やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさんが気になってしょうがないニュースを持ってきたよ。
「餃子の王将」といえば、日本人なら誰でも知っている中華料理チェーンだろう?あの安くてうまい餃子で一世を風靡した店が、2026年に入ってから3ヶ月連続で売上高がマイナスになっているというんだ。これは普通じゃないぞ、まあ聞いてくれよ。
餃子の王将、まずはその歴史から語ろうか
餃子の王将の1号店がオープンしたのは、1967年1月20日のことだ。場所は京都市中京区の四条大宮。当時の創業者・加藤朝雄が小さな中華料理店として始めたのが、今や全国に約740店舗(2024年度末時点)を展開する大チェーンになったわけだ。
運営会社は「王将フードサービス株式会社」で、東京証券取引所プライム市場に上場している立派な企業だよ。年間売上高は約900億円規模。これだけの規模の会社が、2026年1月・2月・3月と3ヶ月連続で前年同月比マイナスを記録したというんだから、尋常じゃないだろう?
客離れの主な原因は「値上げ」にある
王将といえばコスパの鬼、というイメージがあったよね。ところが近年、食材費や光熱費・人件費の高騰を受けて、段階的に値上げを実施してきた。2022年から2024年にかけて、主力メニューの価格はトータルで10〜20%程度上昇している。
象徴的なのが「餃子(6個)」だ。長らく220円前後だった価格が、現在は286円(税込)になっている。約30%の値上げだよ。「安くてうまい」が代名詞だった王将にとって、これは客層のイメージと微妙にずれてきた部分があるんじゃないかとおじさんは思うね。
競合他社の台頭も見逃せない。「日高屋」「バーミヤン」「大阪王将」といったチェーンとの競争が激化しており、特に「大阪王将」(運営:イートアンドホールディングス)は全国に約360店舗を展開していて、「王将」との差別化が消費者にわかりにくくなっているという指摘もある。
2013年の社長射殺事件も忘れてはいけない
おじさんに言わせれば、王将の歴史を語るうえで絶対に外せないのが、2013年12月19日に起きた衝撃の事件だ。
その朝、王将フードサービスの当時の社長・大東隆行(享年72歳)が、京都市山科区の本社駐車場で何者かに銃撃され、死亡した。白昼堂々、しかも本社前でのことだけに、日本中に衝撃が走ったよ。
事件は現在も未解決で、時効は存在しない(殺人罪に時効なし)。京都府警は捜査を続けているが、2026年時点で犯人は特定されていない。日本の企業トップが射殺されるというのは極めて異例で、財界にも大きな波紋を呼んだ事件だったんだ。
テレビ出演戦略と「ジョブチューン」の関係
面白い話がある。フジテレビ系「ジョブチューン〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」という番組に、外食チェーンが競うように出演しているという話だよ。
この番組では一流シェフが各チェーンのメニューを評価するんだが、「合格」をもらえれば宣伝効果は絶大だ。一方で「不合格」でも「あのチェーンが不合格だった!」と話題になって視聴者の好奇心を刺激する。つまり合格でも不合格でも、出演するだけで無料の宣伝になるという仕組みだ。外食業界がこぞって出演を希望するのはそういう理由なんだよ。
王将も過去にこういったメディア露出を活用してブランド認知を高めてきた。しかし、メディア戦略だけでは「値上げによるコスパ感の低下」という実態の問題は解決できない。
おじさん的まとめ:王将は必ず復活する、と信じてる
3ヶ月連続の売上マイナスは確かに心配だけど、おじさんは王将の底力を信じているよ。
考えてみてくれ。1967年から約60年間、日本の外食産業の荒波を乗り越えてきた企業だ。オイルショックも、バブル崩壊も、リーマンショックも、コロナ禍も乗り越えた。740店舗を抱える組織がそう簡単に揺らぐはずがない。
鍵になるのは「価格と価値のバランスの再設計」だと思う。値上げは仕方ない部分もあるけど、その値段に見合った「王将でしか食べられない体験」を打ち出せるかどうかだろうな。
おじさんはこれからも王将でビールと餃子を楽しむつもりだよ。君はどう思う?たまには近くの王将に足を運んでみてくれよ。あの焼き立て餃子の香りは、何十年経っても日本の原風景だとおじさんは思うからさ。
おじさんのうんちく:王将には「京都」と「大阪」の2種類があるぞ!
ちょっと聞いてくれよ、これを知らない人が意外と多いんだ。「餃子の王将」と「大阪王将」は、名前が似ているけれど完全に別の会社なんだよ。
実はこの2社、もともとは同じ「王将」ブランドから派生したいわば「兄弟」みたいな関係なんだ。のれん分けのような形で分かれたのが始まりとされている。だから餃子のスタイルや内装がどことなく似ているわけだよ。
現在は完全に独立した別会社で、商標も各自が保有している。関西出身の人はどちらが「本家」か熱く語ることがあるけど、どちらも歴史ある名店さ。