やあやあ、久しぶりだね。おじさん、最近ちょっと気になってることがあってさ。映画の話なんだけど、「キングダム 魂の決戦」って聞いたことあるかい?
まあ、聞いてくれよ。これが今年の夏映画の中でも、とんでもない規模になってるんだよ。おじさん、ちょっと興奮してるぞ。
シリーズ5作目、累計1734万人・245億円の大怪物
2026年7月17日(金)公開の実写映画『キングダム 魂の決戦』は、原泰久が「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載する漫画「キングダム」のシリーズ第5弾だ。原作漫画はなんと2026年3月時点で累計1億2,000万部を突破している化け物コンテンツだよ。
2019年の第1作から始まった実写映画シリーズは、2024年公開の第4作『キングダム 大将軍の帰還』まででシリーズ累計動員1,734万人・累計興行収入245億円を突破。その年の邦画実写映画No.1を何度も獲得してきた。おじさんに言わせれば、これだけのシリーズに育てたキャストとスタッフは本当にすごいよ。
今回の第5作では、原作でも屈指の人気を誇る「合従軍編」が描かれる。舞台は紀元前の中国・春秋戦国時代。主人公・信(山﨑賢人)が千人将に昇格して3年後、趙の軍師・李牧(小栗旬)の策略によって秦以外の6か国(楚・趙・魏・韓・燕・斉)が手を組んだ総数50万の「合従軍」が秦に侵攻してくる。対する秦はわずか20万。まさに国家存亡の絶体絶命だ。
豪華キャスト総出演!函谷関を舞台に激突
今作のキャスト、これがまたとんでもないんだ。
秦側では山﨑賢人(信)、吉沢亮(嬴政)、橋本環奈(河了貂)、清野菜名(羌かい)に加え、
- 豊川悦司(麃公将軍)
- 坂口憲二(桓騎将軍)
- 要潤(騰将軍)
- 谷田歩(王翦)
- 坂東彌十郎(蒙驁)
といった秦国最強の将軍たちが函谷関に集結する。
対する合従軍側には、楚の宰相にして軍総司令・春申君を斎藤工が演じ、魏軍総大将・呉鳳明に田中圭、趙の猛将・万極に山田裕貴、さらに小栗旬が李牧として睨みを利かせる。
そして今作から新たに参加するキャストとして、昌平君役に玉木宏、呂不韋役に佐藤浩市、そして──おじさんが一番驚いた!──小栗旬が李牧として初登場するんだ。
原作者・原泰久が語る「これまで以上に熱い戦い」
今回の公開にあたって、原作者の原泰久先生はこんなコメントを寄せているよ。
実写化不可能と言われていた『キングダム』の映画が、連載13年目でようやく実現し、それがさらに、これほど長きにわたり製作されるロングシリーズになろうとは夢にも思いませんでした。過去4作を超える迫力と興奮と感動をお届けできるかと思います。
佐藤信介監督も「『大将軍の帰還』の撮影から5年の時を経て、また同じチームが集まった」と語り、キャストとスタッフ全員が信や飛信隊のように挑戦と鍛錬を積み重ねてきたと明かしている。
主演の山﨑賢人は「さらにスケールアップしたキングダムでまた熱い夏を一緒に迎えましょう!」とコメント。前作で戦死した王騎将軍(大沢たかお)の魂を受け継いで、千人将となった信がどんな戦いを見せてくれるか、まったく楽しみだよ。
シリーズ最大規模の「秦 vs 六国 20万 vs 50万」の戦いとは
おじさんに言わせれば、今作の見どころは単なる合戦シーンにとどまらない。
「20万 vs 50万」という数の絶望的な差を前に、秦の将軍たちがどう戦略を立て、信たちが函谷関を守り抜くのか──そこに人間ドラマが詰まっているんだ。
注目すべき新キャラとして、楚軍で「戦の天才」と春申君に称されるカ燐(三吉彩花)、楚の巨人として圧巻の体躯を誇る汗明(勝矢)、50年以上戦場に立ち続けてきた秦最古参の武将・張唐(橋本さとし)などが登場する。
おじさんが特に気になっているのは桓騎(坂口憲二)だよ。元野盗の頭領という異色の経歴を持ち、常識外れの大胆不敵な戦術で敵を翻弄する将軍なんだけど、坂口憲二がどう演じるか──これは映画館で確かめるしかないね。
まとめ:この夏、函谷関で歴史が動く
2026年7月17日公開の『キングダム 魂の決戦』。漫画連載20周年という節目の年に、シリーズ5作目として放たれる超大作だ。累計1億2,000万部の原作に、累計245億円の実績を持つシリーズが、過去最大規模の戦いに挑む。
ちょっと聞いてくれよ──歴史の授業で「春秋戦国時代」って習ったとき、こんなにドラマチックな話が詰まってると思わなかっただろう? 映画を観ながら「合従連衡」のうんちくを家族や友人に語ってみると、ちょっとだけおじさんの気持ちがわかるよ(笑)。
さあ、今年の夏は函谷関で熱くなろう!
うんちくおじさんの豆知識コーナー
「合従連衡」って知ってるかい?
今作のキーワード「合従軍」の「合従」とは、春秋戦国時代に実際に存在した外交・軍事戦略の用語だよ。秦に対抗するため、縦(南北)に連なる6か国が同盟を結ぶのが「合従(がっしょう)」。対して秦が各国と個別に横(東西)に同盟を結ぶのが「連衡(れんこう)」だ。
この「合従連衡」の戦略を考案した人物として有名なのが、蘇秦(そしん)と張儀(ちょうぎ)。蘇秦は合従策を提唱して6か国の宰相を兼任したとも言われ、張儀は連衡策で秦の利益を守り抜いた。この2人はともに鬼谷子(きこくし)という謎めいた思想家の弟子だったとされているんだ。史書「史記」にもバッチリ記録されているよ。
映画でおなじみの李牧も、実は史実に登場する名将で、趙の国を守り続けた軍事の天才として知られている。