やあやあ、久しぶりだね。今日はNBAの話をしようか。

ポートランド・トレイルブレイザーズの若きポイントガード、スクート・ヘンダーソンが最近話題になってるだろう?3ポイントシュートを決めて注目を集め、「リデンプション・アーク(再生の物語)」なんて呼ばれ方もしてる。おじさん、このスクートって子がね、実は相当なバックグラウンドを持ってるんだよ。せっかくだから、ちょっと掘り下げて語らせてもらおうじゃないか。

スクート・ヘンダーソンってどんな選手?

本名はスターリング・ヘンダーソン(Sterling Henderson)。2004年2月3日生まれ、ジョージア州マリエッタ出身の22歳さ。「スクート」ってのはね、赤ちゃんのころに床をものすごいスピードで移動する姿を見た家族がつけた愛称なんだよ。微笑ましいだろう?

NBAのポートランド・トレイルブレイザーズに所属していて、背番号は#00。身長191cm、体重92kgのポイントガードだ。2023年のNBAドラフトで全体3位指名を受けてプロ入りした。

ちなみに家族も相当なスポーツ一家でね、3人の姉はみんなNCAAディビジョンIでバスケットボールをプレーしていたんだ。両親も361°というトレーニングファクトリーを経営している。7人きょうだいの下から2番目というのも面白いね。

高校時代からズバ抜けてた

スクートはジョージア州のカールトン・J・ケル高等学校でバスケを磨いたんだが、これがまた凄まじい経歴なんだよ。

  • 2年目のシーズン:州大会1回戦でキャリアハイとなる49得点を記録し、同大会を通じて平均24得点でチームをベスト4に導く
  • 3年目のシーズン:平均32得点を記録し、チームを州大会優勝に導いて州の最優秀選手賞を受賞

「すごい選手だった」なんて言葉じゃ足りないよ。州大会で49点って、どれだけの怪物なんだっていう話さ。ジョージア大学やオーバーン大学からオファーが届いたけど、大学には行かずNBAへの近道を選んだんだ。

17歳でGリーグ最年少デビューの怪物

ここがおじさんが一番熱く語りたいところでね。スクートは大学をすっ飛ばしてNBAGリーグ・イグナイトというチームと契約したんだよ。

2021年5月21日に2年総額100万ドルの契約を結んで、2021年11月17日のサウスベイ・レイカーズ戦でプロデビュー。このとき、なんと17歳だった。Gリーグ史上最年少プレーヤーとして記録に名前が刻まれたわけだよ。

翌試合のサンタクルーズ・ウォリアーズ戦では31得点というキャリアハイを記録。「やっぱりただ者じゃないな」と業界中が注目し始めた。

ウェンバンヤマとの伝説の一戦

2022年10月、ドラフト直前のエキシビションマッチで、のちにNBAドラフト全体1位となるビクター・ウェンバンヤマ擁するメトロポリタンズ92と対戦した。

第1戦でスクートは28得点・5リバウンド・9アシストという圧巻のパフォーマンスで勝利に貢献した。このとき「ウェンバンヤマよりもスクートのほうが先に全体1位になるかも」とすら言われていたんだぞ。

結果的に2023年ドラフトはウェンバンヤマが全体1位でサンアントニオ・スパーズへ、スクートが全体3位でポートランドへ。今や両者の再会が「スパーズにとっての幻想」として語られているっていうんだから、NBAの世界は因果だよね。

おじさんの豆知識コーナー:NBAドラフト全体3位の系譜

NBAドラフト全体3位というのはね、実はとんでもない選手たちが並んでいるポジションなんだよ。過去にはドウェイン・ウェイド(2003年)クリス・ポール(2005年)もドラフト全体3位から輝かしいキャリアを歩んだ。特にドウェイン・ウェイドは全体1位でもなく2位でもなく「3位」から、あのマイアミ・ヒートを率いてNBAチャンピオンを3度獲得した(2006年、2012年、2013年)。

スクートのニックネーム「スクート」は英語でサッと素早く移動するという意味もある。「Scoot away(サッと逃げる)」というイディオムがまさにそれ。赤ちゃん時代の動きがそのまま名前になったというのは、なんとも運命的じゃないか。ポイントガードの素質は生まれながらに備わっていたのかもしれないね。

リデンプション・アークって何だ?

最近、スクートに対して「リデンプション・アーク(redemption arc)」という言葉が使われるようになってきた。これはね、「再生の物語」とか「復活劇」という意味さ。

ドラフト全体3位で鳴り物入りで入団したものの、ルーキーシーズンは期待に応えるのに苦労した部分もあった。だけど今シーズンは3ポイントシュートを含む積極的なプレーで存在感を示し始めている。ブレイザーズファンにとってはこの成長がうれしい反面、「スクートが成長しすぎると再建計画が変わるかも」という複雑な事情もある。強いチームを作るためにはドラフト上位指名権が必要で、そのためには負け越しも必要…。ファンの複雑な気持ち、おじさんにはよくわかるよ。

まとめ

どうだい、スクート・ヘンダーソンって面白い選手だろう?

2004年2月3日生まれの22歳が、17歳でGリーグ最年少デビューを果たし、全体3位でNBA入りして、今まさに「再生の物語」を書こうとしている。ウェンバンヤマとの対決でスポーツ史に名を刻み、名門の系譜を受け継ぐドラフト全体3位という数字を背負いながら成長を続けているんだ。

NBAの若手シーンはね、見ていて本当に飽きないよ。おじさんはこれからもスクートの活躍を追いかけるつもりさ。君もぜひ、ポートランド・トレイルブレイザーズの試合をチェックしてみてくれよ。まだまだ面白い話が出てくるはずだからね。

じゃあ、またうんちく話を持ってくるよ!