やあやあ、久しぶりに熱くなれるアニメの話をしようじゃないか。
おじさんはね、最近の若いアニメにはなかなかついていけないと思っていたんだよ。ところがどっこい、ゾンビランドサガは違う。これはね、本当によくできた作品でね、おじさんも気づいたら深夜に一気見してしまったよ。まあ、聞いてくれよ。
ゾンビランドサガって何者なんだ?
2018年10月、テレビアニメ第1期がTOKYO MXほかで放送開始されたこの作品、タイトルからして怪しいだろう?「ゾンビ」と「アイドル」と「佐賀」が合体した、前代未聞の一作なんだよ。
物語は、普通の女子高生だった源さくらがある朝突然トラックにはねられて死亡するところから始まる。目が覚めたら自分がゾンビになっていて、謎の男・巽幸太郎(プロデューサー)に「佐賀を救うアイドルになれ」と言われる、そういう話だ。
メンバーは7名で構成されるゾンビアイドルグループ「フランシュシュ」。源さくら、二階堂サキ(元暴走族)、本田リコ(1990年代の伝説的アイドル)、水野愛、紺野純子(元アイドル)、タエ(唯一意識が戻っていない)、そして星川リリィ(実は生前は男の子という設定が2話で明かされる)と、個性豊かな面々が揃っている。
制作はMAPPA(2018年当時)、監督は境宗久、シリーズ構成は村越繁。第1期全12話、そして2021年4月から放送された第2期「ゾンビランドサガ リベンジ」全12話と、計24話のテレビアニメシリーズが存在する。
おじさん的ゾンビランドサガ深掘り解説
佐賀県との連携がガチすぎる件
この作品の特徴のひとつは、佐賀県と本気でタッグを組んでいるところだよ。劇中には佐賀県唐津市の「鏡山温泉」や「佐賀城公園」、そして伊万里市の景色なんかが実際のロケーションとして登場する。
アニメ放送後、佐賀県はフランシュシュを「佐賀県応援大使」に任命したんだ。架空のキャラクターが公式に県の大使になるというのは、当時でもかなり珍しい取り組みだった。2019年には実際に佐賀県内で聖地巡礼マップが配布されて、県外からの観光客が急増した。アニメの力で地方を盛り上げる「アニメツーリズム」の成功例として、観光業界でも注目されたんだよ。
ライブイベントの規模が尋常じゃない
ゾンビランドサガはアニメだけじゃなくて、声優たちが実際にライブパフォーマンスを行うのが大きな特徴でね。本渡楓(源さくら役)、田野アサミ(二階堂サキ役)、衣川里佳(本田リコ役)らによるリアルライブが何度も開催されている。
2022年3月には横浜アリーナで「ゾンビランドサガLIVE〜フランシュシュの一大事〜」が行われ、約1万人を動員。アニメのライブイベントとしても相当な規模だろう?
そして今、まさにホットなニュースがある。「ゾンビランドサガLIVE〜フランシュシュゆめぎんがフェスティバル〜」の千秋楽がアニマックスで独占生放送・生配信されることが決定したんだ。これは劇場版との連動キャンペーンの一環でね、ファンならこれを見逃す手はないよ。
劇場版「ゆめぎんがパラダイス」で佐賀から宇宙へ!
現在公開中(または公開予定)の劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』は、テレビシリーズ2期から続く物語の集大成として制作されている作品だ。タイトルの「ゆめぎんが」というのは「夢銀河」で、ゾンビアイドルたちがついに宇宙スケールの夢へと挑戦するスケールの大きさを示唆しているんだよ。
テレビシリーズでは佐賀という地方の再生をテーマにしてきたフランシュシュが、劇場版でどこまで飛躍するのか——これは単純なアニメの枠を超えた、地域おこしとエンタメの融合という話になってくる。
まとめ:ゾンビアイドルが佐賀から世界を変える話
どうだい、ゾンビランドサガ、なかなか深いだろう?
アニメとしての完成度の高さ、佐賀県との本気のタイアップ、声優たちのリアルライブ、そしてオンキヨーのような老舗メーカーとのコラボ展開まで——単なる「ゾンビアイドルアニメ」では全然なくて、日本のコンテンツビジネスの最先端を走っているんだよ、これが。
フランシュシュゆめぎんがフェスティバルの千秋楽アニマックス生放送も控えているし、劇場版コラボイヤホンも登場するし、2026年の今もなおフランシュシュは走り続けている。
「まあ、ゾンビなんて怖そう」と思っている君も、だまされたと思って一度見てごらん。おじさんが保証するよ——第1話の最後で必ず「え、そうなの!?」ってなるから。おじさんに言わせれば、これこそが令和アニメの傑作のひとつさ。
おじさんの豆知識コーナー
ゾンビランドサガ、実は音響機器とのコラボにも力を入れてるんだよ!
つい最近発表されたのが、劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』とオンキヨー(ONKYO)とのコラボ第2弾。なんと、二階堂サキ・ゆうぎり・星川リリィの3キャラクター、新規録り下ろしボイスを搭載したワイヤレスイヤホンが登場したんだ。
オンキヨーといえば1946年創業、大阪府寝屋川市に本社を置く日本のオーディオメーカーで、ハイエンドオーディオの分野では世界的に知られた老舗だよ。そんなメーカーがアニメとガチコラボするというのも時代の変化を感じるねえ。
ちなみにこのコラボの「第2弾」というのがポイントでね、すでに第1弾が好評だったからこそ第2弾が実現したわけだ。アニメキャラのボイスが耳元で聞ける——おじさんにはちょっと照れくさいが、これはこれで立派なコンテンツビジネスの形だよ。