やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさんがずっと注目してきた早田ひなちゃんの話をしようと思ってさ。世界卓球選手権が近づいてきて、日本中が盛り上がってきたじゃないか。まあ、ちょっと聞いてくれよ。
早田ひな、世界舞台へ再び
早田ひなは2000年11月6日、福岡県博多区生まれの25歳だ。幼少期からラケットを握り、日本生命に所属しながらトップ選手として活躍してきた。2024年パリ五輪では女子シングルスで銅メダル、女子団体では銀メダルを獲得して、日本中を沸かせたのを覚えているだろう?
今回の世界卓球選手権(2026年)には、早田にとってちょっと特別な事情があってね。彼女が「2人がいないのはちょっとさみしさがある」と語っているんだが、その「2人」というのが伊藤美誠と平野美宇なんだよ。3人は同学年の仲間で、長年日本女子卓球界をともに引っ張ってきた。その2人が不在の世界卓球は、早田にとって初めての経験なんだ。
黄金世代の絆と孤独
伊藤美誠(2000年10月生まれ)、平野美宇(2000年6月生まれ)、そして早田ひな——この3人は「2000年世代」として日本卓球界に革命をもたらした。10代から世界で戦い、2020年東京五輪の団体銀メダルも一緒に掴んだ仲間だ。その絆があるからこそ、「さみしさがある」という言葉には重みがあるよね。
そんな中、若手の張本美和(2005年生まれ)は「今回は金メダルしか目指していない」と強い言葉で意気込みを語っている。2年前の世界選手権で涙をのんだ彼女が、今度こそという決意を持って臨む姿は、早田への大きな刺激にもなっているはずだ。
おじさん流・卓球うんちく講座
さあ、ここからがおじさんの本領発揮だよ。卓球にまつわる面白い話を聞かせてやろう。
豆知識その1:ボールは2000年に「太った」
卓球のボールって、実は2000年のシドニー五輪を機にサイズが変わったんだよ。それまでは直径38mmだったのが、40mmに拡大されたんだ。たった2mmの差に思えるかもしれないが、これがラリーの展開をガラッと変えた。スピードが落ちてラリーが続きやすくなり、テレビ映えするようになったとも言われている。さらに2015年からはプラスチック製(ポリ球)に移行して、回転量が以前より落ちる傾向がある。早田ひなが得意とする強力なフォアドライブも、この「現代球」に合わせて磨き上げられた技術なんだ。
豆知識その2:「ピンポン外交」が世界を変えた
1971年、米中関係が最悪だった時代に卓球が歴史を動かしたことがある。アメリカの卓球チームが中国に招かれたのをきっかけに米中関係が急速に改善——これが「ピンポン外交」として歴史に刻まれているんだ。翌1972年にはニクソン大統領が電撃訪中を果たしている。スポーツが国際政治を動かした好例として、いまも語り継がれているよ。卓球ってただの球技じゃないんだね。
早田ひなというプレースタイル
早田の武器はなんといっても「両ハンド攻撃」だ。フォアハンドもバックハンドも強力なドライブで攻め込める選手は世界でも少ない。特に逆横回転系のサービスからの展開は、世界ランキング上位の選手たちも苦しめている。
2024年パリ五輪では、世界ランク1位の孫穎莎(中国)と準決勝で対戦し、接戦の末に敗れてしまったけれど、その試合内容は世界中の卓球ファンを唸らせた。「中国の牙城を崩せる選手」として、世界の注目を集めているんだよ。
男子では張本智和が「松島をエースとして信頼している」と語るなど、チームとしての成熟も見せている。団体戦では個人の強さだけでなく、チームワークと戦略が勝負を分けるからね。
まとめ:新しい章のはじまり
まあ、聞いてくれてありがとうよ。早田ひなにとって今回の世界卓球は、「伊藤・平野世代」の終わりではなく、自分自身が新たな時代を切り開く始まりかもしれない。さみしさを抱えながらも、ひとりで舞台に立つ——そういう経験が、選手をひとまわり大きくするんだよ、おじさんは知ってるよ。
張本美和という強力な後輩を引き連れて、早田ひながどんな世界選手権を見せてくれるか。おじさんはテレビの前でしっかり応援するつもりだよ。君も一緒に応援しようじゃないか!
おじさんの豆知識コーナー:日本卓球の「中国留学革命」
おじさんに言わせれば、現在の日本卓球強豪国への道のりには、ある「革命」があったんだよ。2000年代後半から、日本の有望選手が中国に渡って本格的に練習する「中国留学」が広がった。卓球王国・中国の指導法や練習量は別次元で、その刺激が日本選手のレベルを底上げしたんだ。
さらに日本卓球協会は2010年代から「ジュニア強化プロジェクト」を本格化させ、月間200時間超の練習を課すエリートコースを整備した。この育成システムから生まれたのが、早田・伊藤・平野の「2000年世代」なんだよ。2016年リオ五輪で日本女子が52年ぶりの団体メダル(銅)を獲得したときは、日本中が驚いたね。あれから10年、日本は今や卓球の真の強豪国になったわけだ。