やあやあ、ちょっと聞いてくれよ!最近、面白いニュースがあったんだよ。

あのベテランタレントの生島ヒロシさんが、人気講談師の神田伯山さんとお笑いコンビ・ナイツの塙宣之さんにファイティングポーズを取ったというニュースが話題になったじゃないか。生島さんは「イジってくれているようで(嬉しい)」とコメントしていたそうだよ。これがまたいい話じゃないか。

今日はそのナイツについて、おじさんがじっくり語ってあげようよ。

ナイツってどんなコンビ?

ナイツは、塙宣之(はなわ・のぶゆき)と土屋伸之(つちや・のぶゆき)の2人からなる漫才コンビだ。2人とも千葉県出身で、日本大学在学中に出会いコンビを結成。現在は太田プロダクションに所属しているよ。

彼らを一躍有名にしたのが「やほー漫才」と呼ばれるスタイルさ。ボケ担当の塙が「やほーで調べたんですけど〜」と切り出しながら、芸能人や有名人に関する情報をわざと間違えて言い続け、ツッコミ担当の土屋がひたすらそれを修正していくというスタイルなんだ。まるで検索エンジンが誤情報を返してきたかのような内容を次々と披露する。観客は「次はどんな間違いが出てくるか」とワクワクしながら見ることができるわけさ。

M-1グランプリでの輝かしい実績

ナイツといえば、M-1グランプリでの活躍が光るよ。2005年以降、何度も決勝の舞台に立ち、ファイナリストとして名を連ねてきた実力派コンビだ。2009年のM-1グランプリでは準優勝(第2位)という素晴らしい成績を残したんだよ。東京・千葉育ちの関東コンビが、漫才の本場・大阪勢が揃う舞台でここまで勝ち上がったのは、当時大いに話題になったものさ。

漫才界の「ご意見番」へ

そして今や、塙宣之はM-1グランプリの解説・コメンテーターとして欠かせない存在になっているよ。大会を長年ウォッチしてきた目で若手芸人の漫才を的確に分析し、的を射た批評を繰り出す姿は多くのファンに支持されているんだ。

さらに2021年には著書『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』(集英社インターナショナル)を出版。大阪勢が圧倒的に強い漫才界で関東芸人がどう戦うかを論じた本で、芸人ファン以外にも幅広く読まれたヒット作になったよ。

おじさんのうんちく:漫才の起源、知っておこうよ!

漫才の起源は、なんと平安時代にまで遡るんだよ!「万歳(まんざい)」という、正月に各家々を回って祝いの言葉を述べる芸能が原型とされているんだ。2人1組で舞い踊り、めでたい言葉を述べるこの芸が、江戸時代を経て大阪・道頓堀を中心に発展し、昭和初期に今日の「漫才」というスタイルが確立されたんだよ。

そして現代の漫才ブームを引き起こしたM-1グランプリは2001年に始まり、第1回優勝者は中川家だった。2010年に一度終了したものの2015年に復活し、今や年末の視聴率20%超えも珍しくない国民的イベントに成長したわけさ。

ナイツのような関東芸人がM-1で準優勝するのは、実は歴史的に見ると快挙なんだよ。漫才の本場・大阪勢が圧倒的に有利とされていた大会で、東京・千葉育ちのコンビが最高位の一歩手前まで来たんだからね。

生島ヒロシさんにファイティングポーズを取らせた男

さて、冒頭のニュースに戻ろう。生島ヒロシさんといえば、1953年(昭和28年)生まれの宮城県気仙沼市出身で、元TBSアナウンサー。現在もTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」で活躍する、芸歴50年超えのベテランタレントさんだよ。

そんな大先輩の生島さんが、神田伯山さんや塙さんにイジられてファイティングポーズで返した——これが今回の話題だ。おじさんに言わせれば、「イジってくれているようで嬉しい」という生島さんの言葉が実にいい。これはね、イジる側とイジられる側の信頼関係があってこそのやり取りさ。芸能界で半世紀近く活躍してきた生島さんだからこそ、気心の知れた後輩たちのイジりを笑顔で受け止められる。塙さんも神田伯山さんも、生島さんへのリスペクトがあってこそのイジりだろうからね。

ナイツが長年愛される3つの理由

25年以上活躍してきたナイツが今も輝き続ける理由を、おじさん的に分析してみようか。

1. 「計算された間違い」の精度の高さ 塙のボケは単純な間違いじゃない。「絶妙にあり得なくもない間違い」を積み上げることで、観客が「なんでその情報知ってんだ」「どこで仕入れてきたんだ」と思わず笑ってしまう構造になっているんだよ。これは高い芸の精度があってこそさ。

2. 土屋のツッコミの安定感 どんな無茶なボケが来ても、土屋のツッコミが笑いをしっかりまとめてくれる。20年以上培ってきたコンビの呼吸は、若手コンビには真似できない熟練の技だよ。

3. 時事ネタを取り込む柔軟性 「やほーで調べた」というフォーマットを使うことで、最新の芸能・スポーツ・社会ネタを何でも取り込める。ネタが古くなりにくい、実に賢いスタイルさ。

まとめ

どうだったかな?ナイツって、ただ面白いコンビってだけじゃなく、漫才の歴史の中でも独自の地位を確立した実力派なんだよ。

生島ヒロシさんにファイティングポーズを取らせてしまうほどのイジりを繰り出せる塙さん、そして相変わらずキレのあるツッコミで支える土屋さん——この2人のコンビワークを、おじさんはこれからも楽しみに見ていくよ。

次にナイツのネタを見るときは、「このボケの精度の高さ」と「ツッコミのタイミング」に注目してみてよ。きっと漫才の見方が変わるはずさ。それじゃあ、またうんちくを聞かせてあげるからね!