やあやあ、久しぶりだね。今日はバスケットボールの話をしようじゃないか。
NBAが好きな人なら「マーカス・スマート」という名前を聞いたことがあるはずだ。でもね、この選手の本当のすごさを知っている人は意外と少ない。おじさんが今日はたっぷり語ってあげよう。
マーカス・スマートとは何者か?
1994年3月6日、テキサス州フラワーマウンド生まれのマーカス・オズモンド・スマート。身長193cm、体重100kgのポイントガード兼シューティングガードだ。
2014年のNBAドラフトで、ボストン・セルティックスから全体6位という高評価で指名された。これがどれほどすごいかわかるかい?ドラフトは毎年60人しか指名されない。その中でも上位6番目というのは、将来を嘱望されたエリート中のエリートということさ。
オクラホマ州立大学で2年間プレーし、2013年にはビッグ12最優秀選手賞とウェイマン・ティスデイル賞も受賞している。大学時代からその才能は折り紙付きだったわけだ。
セルティックスでの9年間と「守備の神様」への道
スマートはボストン・セルティックスで2014年から2023年まで、実に9年間プレーした。ボストンのファンから熱烈に愛された存在だったが、その理由はただ一つ——守備への圧倒的なコミットメントだ。
2021-22シーズン、スマートはついにNBA最優秀守備選手賞(DPOY)を受賞する。これはリーグ全体で最も守備が優れていると認められた証だ。さらにNBAオールディフェンシブファーストチームに3回(2019、2020、2022年)選出され、NBAハッスル賞も3回(2019、2022、2023年)獲得している。
2021-22シーズンはチームをNBAファイナルまで導き、ゴールデンステート・ウォリアーズと対戦。全6試合で1試合平均15.2得点、5アシストという数字を残したが、2勝4敗で惜しくも敗退した。
2020年1月19日のフェニックス・サンズ戦では、1試合で11本のスリーポイントを成功させ、キャリアハイとなる37得点をたたき出した場面もある。守備の人というイメージが強いが、やれば得点も取れるんだよ。
ロサンゼルス・レイカーズへの電撃加入
2023年6月22日、クリスタプス・ポルジンギスが絡む3チーム間のトレードでセルティックスからメンフィス・グリズリーズへ移籍。さらに2025年2月6日には別のトレードでワシントン・ウィザーズへ。そして2025年7月19日、ロサンゼルス・レイカーズと2年契約(2年目はプレイヤーオプション)を結んだ。契約金額はなんと1100万ドル(約16億円)だ。
この加入の背景が面白い。ESPNのシャムス・シャラニア記者によると、スーパースターのルカ・ドンチッチがスマートの勧誘に大きな役割を果たしたという。ドンチッチは攻守両面で優れた選手と一緒にプレーしたいという意思を明確にしていたそうだ。
さらに、レブロン・ジェームズが自身のポッドキャストの中で、息子ブロニーの理想的な選手像としてマーカス・スマートの名前を挙げていたというエピソードもある。そのレブロンと今や同じチームでプレーしているわけで、縁とは不思議なものだね。
最近のニュースでは、スマート自身も「レブロンのチームにいられることが嬉しい、プレーオフで対戦相手じゃなくて良かった」とコメントしているそうだ。それだけレブロンの存在感がすごいということだよ。
近年のケガとレイカーズでの期待
ただ、おじさんとしては正直に話さなくちゃいけない。スマートは近年ケガに悩まされており、過去2シーズンで出場した試合数がわずか54試合にとどまっている。NBAのレギュラーシーズンは82試合あるから、これは半分以下だ。
それでもレイカーズがスマートを獲得したのは、ポイント・オブ・アタック(最前線)での守備強化とガードの層を厚くするという明確な目的があったからだ。2025年のプレーオフでわずか1勝しか挙げられずに敗退したレイカーズにとって、守備力の向上は急務だった。
レイカーズは今オフ、スマートに加えてデアンドレ・エイトンとの2年契約(7月2日)、ジェイク・ラレイビアとの2年契約(6月30日)、そしてNBAドラフト全体36位のアドゥ・ティエロ指名(6月26日)と着実な補強を続けている。スマートはその中でも守備の要として期待されているわけだ。
まとめ
どうだい、マーカス・スマートという選手の全貌が見えてきただろう?
2014年に全体6位でドラフトされ、9年間セルティックスで愛され、2022年にDPOYを受賞し、そして2025年にレイカーズでルカ・ドンチッチやレブロン・ジェームズと共にプレーする——なかなか波乱万丈なキャリアじゃないか。
おじさんに言わせれば、守備の選手というのは得てして正当に評価されにくいものだ。派手なダンクやロングシュートは目立つが、相手のエースをシャットダウンする地道な仕事はなかなか数字に表れない。それでも1100万ドルの契約を勝ち取ったスマートは、本当に価値のある選手だということさ。
プレーオフでレブロン・ジェームズのレイカーズがどこまで勝ち上がれるか、マーカス・スマートの守備がどれほど機能するか——バスケファンのみんなにはぜひ注目してほしいね。おじさんも楽しみにしているよ。
おじさんのうんちくコーナー:「コブラ」というニックネームの由来
まあ、聞いてくれよ。スマートのニックネームは「コブラ(Cobra)」なんだが、これはただのかっこいい名前じゃない。コブラは攻撃する瞬間まで静かに待ち、一瞬で相手に牙を突き立てる蛇だ。スマートのディフェンススタイルがまさにこれで、相手のボールハンドラーを辛抱強くプレッシャーをかけ続け、スティールの瞬間を狙うスタイルからついた名前さ。
NBAのスティール部門では長年トップクラスの成績を残しており、2022年のDPOY受賞時には1試合平均1.7スティールを記録していた。ガードポジションでこれほど守備に特化した選手は、NBAの歴史の中でも珍しい存在なんだよ。