やあやあ、久しぶりだね。今日はちょっと株の話をさせてくれよ。

テスラ(Tesla, Inc.)、ティッカーシンボルは「TSLA」。NASDAQに上場しているこの銘柄、2026年4月22日の今日がまさにQ1(第1四半期)決算発表日なんだよ。決算説明会は日本時間でいえば4月23日の早朝、現地時刻の午後5時30分(EDT)にスタートする。おじさん、今日はそのテスラ株について、うんちくたっぷりで語ってあげようじゃないか。


テスラ株、今どういう状況なんだい?

2026年4月21日の終値は386.42ドル(前日比-6.08ドル、-1.55%)。時価総額はなんと1.45兆ドル(約1,450億千ドル)という巨大企業だ。発行済株式数は37億5,243万株以上ある。

でもね、ちょっと聞いてくれよ。この株、52週(約1年)の値動きを見ると、高値が498.83ドル(2025年12月22日)、安値がなんと222.79ドル(2025年4月21日)なんだ。つまりちょうど1年前の同じ日に底を打って、そこから2倍以上になったわけだ。ドラマチックだろう?

PERが350倍超え!?それって高すぎない?

PER(株価収益率)がTTMベースで351.29倍というのを見てびっくりした人も多いだろう。EPSは1.10ドル(直近12ヶ月)。つまり1株あたり1ドルちょっとしか稼いでいないのに、386ドルもの値段がついているわけだ。

おじさんに言わせれば、これが「夢の株」と「高すぎる株」の紙一重のところなんだよ。ベータ値(市場感応度)も1.91と高く、市場全体が1%動けばテスラは約2%動くという、非常にボラティリティの高い銘柄なんだ。


Q1 2026決算、何が注目されてるの?

今回の決算で市場が最も注目しているのが以下の3点だ。

  1. 車両納入台数の回復トレンド — Q1は前四半期比で微増の見通し。でもアナリストの期待ラインを超えられるかが問題だ
  2. ロボタクシー(Robotaxi)事業の進捗 — テスラが将来の収益柱と位置づけているが、展開が遅れ気味という懸念が出ている
  3. コスト構造と利益率 — BNPパリバ(BNP Paribas)が強気な弱気(ベアリッシュ)スタンスを取り、成長への疑問符と高コスト体質を指摘している

MarketWatchは「テスラ投資家が本当に注目すべきポイント」として、車両販売の数字そのものよりもエネルギー事業の伸びとロボタクシーのタイムラインを挙げている。

テスラの事業って自動車だけじゃないんだよ

まあ聞いてくれよ、テスラには大きく分けて2つの事業セグメントがあるんだ。

① 自動車事業 モデル3、モデルY、モデルS、モデルX、そしてサイバートラック(Cybertruck)の設計・製造・販売。中古車販売、保証外メンテ、有料スーパーチャージング、保険サービスも含む。

② エネルギー生成・貯蔵事業 家庭向けの「パワーウォール(Powerwall)」と大規模施設向けの「メガパック(Megapack)」を中心とした太陽光発電・蓄電システムだ。このセグメント、実は近年急成長していて、テスラの「次の柱」として期待されているんだよ。

おじさんのうんちくコーナー

テスラのティッカー「TSLA」の由来、知ってたかい?

「TSLA」は単純に「Tesla」を略したものだけど、テスラという社名の由来は19世紀の天才発明家、ニコラ・テスラ(Nikola Tesla、1856〜1943年)だ。交流電流(AC)の普及に貢献し、エジソンと「電流戦争」を繰り広げた人物として有名だよ。

しかし面白いのはここからだ。テスラ(会社)を創業したのはイーロン・マスク(Elon Musk)ではないんだ!実際の共同創業者はマーティン・エバーハード(Martin Eberhard)とマーク・タルペニング(Marc Tarpenning)で、2003年7月1日に設立されている。マスクは翌2004年にシリーズA投資家として参加し、後にCEOになったんだよ。

さらにもう一つ。テスラの工場「ギガファクトリー(Gigafactory)」という名前、「ギガ(Giga)」は10億を意味する単位だ。年間数十ギガワット時(GWh)規模のバッテリーを生産するという野望から命名された。テキサス州オースティンの「ギガテキサス」では2022年から本格稼働し、サイバートラックもここで製造されているんだよ。


アナリストの評価は割れている

現在のアナリスト目標株価(1年後の予想)は平均415.81ドル。現在の386ドルからすると約8%の上値余地があるということになる。

ただし、BNPパリバはベアリッシュ(弱気)スタンスを明確にしており、成長性への疑問と高いコスト構造を問題視している。一方でYahoo Financeの掲示板では「強く買いたい」が33.33%、「買いたい」が55.56%と、約89%が強気という状況だ。プロとリテール投資家で見方が大きく分かれているのが面白いところだね。

Finvizなどの分析ツールでは「決算前の売り候補」として挙げる声もある。決算発表前後は株価が大きく動く傾向があり、実際にテスラは過去にも決算前後に10〜20%動くことがあった銘柄だ。


まとめ — おじさん的テスラ株の見方

テスラという会社、単なる「EVメーカー」と思ったら大間違いだよ。バッテリー技術、エネルギー貯蔵、そして将来的なロボタクシーとAI事業まで手を伸ばす「テクノロジーコングロマリット」として評価されているんだ。

だからこそPER350倍超えでも買い続ける投資家がいる一方で、「実態に対して割高すぎる」という批判も絶えない。

今日2026年4月22日の決算発表で、その答えの一端が出るわけだ。おじさんはただ眺めているだけだが、君が投資判断をするなら、決算の数字だけじゃなく、ロボタクシーとエネルギー事業のコメントをしっかり聞いてみてくれよ。そっちの方が長期的には大事な話になってくるはずだからね。

まあ、投資は自己責任でね。おじさんは責任取れないからさ!