やあやあ、ちょっと聞いてくれよ。今日はサッカー界でなかなか面白いことが起きてるんだよ。ウルグアイ代表FWのダルウィン・ヌニェスが、今夏にフリー移籍になるかもしれないという話だ。
「フリー移籍って何が面白いの?」って思うかもしれないね。でもまあ、話を聞いてくれよ。このヌニェスという選手、昨夏にリヴァプールからサウジアラビアのアル・ヒラルへ推定5300万ユーロ(約98億円)という巨額の移籍金で移籍したばかりなんだ。それがたった1シーズンでフリーになるんだから、なかなかドラマチックな話じゃないか。
ダルウィン・ヌニェスという選手
1999年6月24日生まれ、現在26歳。ウルグアイ北部の都市アルティガス出身、身長187センチの右足利きFWだ。
キャリアはウルグアイの名門クラブ、ペニャロールからスタート。2019年にスペイン2部のアルメリアへ渡ると、30試合16ゴールという爆発的な活躍を見せた。その後ポルトガルのベンフィカへ移籍し、2021-22シーズンには28試合でなんと26ゴールという驚異的な数字を叩き出した。
この活躍を見てリヴァプールが動いた。2022年夏、ヌニェスは8500万ポンドという大型移籍金でリヴァプールに加入。プレミアリーグでの3シーズンで143試合40ゴールを記録した。「リヴァプールのファンは僕を家族のように迎えてくれた」と語るほど、ファンとの絆も深かったんだよ。
サウジ移籍と、まさかの登録外
2025年夏、ヌニェスはリヴァプールを離れ、アル・ヒラルへ移籍した。移籍金は推定5300万ユーロ(約98億円)。アル・ヒラルはAFCチャンピオンズリーグでも複数回の優勝経験を持つ、アジアを代表するビッグクラブだ。
今シーズンは順調なスタートを切り、公式戦24試合9ゴール5アシストを記録した。しかし2026年2月、大きな転機が訪れた。2022年のバロンドール受賞者であり、元フランス代表のカリム・ベンゼマがアル・ヒラルに加入したんだ。
なぜ登録外になったのか
サウジ・プロフェッショナルリーグには外国人選手の登録枠に制限がある。リーグ戦に登録できる外国人選手数に上限があるため、ベンゼマが入ったことでヌニェスが枠からはじき出されてしまった。結果、ヌニェスはリーグ戦の登録外になり、AFCチャンピオンズリーグ・エリートにのみ出場できる状況になってしまった。
チームの指揮官も「難しい決断だった」と認めている。実力的には申し分ないのに、ルールに阻まれるというのは、なんとも皮肉な話だよな。
今夏、フリーで市場に!
英国メディア『Mirror』によると、ヌニェスとアル・ヒラルは今シーズン終了後に契約解除で合意に向かっているという。しかもヌニェスは巨額の年俸を放棄してでも新天地を求めるという、相当な覚悟の決断をしているんだよ。
フリーエージェントとして市場に出れば、移籍金ゼロで獲得できる。26歳でまだキャリアの全盛期にあるFWをコストゼロで手に入れられるとなれば、欧州中のクラブが注目するはずだよ。
現在名乗りを上げているのはプレミアリーグのチェルシーとニューカッスルだという。チェルシーはここ数年で大規模な投資を続けているクラブで、ニューカッスルは2021年にサウジアラビアの投資会社が買収した急成長中のクラブだ。どちらも十分な資金力を持っている。
一方、古巣のリヴァプールは今のところ再獲得については考えていないとも報じられている。ヌニェス自身は2026年3月にウルグアイ代表でイングランドを訪れた際、「(アンフィールドに)戻ってくると、ファンが恋しいね」と語っていただけに、少し切ない話ではあるけどね。
まとめ
8500万ポンドで獲得され、約98億円で売却され、そしてフリー移籍に。ダルウィン・ヌニェスの26年の人生はまるでサッカーのドラマそのものだよ。ベンフィカで28試合26ゴール、リヴァプールで143試合40ゴール——実力は間違いないんだ。
チェルシーかニューカッスルか、はたまた予想外のビッグクラブか。今夏の移籍市場の最注目選手のひとりが、このヌニェスだよ。おじさん的にはこの続きをしっかり見届けるつもりさ。サッカーってのは、こういうドラマがあるから面白いんだよ!
おじさんのうんちくコーナー:ウルグアイという「小さな大国」
ヌニェスの出身地、ウルグアイ。人口はたった約350万人の小国なんだが、サッカーの歴史では別格の存在だよ。
FIFAワールドカップの優勝回数は2回。1930年の第1回大会を自国開催で制し、1950年のブラジル大会ではあの「マラカナンの悲劇」でブラジルを2対1で下して世界を驚かせた。約20万人収容のマラカナンスタジアムを静寂に包んだ歴史的な大逆転だ。そして2010年の南アフリカ大会ではベスト4にも輝いている。
そして近年も、リヴァプールで活躍したルイス・スアレス、エディンソン・カバーニに続き、ダルウィン・ヌニェスという世界屈指のストライカーを輩出している。「バリオ(地域)のサッカー文化」と呼ばれる路上サッカーの伝統が根付くこの国で、ヌニェスも北部の小都市アルティガスからその文化の中で育ってきたんだね。人口350万人の国が、なぜここまで一流FWを生み出し続けるのか——それだけでもう立派なうんちくだろう?