やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさんが長年気になっていた筑波大学について、たっぷりと語らせてもらうよ。
最近ニュースでも筑波大学の話題をよく見かけるだろう?マレーシアにキャンパスを開設したとか、米ワシントン大学とAI分野で提携したとか、なかなか勢いのある大学なんだよ。まあ、聞いてくれよ――実はこの大学、歴史をひも解くとものすごく奥が深いんだ。
筑波大学って、どんな大学なの?
茨城県つくば市天王台一丁目に本部を構える国立大学で、現在の学生数は16,684人。筑波キャンパスのほか、東京都文京区の東京キャンパス、そしてクアラルンプールのマレーシア校の3拠点を持つ大学なんだ。
JSコーポレーションが2025年1月31日に集計した「大学人気ランキング」では国公立大学の全国2位にランクインしているし、文部科学省のスーパーグローバル大学事業ではトップ型指定校、さらに指定国立大学法人にも選ばれている。要するに、日本でもトップクラスの国立大学ってわけだ。
実は150年以上の歴史がある!
ここからが本題だよ。「筑波大学って1973年に開学した新しい大学でしょ?」と思っているキミ、ちょっと待ってくれ。
それは半分正解で、半分間違いなんだ。確かに「筑波大学」として開学したのは1973年(昭和48年)10月のことだ。でも、その前身をたどると1872年(明治5年)まで遡れる。なんと、日本で最初に設立された師範学校(教師を養成する学校)がルーツなんだよ。
その後、東京高等師範学校を経て東京文理科大学になり、さらに東京教育大学として戦後に再編された。その東京教育大学が「大学改革」の大波の中でつくば市へ移転し、新しい形で生まれ変わったのが今の筑波大学というわけさ。
キャンパスが狭くて分散していた東京教育大学の移転問題は1963年(昭和38年)8月27日の閣議決定で動き始めた。その後、教授会の意見対立や学生運動による入試中止なども経て、10年かけてようやく1973年の開学を迎えたんだね。歴史の重みを感じるだろう?
最近の筑波大学が熱いぞ!
マレーシア校が開校!アジアへの本格進出
2026年度、筑波大学はマレーシアのクアラルンプールに海外キャンパスを正式開校した。現在はウェブ出願受付も進んでいて、未来の課題に挑戦する5つの学位プログラムを学際創成学術院に開設したばかりだ。日本の国立大学が海外に本格的なキャンパスを構えるというのは、なかなか珍しいことだよ。
米ワシントン大学とAI分野で連携
2026年、筑波大学はアメリカのワシントン大学とAI(人工知能)分野におけるパートナーシップに合意した。三井住友フィナンシャルグループとの包括的連携協定も締結するなど、産学官の連携も加速している。
国立大学病院で初!ファシリティドッグを導入
2026年4月、筑波大学附属病院が国立大学病院として初めてファシリティドッグ(病院で働く専門訓練を受けた犬)を導入すると発表した。入院中の患者さんの心のケアに動物の力を借りるという取り組みで、これも注目を集めているね。
剣道八段の頂点に立った!
2026年4月21日、筑波大学体育系の鍋山隆弘准教授が「第24回全日本選抜剣道八段優勝大会」で優勝した。八段は剣道の最高段位で、その優勝大会で頂点に立つとは、さすが「体育の筑波」だよ。
睡眠研究の権威に初の「卓越フェロー」
2026年4月16日、睡眠研究の第一人者である柳沢正史教授が筑波大学初の「卓越フェロー」称号を授与された。柳沢教授は世界的に注目される睡眠科学の研究者で、この称号は大学が特に優れた研究者を称えるものだ。
筑波大学の「独自すぎる教育システム」
おじさんに言わせれば、筑波大学で一番おもしろいのは教育システムの独自性だよ。普通の大学は「学部」で構成されるけど、筑波大学は「学群・学類」という独自の呼び方をしている。
人文・文化学群、社会・国際学群、人間学群、生命環境学群、理工学群、情報学群、医学群、体育専門学群、芸術専門学群……と、実に多様な学群が並んでいる。さらに2002年(平成14年)には図書館情報大学を統合するなど、常に変化し続ける大学なんだ。
まとめ
どうだい、筑波大学の奥深さ、伝わったかい?
1872年の師範学校から始まり、1973年に「新構想大学」として生まれ変わり、今や海外キャンパスまで持つ国際的な大学へ。学生数16,684人、国公立人気ランキング2位という数字の裏には、150年以上の重厚な歴史があったんだよ。
マレーシア校やワシントン大学との連携、ファシリティドッグの導入、睡眠研究の卓越フェロー……最近のニュースを見てるだけでも、この大学が常に「次の一手」を打ち続けているのがわかるだろう?
まあ、受験を考えている若い子たちは、ぜひ一度つくば市まで足を運んでみてくれ。広大なキャンパスは東京ドームの約50倍の敷地面積があるって話もあるくらいで、歩いていると「大学ってこんなに広いのか」と驚くはずだよ。
おじさんは引き続きいろんなうんちくを仕入れてくるから、また読んでくれよな!
おじさんの豆知識コーナー:国立科学博物館との意外な縁
ちょっと聞いてくれよ、これはあまり知られていない話だよ。
上野にある国立科学博物館、知ってるだろう?あの有名な博物館が、1889年(明治22年)から1914年(大正3年)にかけて「東京教育博物館」として独立するまでの間、筑波大学の前身である東京高等師範学校の附属機関として存在していたんだ。
つまり筑波大学の「ご先祖様」は、国立科学博物館の運営まで担っていたということ。今でこそ博物館は独立した機関だけど、その誕生には筑波大学の前身校が深く関わっていたわけさ。歴史って面白いだろう?