やあやあ、久しぶりだね。今日はね、「京セラ」について話そうと思うんだ。
K-POPが好きな人なら最近こんなニュースを聞いたんじゃないかい? 人気グループ「IVE(アイヴ)」が京セラドーム大阪でライブを初開催して、なんと2日間で7万9000人を動員したんだよ。メンバーのウォニョンちゃんが関西弁で「ありがとう!めっちゃうれしいわ〜」と感謝を伝えて、会場が大いに沸いたって話だ。
でもさ、「京セラドーム」って聞いて、「そういえば京セラって何の会社なんだろ?」って思った人、いるんじゃないかな。おじさんに言わせれば、そこが今日の本題だよ。
京セラドームを作った会社の正体
京セラ株式会社は、1959年4月1日、稲盛和夫さんが京都市中京区西ノ京原町に設立した「京都セラミック株式会社」が前身なんだ。当時の資本金はたったの300万円。社員28人からのスタートだったんだよ。
それが今や、2025年3月期の売上高は連結で2兆144億円超え、従業員数は連結で7万7136人という大企業に成長しているんだから、驚くよね。本社は京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地にあって、東京証券取引所プライム市場(証券コード:6971)にも上場している。
「セラミック」って聞くと、食器のイメージがあるかもしれないけど、京セラが専門としているのは「ファインセラミックス」という、もっと高度な素材なんだよ。これが実はとんでもない技術なんだ。
おじさんが語る京セラの深イイ話
ファインセラミックスってなんだ?
ちょっと聞いてくれよ。ファインセラミックスというのは、酸化アルミニウムや窒化ケイ素などの無機材料を精密に焼成して作る高性能素材のことだ。金属よりも硬くて耐熱性が高く、錆びないという特性があるんだよ。
京セラはこの技術を活かして、スマートフォンの部品、半導体製造装置の部品、太陽電池、さらには医療用インプラントまで、幅広い製品を作っている。「セラミックってそんなに使われてるの?」ってびっくりするよね。実はあなたのスマホの中にも、京セラの技術が入っている可能性が高いんだよ。
創業者・稲盛和夫という人物
まあ、聞いてくれよ。京セラを語るうえで絶対に外せないのが、創業者の稲盛和夫さんだ。1932年1月21日、鹿児島市生まれ。鹿児島大学工学部を卒業後、京都の松風工業に就職してファインセラミックスの研究を始めたんだ。
稲盛さんは京セラを成功させた後、1984年には第二電電(現・KDDI)を設立。さらに2010年には経営破綻した日本航空(JAL)の再建を引き受け、わずか1年で黒字化させたという伝説的な経営者なんだよ。2022年8月24日に90歳で亡くなられたけど、「アメーバ経営」と呼ばれる独自の経営哲学は今も世界中のビジネス界で語り継がれている。
現在、京セラはKDDIの筆頭株主でもあるんだ。ドコモやauとは別の話として、「携帯電話の父」とも言える稲盛さんの遺産が今も経済界に生きているわけだよ。
半導体・医療・モビリティ…京セラの今
現在の京セラは、セラミックスだけじゃなく、事業を大きく広げている。半導体製造工程に必要な精密部品、医療現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支えるシステム、そして自動車などのモビリティ分野にも力を入れているんだよ。
純資産は連結で3兆2177億円(2025年3月31日時点)というから、財務的にも非常に安定した企業だよね。従業員数7万7000人超、グローバルに事業を展開する「京都発の世界企業」だよ。
京セラドキュメントソリューションズという子会社は、プリンターや複合機の分野でも活躍していて、最近では「FOREARTH」というファッション向けの捺染インクジェットプリンターまで開発して話題になっているんだ。
まとめ — ドームも電子部品も、実は同じルーツ
さてさて、IVEのコンサートで「京セラ」って聞いて「なんか会社名かな?」くらいに思ってた人も、今日でちょっとは詳しくなったんじゃないかい?
1959年に300万円、社員28人で始まった京都のセラミックス屋さんが、今や売上2兆円超えのグローバル企業になって、自分たちの名前を冠したドームで7万9000人ものK-POPファンが熱狂している。なんか、すごい話だよね。
技術と経営への信念が積み重なって、こういう風景が生まれるんだなあと、おじさんはしみじみ感じるよ。IVEのウォニョンちゃんが関西弁でお礼を言っている映像の背景に、稲盛和夫さんの物語があるなんて、知ったら余計に感慨深いんじゃないかい?
まあ、そんなうんちくを頭の片隅に置きながら、次のK-POPライブでも楽しんでくれよ。おじさんはそれで満足だよ!
おじさんの豆知識コーナー 〜「京セラドーム」の名前の秘密〜
今回IVEがライブをやった「京セラドーム大阪」、正式名称は「京セラドーム大阪」だけど、2006年にネーミングライツ(命名権)を京セラが取得するまでは「大阪ドーム」という名前だったんだよ。収容人数は野球で約3万6000人、コンサートなどでは最大7万人以上を収容できる巨大施設だ。
IVEが今回動員した7万9000人というのは、実に2日分の合計数字。1日あたり約4万人近くをこのドームに集めたことになるわけで、K-POPアーティストとしてもかなりの大きな規模の公演だったんだよ。
ちなみに「ネーミングライツ」という制度、日本で本格的に広まったのは2000年代に入ってからのこと。球場やホールに企業名をつける代わりに年間で数億円規模の契約料が支払われるケースも多いんだ。スポーツや音楽の会場名に企業名が増えたのはそのためだよ。