やあやあ、久しぶりだね。今日はね、まさに旬の話題——春の園遊会について、おじさんがたっぷり語ってあげようと思うんだ。テレビのニュースで「招待された」「歩かれた」なんて映像を見るだけじゃもったいない。その裏にある歴史や仕掛けを知ると、ぐっと面白くなるんだよ。まあ、聞いてくれよ。

園遊会って、そもそも何なんだい?

園遊会(えんゆうかい)は、天皇・皇后両陛下が各界の功績者を招いて開かれる宮廷行事だ。毎年春(4月下旬〜5月上旬)と秋(10月下旬)の2回、東京・港区の赤坂御苑で行われる。会場の赤坂御苑は約203,000平方メートル(東京ドーム約4.3個分)という広大な庭園で、普段は一般公開されていない、まさに「特別な空間」なんだ。

招待客の数は毎回約2,000人前後。政治家、官僚、スポーツ選手、芸術家、学者、地域の功労者など、文字通り各界のVIPが集まる。戦後に現在の形が始まったのは1953年(昭和28年)のこと。以来70年以上にわたって続く伝統行事なんだよ。

今年の注目は「りくりゅう」ペアだ!

さて、今年2026年春の園遊会で注目を集めているのが、フィギュアスケートペアの三浦璃来・木原龍一組——通称「りくりゅう」だ。

この二人、実はとんでもない実績の持ち主でね。2023年3月のさいたまスーパーアリーナで開催された世界選手権で日本ペア史上初の金メダルを獲得し、翻って2024年モントリオール世界選手権でも連覇を果たした。日本がペア競技で頂点に立つなんて、長年フィギュアスケートファンが夢に見てきたことだよ。

園遊会には過去にも多くのスポーツ選手が招かれてきた。2014年ソチ五輪金メダリストの羽生結弦さんや、3度の世界選手権優勝を誇る浅田真央さんも招待されたことで話題になったね。こうした若きアスリートが天皇・皇后両陛下とお言葉を交わす場面は、毎回メディアの注目を集めるんだ。

おじさんが教える園遊会の豆知識3選

① お振る舞いメニューが意外と豪華!

園遊会では招待客に飲食が振る舞われる。一般的にはサンドイッチ、ケーキ、各種飲み物などだが、今年2026年春の園遊会ではジンギスカンがメニューに加わると報じられて話題になっている。宮廷行事にジンギスカンとは驚きだろう? またノンアルコール飲料の選択肢も増えており、近年の多様化するライフスタイルに対応している点も面白い。かつてはビールやシャンパンが中心だったが、時代とともに変化しているんだね。

② 和装と洋装が入り混じる独特の光景

園遊会は「和洋折衷」の視覚的なカオスがまた魅力でね。招待客の服装に特定のドレスコードはないんだ(礼装が望ましいとされているが)。そのため会場を見渡すと、紋付き袴の男性の隣に燕尾服の外交官、振袖の女性の隣にスーツ姿の議員、という光景が広がる。朝日新聞が「和和洋洋和和洋…」と表現したのも、まさにその混在ぶりを言い得て妙だよ。

おじさんのうんちくコーナー:園遊会と「ガーデンパーティー」の違い

ちょっと聞いてくれよ。「園遊会」を英語にすると「Garden Party」——これはイギリス王室の伝統にならったものでね、日本の宮廷外交が明治時代から西洋文化を積極的に取り入れた名残なんだ。

イギリスのバッキンガム宮殿では毎夏3〜4回、1回あたり約8,000人を招く大規模なガーデンパーティーが開催される。日本の園遊会の約4倍の規模だよ。しかも招待状は「女王(現在は国王)陛下よりご招待」と書かれた金縁の紙で届くんだ。ドレスコードも厳格で、男性はモーニングコートかユニフォーム、女性は帽子着用が求められる。

一方、日本の園遊会は明治初期、当時の太政大臣・三条実美が欧米の宮廷文化を参考に「夜会」として始めたのが原型とされている。それが昭和28年に現在の昼間の屋外形式に落ち着いたんだ。約70年の歴史の中で、形式は少しずつ変わりながらも「各界功労者を慰労する」という本質は変わっていないわけだよ。

③ 天皇陛下が約1時間かけて歩かれる「お列」の裏側

園遊会のハイライトといえば、天皇・皇后両陛下が招待客の間を歩かれる「お列(おれつ)」だ。この行程、実は約1時間にわたって続く。2,000人もの招待客全員と言葉を交わすわけではないが、天皇陛下はその場で功績を認め、直接声をかけられる。招待客にとってこれが最大の「ご褒美」と言っても過言ではない。

かつて2019年の即位後初の園遊会では、天皇陛下が上皇陛下・上皇后陛下とともに初めて同席された場面が話題を呼んだ。これは極めて異例のことで、宮内庁関係者も「前例がない」と述べたほどだったんだ。

まとめ:知ると見方が変わる園遊会

さてどうだい、園遊会の見方が少し変わったかな? 単なる「偉い人が集まる行事」ではなく、昭和28年から70年以上続く伝統赤坂御苑という非日常の空間和洋折衷の独特の文化的混在、そして今年は日本ペア史上初の世界チャンプ「りくりゅう」の登場という見どころまで揃っている。

おじさんに言わせれば、こういう行事こそ「知識」を一枚はがすと、ぐっと面白みが増すものなんだよ。ニュースで园遊会の映像を見かけたら、今日の話を思い出してくれよ。じゃあまたね!