やあやあ、久しぶりだね。今日はちょっと聞いてくれよ、「旭化成」の話をしようじゃないか。

「ヘーベルハウスの会社でしょ?」って思ったきみ、それだけじゃないんだよ。おじさんに言わせれば、旭化成ほど「守備範囲が広すぎる」日本企業も珍しいんだ。素材から住宅、医療まで——まるで何でも屋みたいだが、それぞれにしっかり世界トップクラスの技術を持っている。今日はそのすごさを徹底的に語ってやろう。

旭化成って何をしている会社なのか?

旭化成グループの事業は大きく3つの領域に分かれている。マテリアル住宅ヘルスケアだ。持株会社の旭化成株式会社を中核に、7つの事業会社が動いている。

  • マテリアル領域:旭化成株式会社(事業機能)+旭化成エレクトロニクス株式会社
  • 住宅領域:旭化成ホームズ株式会社+旭化成建材株式会社
  • ヘルスケア領域:旭化成セラピューティクス株式会社・旭化成ライフサイエンス株式会社・ゾールメディカル・ベロキシス

ゾールメディカルやベロキシスって聞いたことあるかい?どちらも海外の医療系子会社で、旭化成のグローバル展開の象徴でもある。東京証券取引所の銘柄コードは 3407 だよ。

おじさんが注目する「3大トピック」

1. ヘーベルハウスが「RE100」を国内初達成!

まあ、これは最近の大きな話題だ。旭化成の住宅事業を担う旭化成ホームズが、2023年度に国内ハウスメーカーとして初めて「RE100」を達成した。RE100というのは、事業で使う電力を100%再生可能エネルギーにする国際的な取り組みのことだ。しかも、もともとの目標より15年も前倒しで達成したというから驚くだろう?

これはお客様と一緒に進めた取り組みでもあって、ヘーベルハウスのオーナーさんたちが太陽光発電などで協力した成果でもあるんだ。住宅会社と施主が一緒になって脱炭素を実現するというモデル、おじさんはなかなか粋だと思うよ。

2. 水素社会の実現に挑む「アルカリ水電解」技術

知ってたかい、旭化成が水素製造の世界でもリーダー的な存在だということを?

旭化成はグリーン水素製造用の大型アルカリ水電解システムの開発に取り組んでいる。水を電気分解して水素を作るこの技術、環境負荷ゼロの「グリーン水素」を大量生産するためのカギを握っているんだ。しかもこの水電解に使われる交換膜技術は、なんと旭化成が50年以上の歴史を持つコア技術だ。苛性ソーダや塩素の製造にも使われていて、世界中の化学工場を支えている縁の下の力持ちというわけさ。

おじさんのうんちく:交換膜って何がすごいの?

アルカリ水電解に使われる「イオン交換膜」、実は旭化成が1970年代から開発を続けてきた技術なんだ。この膜は特定のイオンだけを通す超精密なフィルターで、塩水から塩素と苛性ソーダを分離するプロセス(クロルアルカリ電解)に欠かせない。1970年代当初、日本では水銀法という環境負荷の高い方法が使われていたが、旭化成の交換膜技術がその代替として世界標準を塗り替えた。現在は世界中の塩素製造の主流技術となり、グリーン水素製造にも応用されている——50年かけて育てた技術が、いま地球の未来を支えているんだよ。

3. 半導体事業の新拠点が2024年に新横浜にオープン

「旭化成が半導体?」って思ったでしょ。そうなんだよ、旭化成エレクトロニクス(通称AKM)は化合物半導体技術アナログ/デジタル混載技術を強みに持つ電子部品メーカーでもある。

2024年、新横浜に「AKM Co-creation & Technology センター」がオープンした。これは半導体事業の技術開発拠点で、自動車向けソリューションの開発に力を入れているんだ。EVや自動運転が進む中、車載半導体の需要は今後も右肩上がりで増え続ける——そこに旭化成がしっかり照準を合わせているわけさ。

スポーツでも圧倒的な旭化成陸上部

おじさんはスポーツの話も外せない。旭化成陸上部といえば、箱根駅伝や実業団マラソンで何度も優勝経験を持つ名門チームだ。そして宮崎県延岡市を本拠地とする旭化成陸上部は、地元で「ゴールデンゲームズ in のべおか(GGN)」という陸上競技大会を主催している。地域に根差したスポーツ貢献の形として、非常に評価が高い取り組みだよ。

旭化成柔道部も負けていない。世界トップレベルの選手たちが地域の子どもたちを対象に「旭化成柔道教室」を開催し、次世代育成にも力を注いでいる。企業スポーツとしての社会貢献、旭化成はここでも本気なんだ。

次世代電池・印刷・医療……守備範囲が広すぎる!

まだまだあるよ。旭化成は今、「超イオン伝導性電解液」という技術で次世代蓄電池の安全性・環境性能の問題にも挑んでいる。また、世界中のフレキソ印刷から有機溶剤をなくす「Solvent ZEROプロジェクト」も推進中だ。印刷業界の環境負荷を根本から変えようとしているんだよ。

衣料繊維から始まった旭化成が、医療・半導体・水素・電池・住宅まで手がけるようになった歴史——その根っこには、化学をベースとしたコア技術の積み重ねがあるんだ。

まとめ:旭化成は「未来をつくる」会社だ

どうだい、旭化成のことが少し違って見えてきただろう?ヘーベルハウスだけじゃない、水素も半導体も医療も——「Creating for Tomorrow」というブランドスローガンが示す通り、旭化成はいつも少し先の未来を見て動いている会社なんだよ。

2025年には「旭化成レポート2025」も発行され、「はみだせ!うみだせ!旭化成」という型破りな企業広告でも注目を集めている。おじさんとしては、こういう「枠をはみ出す姿勢」こそが100年企業の秘訣だと思うよ。

きみも次にヘーベルハウスのCMを見たら、「あの会社、水素も作ってるんだよな」ってちょっと思い出してくれよ。それがうんちくってものさ。またね!