やあやあ、おじさんだよ。今日はちょっと政治の話をしようと思うんだけど、まあ聞いてくれよ。「政治の話は難しそう」なんて思っている君に、わかりやすく解説してあげるからさ。

今、日本の政界でじわじわと存在感を増している政党がある。その名も「参政党」だ。よく耳にするようになってきたけど、「実際どんな党なの?」と首をひねっている人も多いんじゃないかな。今日はおじさんがじっくり解説してあげるよ。

参政党とは何者か?ゼロから作り上げた国政政党

参政党が誕生したのは2020年のことだ。設立の背景には「今のままの政治では日本が日本ではなくなってしまう」という危機感があったんだよ。おじさんに言わせれば、特定の支援団体も大企業の資金もなく、「普通の国民」が集まって作り上げたというのが、この党の最大の特徴なんだよ。

代表を務めるのは神谷宗幣(かみや・そうへい)氏。彼の経歴がまた面白いんだよ。関西大学法科大学院を卒業後、「日本の若者の意識を変える」という目標を掲げて、2007年に大阪府吹田市議会議員に初当選。そこから2期6年、地元密着の議員活動を続けた。

さらに2013年には、政治・歴史・経済をテーマにしたネットチャンネル「CGS(チャンネルグランドストラテジー)」を開設して、若者への啓発活動を続けてきたんだ。SNSやYouTubeを使って政治を広めようとした先駆者の一人、というわけだね。

2025年参院選で大躍進!数字が物語る快進撃

さて、参政党がいちばん話題になったのが2025年7月20日に行われた第27回参議院議員選挙だ。

この選挙で参政党は比例代表で得票率12.55%を獲得したんだよ。「それがどうしたの?」と思うかもしれないけど、聞いてくれよ。前回2022年の得票率は3.33%だったんだ。つまり、わずか3年で約3.8倍に支持が伸びたってことだ。これはなかなかの躍進だろう?

候補者10人を立てて、そのうち7人が当選という結果を出した。

トップ当選を果たしたのは現職の梅村みずほ議員で、個人票はなんと211,527票。2位の新人・あだちゆうじ氏(弁護士)が179,121票、続いてあんどう裕氏(税理士)が118,567票、松田学氏(団体役員)が88,419票と続いたんだ。ちなみに候補者の有権者数は103,591,806人——つまり約1億人の有権者の中でこれだけの支持を集めたわけだよ。

おじさんの豆知識コーナー

「参政党」という名前、考えたことあるかい?「参政」というのは「政治に参加する」という意味だよ。普通、日本の政党名って「民主」とか「自由」とか抽象的な言葉が多いだろう?ところが参政党は「国民が直接政治に参加する」というコンセプトをそのまま党名にしちゃったわけだ。これはなかなか大胆な命名だと思わないかい?

実はね、日本の政党史を振り返ると、支持母体なし・業界団体なし・企業献金なしという条件でゼロから国政政党として成立させるのは、かなりチャレンジングなことなんだよ。政治資金の面でも、普通の政党は業界団体や企業からの献金に頼るところが多いんだけど、参政党はSNSや草の根の寄付で動いてきた。2020年の結党からわずか5年で比例得票率12%超というのは、既存の政治の常識からすると異例の速さなんだ。

おじさんが注目する参政党の3つのポイント

1. 議員の多様な職業バックグラウンド

参政党の議員をよく見ると、職業が実に多様なんだ。これが既存政党との大きな違いだよ。

  • 吉川りな議員(衆議院・比例九州ブロック):大阪府立大学看護学部卒の保健師・看護師出身
  • あだちゆうじ氏(2025年参院選当選、43歳):弁護士として「国民参加で、憲法を創る」を公約に掲げた
  • 岩本まな氏(2025年参院選当選、60歳):医師・皮膚科専門医
  • 後藤翔太氏(2025年参院選候補、42歳):ラグビー元日本代表・ラグビー解説者・マネジメントコンサルタントという三刀流

元ラグビー日本代表が参議院選挙に出馬するというのは、おじさんも「こりゃ面白い時代になったな」と思ったよ。

2. 地方議員ネットワークの着実な拡大

参政党は国政だけじゃなく、地方にも根を張ってきている。副代表の川裕一郎氏は石川県議会議員を務め、佐賀県武雄市議会の朝長勇氏(九州大学経済学部卒・元システムエンジニア)、鳥取県大山町議会の豊哲也氏(岡山大学理学部物理学科卒・元楽天ECコンサルタント)、静岡県伊東市議会の石島しげお氏など、全国の地方議会にも議員を送り込んでいる。地方から積み上げていくという戦略は、本気度が感じられるよ。

3. SNSとメディアを駆使した情報発信

神谷代表は2026年1月に「選挙ドットコムちゃんねる」に出演し、衆院選の候補者擁立戦略について語った。また「赤坂ニュース」という番組シリーズでは、EV自動車問題や日本のエネルギー政策について、キヤノングローバル戦略研究所の杉山大志氏らと対談形式で発信を続けている。こういったメディア戦略が若い世代への浸透につながっているんだね。

まとめ——草の根の力で政治は変えられるか

ちょっと聞いてくれよ、おじさんが思うにさ、参政党は日本の政治史においてかなり珍しいポジションにいる政党だよ。

2020年にゼロから結党して、2025年参院選では得票率12.55%・7議席を獲得するまでに成長した。前回比で約3.8倍の得票率というのは、数字として純粋に注目に値する。草の根の支持とSNS・YouTube戦略を組み合わせた新しい政治スタイルは、既存政党にはなかなか真似しにくいやり方だとも言えるね。

もちろん政治には様々な見方があって、おじさんはどの党を応援しろとは言わないよ。でもね、「普通の人が政治を動かせる」という可能性を示した政党として、その動向は注目に値するんじゃないかな。興味があったら、ちゃんと自分で調べて、自分の頭で考えてみてくれよ。それが「参政」の精神ってもんだと、おじさんは思うよ。