やあやあ、おじさんだよ。

今日はBS日テレが「森田健作アワー」なんていう特集を組んでいるというニュースが入ってきたんで、これはもうおじさんが語らないわけにはいかないだろう?ということでね、ちょっと聞いてくれよ。

4月4日(土)の夜7時から、BS日テレで船越英一郎主演の新作2時間サスペンス「弁護士 六角心平 京都殺人事件簿2」が放送されてね、その流れで「森田健作アワー」もオンエアされるというんだ。なかなか渋い組み合わせじゃないか。2時間ドラマの世界というのは、一つの文化圏なんだよ。

森田健作という男、どんな人物か

森田健作、本名・鈴木栄治。1949年(昭和24年)12月16日生まれ、東京都出身の俳優・政治家だよ。

芸名の「森田健作」って聞いて、「ああ、あの爽やかな兄ちゃんね」と思い出す人も多いだろう。そう、彼のデビューは1960年代後半のこと。若手俳優として頭角を現し、1971年にTBSで放送開始した青春ドラマ「俺は男だ!」で一気にお茶の間の人気者になったんだ。

この「俺は男だ!」というドラマ、1971年から1974年まで全121話も放送されたんだよ。森田健作が演じた熱血剣道少年・工藤俊作のキャラクターは、当時の若者たちに熱狂的に支持されてね。主題歌「さらば涙と言おう」も大ヒットして、森田健作はシンガーとしても活動するようになったんだ。

おじさんが深掘りする森田健作の豆知識

豆知識その1:「俺は男だ!」は剣道ブームを巻き起こした

このドラマの影響で、日本全国の中学・高校で剣道部への入部希望者が急増したという話がある。スポーツドラマが実際のスポーツ人口に影響を与えた典型例の一つで、放映期間中の1972〜73年には全国の中学校剣道部員数が前年比で大幅に増加したと記録されているんだよ。まさにコンテンツの力だよね。

豆知識その2:俳優から一転、政治家へ

おじさんに言わせれば、森田健作の人生で一番ドラマチックなのは政界転身だよ。1992年に衆議院議員に初当選して政治家デビューを果たした森田健作は、その後2009年3月に千葉県知事選挙に当選。以後、2009年から2021年まで実に12年間にわたって千葉県知事を務めたんだ。

3期12年というのはなかなかの長期政権だよ。千葉県というのは人口約626万人(2021年時点)を抱える全国第6位の大都市圏で、知事という役職は相当な重責だ。俳優として鍛えた「人の心をつかむ力」が政治にも生きたんじゃないかな、とおじさんは思うんだよ。

豆知識その3:「2時間ドラマ」の文化史

まあ、聞いてくれよ。森田健作が活躍した「2時間ドラマ」という文化、これ自体がすごく興味深いんだよ。

日本の2時間ドラマの歴史は1977年にさかのぼる。テレビ朝日系で「土曜ワイド劇場」が1977年7月にスタートしたのが草分けとされているんだ。その後、日本テレビ系の「火曜サスペンス劇場」が1981年にスタートして、2時間ドラマは「サスペンスといえばこれ」という一大ジャンルを確立した。

ピーク時の1990年代には、各局合わせて年間200本以上の2時間ドラマが製作されていたといわれているよ。温泉地を舞台にした殺人事件、女性刑事の活躍、弁護士もの…そういうお約束のフォーマットが確立されたのもこの時代だね。

うんちくおじさんのちょっと寄り道コーナー

「2時間ドラマ」といえば、撮影地として有名な温泉地の話をしないわけにはいかないよ。特に「火曜サスペンス劇場」(1981〜2005年、24年間・合計718回放送)では、石川県の和倉温泉、静岡県の熱海、神奈川県の箱根などが定番ロケ地として繰り返し登場した。この「聖地巡礼」効果で、ドラマ放映後に観光客が増えた温泉地もあったほどなんだよ。

さらにこぼれ話をするとね、船越英一郎が「2時間ドラマの帝王」と呼ばれるようになったのは、1990年代以降の2時間ドラマへの出演本数が群を抜いていたからなんだ。サンケイスポーツの記事では船越英一郎が父・船越英二さん(1928年生まれ、2012年没)の思い出を語っていて、「昭和を絵に描いたガンコ親父でテレビは1日30分だった」と振り返っているんだよ。父から子へ、俳優としての魂が受け継がれているということだね。

「森田健作アワー」が意味するもの

BS日テレが「森田健作アワー」という特集枠を組むということは、彼の出演作品に根強いファン層が存在するということだよ。

地上波のゴールデンタイムで2時間ドラマが激減した現代、BSやCSがその受け皿になっている。BS日テレ、BS朝日、BSテレ東などは昭和・平成のサスペンスドラマの再放送やリメイク新作を積極的に編成していて、50代以上の視聴者を中心に高い支持を得ているんだよ。

視聴率という数字だけでは測れない「愛着」というものがあってね、森田健作や船越英一郎が出てくるドラマというのは、見始めたら最後まで見てしまう「安心感」があるんだよ。これはおじさんも認めるところだね。

まとめ:時代を超えて愛される男たちの話

森田健作という名前を久しぶりに聞いた人もいるだろう。俳優として青春ドラマで一世を風靡し、政治家として12年間も千葉県を率いた男が、いままたBS日テレで「アワー」を冠した特集を組まれている。これはなかなか凄いことだよ。

若い頃に「俺は男だ!」で熱狂したあの視聴者たちが、今は立派な50代・60代になってBS日テレを見ているわけだ。エンターテインメントの歴史って面白いと思わないかい?

次は君の番だよ——今夜あたり、懐かしの2時間ドラマでも見てみるといい。おじさんはそう思うんだよ。じゃあまたね!