いてくれよ。これがなかなかどうして面白い話なんだ。

「NOBROCK TV」って、そもそも何なんだ?

2021年7月10日からYouTubeで配信が始まったバラエティ番組だ。企画・出演・プロデュースの全てを手がけるのが、テレビプロデューサーの佐久間宣行さん。『ゴッドタン』『あちこちオードリー』などの人気番組を世に送り出した、テレビ東京出身の凄腕プロデューサーだよ。

2021年3月末にテレビ東京を退社してフリーランスになった佐久間さんが、その直後に立ち上げたのがこのチャンネルだ。運営はレアゾン・ホールディングスが担当していて、毎週水曜・土曜の19時に配信されている。

2026年1月18日時点のデータだと——チャンネル登録者数は308万人、総再生回数はなんと21億2040万回。これは相当なもんだよ。登録者が10万人に達したのが2021年、100万人を突破したのが2023年。つまりわずか2年そこそこで100万登録を達成したわけだ。

チャンネル名の由来、知ってたかい?

「NOBROCK」という名前、変わってると思わないか? 実はこれ、佐久間さんのX(旧Twitter)のアカウント名「@nobrock」から来ているんだ。

その由来がまた面白くてね。自身の名前「宣行(のぶゆき)」から「NOB」、そしてお笑いコンビのファンだった「どぶろっく」から「ROCK」を組み合わせたかばん語なんだよ。2009年8月にアカウントを作ったとき「Twitterを長く続けるつもりはなかった」から適当につけたというんだから、人生わからないもんだ。

チャンネル名候補には「ギリシャ語で最大を意味する『マクサ』」も挙がっていたというが、「佐久間がやっていると分かったほうがいい」という意見で現在の名前に。あの秋元康からは「一番バカにされるタイトルがいい」とアドバイスをもらったそうだよ。

今、一番アツい存在——福留光帆という逸材

おじさんが今日一番語りたいのはここだ。最近「NOBROCK TV」を賑わせているのが、福留光帆さんという若い女性タレントだ。

彼女が初めてNOBROCK TVに登場したのは2024年3月2日。当時20歳、元AKB48の「無名タレント」だった。アルコ&ピースによるドッキリ企画——「大喜利ファイトクラブ」という架空の番組設定で、NTTドコモの商品PR案件として収録されたものだ。

登場したときの福留さんは顔色が青白く、ゆっくりたどたどしく喋っていた。アルピーに対して「ニートみたいなものなので」と自己紹介するほどの低姿勢。ところが——大喜利が始まった瞬間、まさに場外ホームランを連発したんだ。

佐久間さんはこの収録のわずか4日後、自身のラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」(2024年3月6日放送)で「逸材を見つけたんですよ。なんで売れてないんだよって」と嬉しそうに語っている。

さらに続く快進撃

第一弾の動画が公開される前に、佐久間さんは緊急で第二弾を収録。2024年3月13日に公開された「逸材検証ドッキリ」ではトンツカタン・森本晋太郎との大喜利対決で、福留さんが圧倒的な実力を見せつけた。

この動画は2024年のYouTube芸能人動画ランキングで2位を記録。しかも3位も同じくNOBROCK TVの福留光帆出演回だったというから、いかにインパクトが大きかったかわかるだろう?

うんちくおじさんの豆知識コーナー

「大喜利」の歴史、意外と古いんだよ

福留さんが得意とする「大喜利」——実は江戸時代から続く由緒正しい文化なんだよ。語源は歌舞伎の「大切(おおぎり)」、つまり一日の公演の最後に行われる踊りや劇の場面のことだ。それが転じて「締めの余興」を指すようになり、現代のお笑いフォーマットへと進化したわけだ。

テレビでは1966年から放送された「笑点」(日本テレビ)が大喜利を全国区にした功績が大きい。現在も放送が続く長寿番組で、2026年時点で放送60年を超えた怪物コンテンツだよ。

そして面白いのが、大喜利の評価は「答えの正解・不正解」ではなく「意外性・センス・スピード」で決まること。福留さんが評価されているのも、まさにこの「角度と速度」が群を抜いているからなんだ。

最新情報——あのガチ号泣エピソード

そして最近、また福留さんがNOBROCK TVで話題になっているんだよ。

なんと収録中にガチ号泣したというじゃないか。「失恋しそうで……」という発言とともに涙を流し、「すいません、すいません……」と謝り続けた場面がニュースになった。

あの飄々とした大喜利の天才が、恋愛話で本気で泣く——そのギャップがまた視聴者の心を掴むんだろうね。おじさんに言わせれば、「キャラのギャップ」こそがエンターテインメントの本質だよ。

NOBROCK TVが「新星を生む」理由

福留光帆さんで言えば、記事の見出しに「5人目の新星」とある。実際、NOBROCK TVはこれまでも多くの無名タレント・芸人を発掘・ブレイクさせてきた。

これは偶然じゃないんだ。佐久間さんが目指したのは「テレビではできないことを率先してYouTubeでやる」こと。テレビの尺制限やスポンサーの制約から解放されたからこそ、人の意外な才能が光る企画が生まれる。

また佐久間さんはチャンネル開設前に「時間とコストをかけてYouTubeでバラエティー番組をつくったら唯一無二の存在になれる」という仮説を立てていた。その仮説は308万人の登録者と21億回超の総再生回数で証明されたわけだよ。

まとめ——おじさんが言いたいのはね

「NOBROCK TV」の面白さは、テレビプロデューサーが本気でYouTubeに向き合った結果なんだよ。2021年に元テレビ東京プロデューサーが退社後すぐ立ち上げて、わずか数年で308万登録・21億再生——これだけ聞いても、佐久間宣行という人間の嗅覚と実力が伝わるだろう?

そして福留光帆さんのような逸材が登場するたびに、「この番組まだまだ終わらないな」とおじさんは思うわけだ。

まあ、まだ観たことないなら一度見てみなよ。水曜・土曜の夜19時更新だから、夕食後にちょうどいい。きっと「なんで今まで知らなかったんだ」って思うはずだから。

それが今日のおじさんからの話さ。