やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさんの地元の話……じゃないけど、なかなか奥が深い滋賀県の話をしようと思うんだ。最近ちょっとニュースになってるしね。まあ、椅子に座って聞いてくれよ。
滋賀県、実はすごいところなんだぞ
滋賀県って聞くと「ああ、琵琶湖があるとこね」って思うだろう?それはそれで正解なんだが、それだけじゃないんだよ。
琵琶湖の面積は670.3平方キロメートル。滋賀県全体の面積が4,017平方キロメートルだから、じつに県面積の約6分の1を琵琶湖が占めてるわけだ。しかもこの湖、貯水量が約275億立方メートルで、近畿地方の1,450万人以上の飲料水・生活用水を支えてるんだよ。「滋賀県を制するものは近畿の水を制する」なんて言い方もあるくらいさ。
近江商人という偉大な先人たち
滋賀県といえば、もう一つ外せないのが近江商人だ。江戸時代から明治にかけて、現在の滋賀県(当時の近江国)を発祥とする行商人たちが全国で活躍した。「三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)」という経営哲学で知られ、この考え方は現代のCSR(企業の社会的責任)の原型とも言われている。
伊藤忠商事の創業者・初代伊藤忠兵衛(1842年生まれ)や、西武グループの礎を作った藤田屋一族なども近江商人の流れをくむ。現在の大手企業の中にも、そのルーツをたどると滋賀にたどり着くものが少なくないんだよ。
彦根城と国宝の話
彦根城は1622年(元和8年)に完成した城で、日本に5つしかない「国宝の城」の一つだ。残り4つは姫路城・犬山城・松本城・丸岡城。つまり全国で5つだけの超レアな国宝城の一つが滋賀にあるわけさ。
今、滋賀県で起きていること
近江鉄道の踏切事故
2026年4月17日、滋賀県東近江市で近江鉄道の踏切に自転車で進入した男性が列車と接触し、重傷を負う事故が発生した。現場はまさに前述の「警報器も遮断機もない第4種踏切」だった。
近江鉄道は1898年(明治31年)開業の歴史ある地方私鉄で、米原〜貴生川間などを結ぶ全長59.5キロメートルの路線を運行している。沿線には古い集落や農地が多く、こういった古典的な踏切が残りやすい環境でもある。地方鉄道における踏切の安全対策は、コスト面でも地域にとって大きな課題だよ。
知事選をめぐる動き
もう一つのニュースは政治の話。現在の滋賀県知事は三日月大造氏(1971年生まれ)で、2014年に初当選し現在3期目を務めている。次期知事選をめぐって、自民党滋賀県連が「独自候補の擁立は困難」として断念する公算が高まっているというんだ。
自民党が独自候補を立てられない背景には、党内の人材難や選挙情勢の分析があると言われている。地方選挙での与党の候補者確保難は滋賀に限らず全国的な課題だが、県政の行方に大きな影響を与える話だね。
滋賀県のもう一つの顔——交通の要衝
滋賀県は「通過するだけの県」なんて失礼なことを言う人もいるけど、それは大間違い。古来から東西を結ぶ中山道・東海道の結節点であり、現代でも名神高速道路・新幹線・JR東海道本線が走る交通の大動脈が集中している。
その交通量の多さは数字でもわかる。2023年の米原インターチェンジの一日平均利用台数は約2万7,000台超。製造業の工場も多く立地しており、経済産業省の工業統計では滋賀県の製造品出荷額が近畿2府4県の中で大阪府・兵庫県に次ぐ3位(約8兆円規模)になる年もある。意外だろう?
まとめ——滋賀県、もっと注目してあげてよ
おじさん的に言わせてもらえば、滋賀県は「琵琶湖だけの県」じゃないんだよ。国宝の城、近江商人の哲学、近畿の水がめとしての役割、交通・製造業の要衝……どれをとっても、きちんと知れば知るほど面白い場所さ。
そして今回の踏切事故の話は他人事じゃないよ。第4種踏切は全国に約3,400か所ある。自分の通勤路・散歩道にそんな踏切がないか、ちょっと確認してみてくれないか?
滋賀県のニュースをきっかけに、自分の安全を見直す——それがおじさんからの今日のメッセージさ。じゃあまた、次の豆知識を楽しみにしていてくれよ!
おじさんの豆知識コーナー:第4種踏切って何?
今回のニュースで話題になった「第4種踏切」、聞いたことあるかい?
日本の踏切には1〜4種類の分類があって、第4種はいちばん設備が簡素なもの。警報機も遮断機もない、ただの「✕マークの標識だけ」の踏切だよ。
国土交通省のデータによると、2023年度時点で全国に約3,400か所もの第4種踏切が残っている。かつては農道や小規模な生活道路に多く設置されたものだが、鉄道の高速化・交通量の増加とともに危険性が指摘され続けている。
近年の廃止・改良計画が進められているとはいえ、まだ数千か所が現役で残っているのが現実だ。今回の東近江市での事故もまさにこの第4種踏切が現場だった。自転車や徒歩での横断には「自分の目と耳で確認する」しか安全を確保する方法がないんだよ。渡るときは必ず左右を確認してくれよ。