やあやあ、久しぶりだね。今日はちょっとしたビッグニュースがあってさ、おじさんも思わずテレビの前で正座しちゃったよ。

そう、あのブラタモリがついに皇居に入ったんだ!

NHKの人気番組『ブラタモリ』が2026年4月4日と11日の2週連続で、番組史上初めて皇居内部を特集するんだよ。タモリさんが現地で「驚きました」「すごいシステム」と思わず声を上げたっていうんだから、普通の観光地じゃないことは間違いない。おじさん、これを聞いてね、矢も盾もたまらず皇居の歴史を調べ直したわけ。せっかくだから、みんなにも教えてあげようじゃないか。


皇居って、そもそも何者なんだい?

まず基本から押さえておこうか。皇居は東京都千代田区千代田1番地1号に位置する、天皇陛下のお住まいと執務の場だよ。総面積は約3.41平方キロメートル。東京ドームに換算すると約73個分だ。都心ど真ん中にこれだけの緑地があるのは、世界的に見ても非常に珍しいことなんだよ。

現在の宮殿建物は1968年(昭和43年)に完成したもので、鉄筋コンクリート造の地上2階・地下1階建て。延べ床面積は約2万3000平方メートルにもなる。戦後の1945年に空襲で旧宮殿が焼失したため、新たに建て直されたんだ。

ただし、ここで「皇居=宮殿」と思うのは早合点だよ。皇居の中には宮殿のほかに、

  • 皇居東御苑(旧江戸城本丸・二の丸跡、一般公開あり)
  • 皇居外苑(二重橋前広場など)
  • 吹上御苑(天皇陛下の私的区域、非公開)
  • 北の丸公園(一般開放)

と、複数のゾーンがあるんだ。一般の人が入れる皇居東御苑だけでも約21ヘクタールあって、月曜・金曜を除いてほぼ毎日無料で開放されているよ。


おじさんが語る、江戸城の知られざる歴史

天守閣は370年間、再建されていない

ここからが本番だよ。まあ、聞いてくれよ。

皇居の敷地内には江戸城の跡がある。江戸城といえば徳川幕府の本拠地で、1603年に徳川家康が征夷大将軍になって以来、江戸幕府265年間の政治の中心だったわけだ。最盛期の江戸城は周囲約16キロメートル、面積は約230ヘクタールという巨大な城郭だったんだよ。

そして驚くべきことがある。江戸城の天守閣は1657年(明暦3年)の「明暦の大火」で焼失してから、一度も再建されていないんだ。今から約370年前のことだよ。現在の天守台(石垣の土台部分)はそのまま残っているんだけど、上には何も建っていない。

なぜ再建しなかったか?当時の幕府の実力者・保科正之(会津藩主、家光の異母弟)が「天守より江戸の町の復興を優先すべし」と主張して、再建計画を止めたと言われているんだよ。財政難の事情もあったけど、「天守なき城」が幕府の象徴になってしまったわけだ。

皇居のお濠(おほり)は江戸の命綱だった

「すごいシステム」とタモリさんが驚いたのは、もしかしたらこれかもしれないね。

江戸城を取り囲むお濠のネットワークは、単なる防衛施設じゃなかった。江戸の上水道・治水・物資輸送を一体化した複合インフラだったんだよ。内濠・外濠合わせると全長は約15キロメートルにも及び、江戸の町全体を守る役割を果たしていた。

現在も皇居周辺には千鳥ヶ淵・半蔵濠・桜田濠・日比谷濠などが残っていて、特に千鳥ヶ淵は毎年3月下旬〜4月上旬にかけて約260本のソメイヨシノが咲き誇る花見の名所になっているよ。2024年には約100万人が訪れたとも報告されているんだ。

おじさんの豆知識コーナー:松の廊下と忠臣蔵の深〜い関係

ブラタモリの関連ニュースで「松の廊下」という言葉が出てきたね。これ、忠臣蔵を知っている人には超有名な場所だよ。

松の廊下は江戸城本丸内にあった長さ約50メートルの廊下で、1701年(元禄14年)3月14日、播磨赤穂藩主・浅野内匠頭長矩が吉良上野介義央に刃傷に及んだ場所だ。この事件が翌年の討ち入り(1702年12月14日)につながり、忠臣蔵という一大物語になったわけだよ。

ところがだね、この忠臣蔵、最近はテレビでほとんど放送されなくなった。かつては毎年12月になれば必ずと言っていいほどゴールデンタイムに放送されていたのに。理由のひとつは「敵討ち」という概念への現代的な価値観との摩擦とも言われている。

そして実は、松の廊下は1657年の明暦の大火と1863年の火災で焼失しており、現在は存在しない。つまり今の皇居の敷地内に松の廊下はないんだよ。それでも「松の廊下があった場所」として歴史的に非常に重要な意味を持っているわけだ。ブラタモリがどう紹介するか、おじさんは楽しみで仕方ないよ!


一般参賀と皇居の「開く日」

皇居は普段は一般の人が入れないけど、年に数回、特別に開放される日があるんだよ。

  • 一般参賀:天皇誕生日(2月23日)と新年(1月2日)に宮殿前広場が開放される
  • 皇居一般参観:通年で平日に申し込み制で実施(1日2回、各回約100〜150名程度)
  • 皇居東御苑:火・水・木・土・日に無料公開

新年の一般参賀は毎年10万人前後が訪れる大イベントで、天皇陛下が宮殿のベランダから直接お言葉をかけてくださる。2024年の新年一般参賀は元日に能登半島地震が発生したため中止になったけど、2025年1月2日には久しぶりに実施され、多くの方が訪れたよ。


まとめ — ブラタモリで皇居を見直してみよう

おじさんに言わせれば、皇居は「遠くから眺める場所」だと思っていた人も多いんじゃないかな。でも実際には、370年間再建されていない天守台、江戸の水インフラを支えたお濠のシステム、松の廊下と忠臣蔵の舞台……と、とんでもなく深い歴史が詰まっているんだよ。

4月4日と11日のブラタモリ、ぜひ見てほしいな。タモリさんが「すごいシステム」と驚いたという謎のシステムが何なのか、おじさんも正直気になって夜も眠れないよ(笑)。

番組を見た後は、ぜひ実際に皇居東御苑を歩いてみてくれ。無料だし、都会のど真ん中で江戸時代の石垣を触れるなんて、ちょっと贅沢な体験だと思わないかい?

じゃあまた、次のうんちくで会おう!