やあやあ、まあ聞いてくれよ。今年の春も「園遊会」の季節がやってきたんだが、ちょっと気になるニュースが流れてたじゃないか。フィギュアスケートの「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一ペアは招待されているのに、なぜ昨シーズンの女王・坂本花織は呼ばれていないんだ?という話さ。おじさん、これが気になって調べたら、実に奥が深い話だったんだよ。
春の園遊会とは何者か?
園遊会は天皇・皇后両陛下が主催する伝統的な行事で、毎年春(4月下旬)と秋(11月上旬)の年2回、東京・港区の赤坂御苑で開催されているんだ。広さはなんと約51,000坪(約168,000平方メートル)という広大な庭園でね、招待客はおよそ2,000人にも上る。
この行事の起源は明治時代まで遡る。1880年(明治13年)ごろから「観菊会」「観桜会」として始まり、戦後の1953年(昭和28年)に現在の「園遊会」という形式に整えられた。つまり70年以上の歴史を持つ格式ある行事なんだよ。
招待者は各界の著名人や功績者で、政財界・文化・スポーツ・学術・福祉など多岐にわたる分野から選ばれる。2026年4月の春の園遊会では、読売新聞が招待者名簿を公開しており、そこには様々な分野のスター名が並んでいるわけさ。
誰が誰を選んでいるのか?
さあ、ここからが本題だ。「りくりゅうは呼ばれるのに坂本花織はなぜ?」という疑問に答えるには、選考の仕組みを知る必要がある。
NEWSポストセブンが宮内庁と文部科学省に直接取材した報道によれば、招待者の推薦は各省庁・機関が担当しているんだ。スポーツ分野に関しては文部科学省が担当するが、推薦の基準のひとつは「国際大会での顕著な成績」とされている。
ここが重要なポイントでね。りくりゅう(三浦璃来・木原龍一)は2023年の世界フィギュアスケート選手権でペア種目において日本人ペア史上初の金メダルを獲得した。これが「顕著な国際成績」として評価されたわけだよ。
一方の坂本花織も2023年世界選手権で優勝し、2024年の世界選手権でも2連覇を達成した紛れもない世界チャンピオンだ。それでも招待されないのには、招待枠の総数が限られているという現実的な事情や、推薦タイミングの問題があるとも考えられる。宮内庁の説明では、すべての功績者を一度に招待することは物理的に不可能で、複数年にわたって招待が行われるケースも多いという。
招待基準のもうひとつの側面
実はおじさんが面白いと思ったのはここからさ。スポーツ選手だけじゃなく、園遊会の招待者には実にバラエティ豊かな人たちが選ばれているんだ。
2026年春の招待者名簿(読売新聞報道)によれば、スポーツ選手のほかに、100歳以上の長寿者の代表、各都道府県の知事・議長、文化勲章受章者、社会貢献功労者なども含まれている。そう、園遊会は「功績を称える場」であると同時に、「様々な日本の顔」を集める国家的なセレモニーでもあるんだよ。
過去の招待歴を振り返ると、2019年の平成最後の園遊会では大谷翔平(当時エンゼルス)が招待され、当時23歳での参加が話題になった。また将棋の藤井聡太も2022年に招待されており、若い世代のチャンピオンも積極的に選ばれる傾向がある。
朝日新聞が伝えた「和洋和洋」の光景
朝日新聞の写真特集では、2026年の春の園遊会に向けた準備の模様が「和和洋洋和和洋…」というユニークな表現で紹介されていた。これは招待客のドレスコードを表しているんだよ。和服あり、洋服あり、その混在する様子が日本ならではの光景を生み出している、というわけさ。
ちなみにこの赤坂御苑という場所、普段は一般公開されていない。春の園遊会・秋の園遊会の2回だけ、招待客という形で一部の人だけが足を踏み入れることができる特別な空間なんだ。だからこそ招待状が届いた人は、その機会を誰もが光栄に思うわけさ。
まとめ — おじさんからひとこと
さてさて、今日は春の園遊会について熱く語ってきたわけだけど、どうだい?招待者の選び方一つとっても、こんなに奥深い話があったとは思わなかったろう?
りくりゅうが呼ばれて坂本花織が呼ばれないのも、「差別」でも「不公平」でもなく、複数年にわたる招待のローテーションや推薦タイミングの問題が絡んでいるわけだ。坂本花織だって、いずれ必ず赤坂御苑の芝生を歩く日が来るはずさ。
年に2回だけ開かれるこの特別な庭園で、天皇・皇后両陛下と約2,000人が言葉を交わす——日本の伝統と現代が交差するこの場所の話を、今度は君自身の目で確かめてみてくれよ。おじさんは、そういう「見えない仕組み」を知ることが、物事をもっと豊かに楽しむコツだと思っているんだ。
おじさんの豆知識コーナー:園遊会のドレスコードと「テント村」
まあ、聞いてくれよ。園遊会には厳格なドレスコードがある。男性は「モーニングコート」「紋付羽織袴」「スーツ」のいずれか、女性は「アフタヌーンドレス」「訪問着・色留袖」など格式ある装いが求められる。招待状にはこのドレスコードが明記されているんだよ。
そして面白いのが、赤坂御苑内には「テント村」と呼ばれる飲食スペースが設けられ、サンドウィッチやケーキ、アイスクリームなどが振る舞われることだ。昭和・平成の時代には、このアイスクリームが「お代わり自由」で行列ができることでも有名だったんだよ。招待されたVIPたちが列に並んでアイスを頬張る光景は、なんとも微笑ましいじゃないか。
ちなみに、外国人の招待者もいてね、過去には在日外交官や各国の要人も参加している。参加者には「新茶」が振る舞われることもあり、季節感を大切にした演出が随所に見られる。