やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさん、テレビを見ていてちょっと興奮してしまったんだ。4月4日夜にテレビ東京で放送された『新美の巨人たち』に真矢ミキさんが登場して、東京駅丸の内駅舎の中にある「東京ステーションホテル」を紹介していたんだよ。

真矢ミキさんが部屋を見て「うわ、広い」と思わず声を上げていたのが印象的だったね。そりゃそうだよ、あの場所がどれだけすごいところか、ちょっと聞いてくれよ。

真矢ミキという女優の凄み

まずは真矢ミキさんについてね。1964年4月3日生まれ、大阪府出身の女優・タレントだよ。1983年に宝塚歌劇団に入団して、宙組・星組などで活躍した後、1999年に宝塚を退団。その後は女優としてドラマや映画に数多く出演してきた人だね。

代表作といえば、2002年の連続ドラマ『ビューティフルライフ』(TBS)での印象的な演技や、舞台でも活躍し続けている。宝塚時代に培った華やかさと存在感はそのままに、現在も第一線で活躍する実力派なんだ。

そんな真矢ミキさんが案内役となって紹介したのが、国の重要文化財に指定された東京駅丸の内駅舎の中に佇む「東京ステーションホテル」だったわけだね。

東京ステーションホテル、実はとんでもない場所にある

東京ステーションホテルはね、1915年(大正4年)に東京駅の開業翌年に開業した、日本でも屈指の歴史を誇るホテルなんだよ。

東京駅丸の内駅舎といえば、設計者は明治・大正期を代表する建築家・辰野金吾(1854〜1919年)。1914年(大正3年)12月20日に開業した赤レンガの駅舎は、2003年に国の重要文化財に指定されているんだ。

実はこの駅舎、第二次世界大戦中の1945年5月の空襲で3階部分と南北のドームが焼失してしまったんだよ。その後、戦後の応急修復で2階建ての姿が長く続いたんだけど、2007年から約5年をかけた大規模な復元工事を経て、2012年10月に創建当時の3階建て・ドーム付きの姿に復元されたんだね。工事費用はなんと約500億円にも上ったと言われているんだ。

そして東京ステーションホテルも、この復元と同時に2012年10月3日にリニューアルオープンしたんだよ。客室数は150室、料金は1泊3万円台から高いものだと数十万円にも及ぶ。「重要文化財に泊まる」というコンセプトが国内外の旅行者に大人気でね、今では世界でも珍しいクラスのホテルとして評価されているんだ。

おじさんの豆知識コーナー

東京駅の「顔」、南北のドームには秘密がある!

丸の内駅舎の南北にある八角形のドーム、あれをじっくり見たことあるかい?実はドームの内側の装飾には、干支(十二支)の動物のレリーフが8体だけ刻まれているんだよ。「なぜ12体じゃないの?」って思うよね。

それはね、残りの4体(辰・巳・戌・亥)は戦災で焼失してしまったから、という説もあるんだけど、実際には「戦前から8体だった」という説が有力で、諸説あってまだはっきりしないんだ。東京駅の謎のひとつとして、建築ファンの間では今でも語り草になっているよ。

それから、丸の内南口のドーム内には「鷲(ワシ)」のレリーフ、北口のドーム内には「鷹(タカ)」のレリーフがあって、細部まで見ると発見の連続なんだよ。観光で訪れる人はぜひ上を見上げてみてほしいね。

もうひとつ!東京ステーションホテルは「探偵・左文字進」シリーズや多くの映画・ドラマのロケ地にもなっていて、文化的な存在感も抜群なんだ。

「新美の巨人たち」という番組が面白い理由

おじさん的に言わせれば、この番組がまた渋くていいんだよ。2015年にテレビ東京でスタートした『新美の巨人たち』は、毎週さまざまな「美の巨人」=芸術作品や建築・文化財などを訪れる番組でね、芸能人が案内役となって作品の魅力を掘り下げていく。

今回4月4日放送回では、真矢ミキさんが東京ステーションホテルを訪問。辰野金吾の建築美や、重要文化財という制約の中でいかに快適なホテルとして機能させているかという裏側まで紹介していたんだね。宝塚で培った「美への眼差し」を持つ真矢ミキさんだからこそ、あの建物の美しさを語れるキャスティングだったんじゃないかな、とおじさんは思うよ。

辰野金吾と「辰野式」建築の世界

せっかくだから、東京駅を設計した辰野金吾についても少し話させてくれよ。

辰野金吾は1854年(安政元年)生まれの建築家で、日本初の建築学科があった工部大学校(現・東京大学工学部)を1879年に首席で卒業した人物なんだ。その後イギリスに留学し、ヴィクトリア様式の建築を学んで帰国した。

彼が手がけた建築の特徴は「赤レンガ+白い花崗岩(御影石)のストライプ模様」で、これが「辰野式」と呼ばれているんだよ。東京駅のほかにも、日本銀行本店(1896年完成、東京・日本橋)や大阪市中央公会堂(1918年完成)など、今も現役で使われている名建築を多数設計しているんだ。

東京駅丸の内駅舎は、辰野金吾の集大成ともいえる作品でね、完成は辰野が死去する5年前のことだったんだよ。彼は自分の最高傑作を、この東京駅に込めたんだろうね。

まとめ — 東京駅、今すぐ行ってみてくれよ

真矢ミキさんの「うわ、広い」という一言が、あの場所の非日常感を一番よく表していると思うんだよ。重要文化財という「歴史の重み」を感じながら、一流のホテルサービスを受けられる場所なんて、世界中探してもなかなかないんだからね。

東京ステーションホテルに泊まらなくても、東京駅の丸の内駅舎は誰でも見学できるから、次に東京に行く機会があったらぜひドームの内側を見上げてほしいな。辰野金吾が100年以上前に刻み込んだ「美」が、まだそこに生き続けているんだよ。

まあ、歴史って面白いだろう?おじさんはそういうことを思いながら、今日もテレビをニヤニヤしながら見ていたわけだよ。また面白い話を見つけたら教えてあげるからね。