やあやあ、今日はおじさん、ちょっと興奮気味でな。
イタリアのサッカーリーグ・セリエAで、信じられないような試合が起きたんだよ。2026年5月11日(月)の深夜、ナポリのスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで繰り広げられた第36節、ナポリ対ボローニャ戦。結果は2-3。アウェイのボローニャが、アディショナルタイムの劇的な一撃で逆転勝利を収めたんだ。
0-2から同点へ——前半だけで4ゴールの大乱戦
試合は序盤からボローニャが圧倒した。前半9分、フェデリコ・ベルナルデスキがシュートを沈めてまず先制。さらに前半34分、ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォのファウルで得たPKをリカルド・オルソリーニが冷静に流し込んで0-2。ナポリのホームで、ボローニャが2点のリードを奪ったんだ。
しかしナポリも黙っちゃいなかった。前半終了間際の47分、キャプテンのディ・ロレンツォが右サイドから切り込み、クロスバー下を叩く鋭いシュートで1点差に。まさに土壇場の反撃さ。
後半3分にはホイユンドのパスを受けたアリソン・サントスが追加点を押し込んで2-2の同点。スタジアム全体が揺れるような大歓声だったに違いない。
アディショナルタイムの芸術——ロウのハーフボレー
ここからが今日一番の見せ場さ。後半46分、試合終了間際のアディショナルタイム。ナポリのゴールキーパー、ヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチのクリアが中途半端になった瞬間、ジョナサン・ロウがボールを拾った。
振り抜いた一撃はハーフボレー。弾道は低く鋭く、まるでゴルフのアイアンショットのようにゴールへ突き刺さった。2-3。試合はこれで決まった。
Goal.comもこのゴールを「華麗なハーフボレー」と称賛していたが、まさにその言葉がぴったりの一撃だったんだ。
このスタジアムに刻まれた歴史の重さ
試合が行われたスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ、収容人数は約54,726人。南イタリア最大級のスタジアムの一つで、元々は「スタディオ・サン・パオロ」という名前だった。2020年11月にディエゴ・マラドーナが60歳で逝去したことを受け、2021年に現在の名称へ改名されたんだ。
マラドーナは1984年から1991年までナポリに在籍し、クラブに1987年・1990年の2度のセリエA制覇をもたらした。そのマラドーナの名を冠するスタジアムで、今シーズン最大の正念場に敗れてしまったわけだ。なんとも皮肉な話だろう?
チャンピオンズリーグ出場権争いが一気に混沌に
おじさんに言わせれば、この敗戦がいかに痛いかわかるかい?
セリエAでは4位以内に入ればUEFAチャンピオンズリーグ(CL)への出場権が得られる。現在2位のナポリは、この大一番を落としたことで5位ASローマとの勝点差がわずか3ポイントに縮まってしまったんだ。残り試合は2つ——5月18日のピサ戦のみが残る(ボローニャはアタランタ戦)。
ちなみにASローマにはドニエル・マレンというオランダ代表FWがいてな、今シーズン好調なんだ。元PSVで2021年夏にドルトムントへ移籍した経歴を持つ実力者さ。
ナポリを率いるのはアントニオ・コンテ監督。ユヴェントス、チェルシー、インテル・ミラノと錚々たるクラブを指揮してきた名将で、2022-23シーズンには33年ぶりのセリエA制覇をナポリにもたらした(クラブ史上3度目の優勝)。しかしその翌年から低迷し、今季は再建中というわけさ。だからこそ、このCL圏内確保は絶対に譲れない——そんな状況だったのに、まさかアディショナルタイムに……。
まとめ——サッカーの残酷さと醍醐味
まあ、サッカーというのはそういうスポーツさ。どんなにリードしていても、どんなに優勢でも、笛が鳴るまでは絶対にわからない。2-2で迎えたアディショナルタイムに、ロウの一撃がナポリの夢を打ち砕いた。
残り2試合、ナポリがCL出場権を守り切れるか、それともASローマが逆転するのか——セリエA終盤戦からは、もう目が離せないぞ。君も一緒に注目してくれよ。
おじさんの豆知識コーナー:ボローニャFCって実は超名門なんだぞ
まあ、聞いてくれよ。「ボローニャ」というクラブ、日本じゃあまり知られていないかもしれないけど、実は1909年創立の歴史あるクラブなんだ。正式名称は「ボローニャ・フットボール・クラブ・1909」。
1930〜40年代にかけてセリエAで7度の優勝を誇り、当時のイタリアサッカー界ではユヴェントスと双璧をなす強豪だったのさ。最後のリーグ優勝は1964年だから、最近は影が薄いけどね。
そして本拠地があるボローニャという街は、イタリア北部エミリア=ロマーニャ州の州都。「ボロネーゼソース」(ミートソース)の発祥地としても有名で、「食の都」とも呼ばれているんだ。世界最古の大学のひとつ、ボローニャ大学(1088年創立)も同じ街にある。スポーツも飯も学問も一流——そういう街さ。