やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさんが日本の「都道府県」について、とっておきの話をしてやろうと思ってさ。
2026年の最新調査で「ブランド力があると思う都道府県」ランキングが発表されたんだが、これがなかなか興味深い結果になってるんだよ。1位は京都府、2位は北海道という結果だった。まあ、うんうん、なるほどって感じだよね。でもおじさんはこれを見て、「なぜそうなのか」をちゃんと説明してやりたくなったんだ。
都道府県ブランド力ランキング2026の結果
今回の調査はねとらぼリサーチが2026年に実施したもので、TOP26の都道府県がランクインしている。1位の京都府は、言わずと知れた古都で観光業・文化遺産・伝統工芸が三位一体となったブランド力を持っている。2位の北海道は広大な自然と農畜産物のイメージが強く、食のブランドとして圧倒的な存在感を誇っているわけだ。
それから同時期に「和菓子が魅力的だと思う都道府県」ランキングも発表されていて、こちらは2位が石川県、1位には別の都道府県が輝いたんだが、石川県が2位に入っているのはさすがだよね。石川県といえば金沢、金沢といえば和菓子の文化が根付いているからね。
おじさんが掘り下げる「京都ブランド」の正体
観光客数と経済効果という数字の話
まあ、聞いてくれよ。京都府の観光統計によると、コロナ前の2019年には年間約5,360万人もの観光客が訪れていたんだ。外国人観光客だけでも約880万人という数字だよ。これが「ブランド力」を下支えしている経済的な実態なんだよね。
しかも京都市内には世界遺産が17か所も集中している。1994年に「古都京都の文化財」として登録されたもので、清水寺・金閣寺・銀閣寺・二条城など、誰でも名前を聞いたことがある場所ばかりだ。これだけのコンテンツが一都市に集まっているなんて、世界的にも珍しいことだよ。
北海道が「食のブランド」で別格な理由
北海道の農業産出額は2022年度で約1兆3,874億円。これ、全国都道府県の中で断トツの1位なんだよ。2位の鹿児島県が約4,882億円だから、ほぼ3倍近い差があるわけだ。牛乳・乳製品・じゃがいも・小麦・玉ねぎ・てんさい……もう北海道なしでは日本の食卓は成り立たないと言っても過言じゃない。
面積も日本最大で83,424平方キロメートル。九州・四国・中国地方の合計面積より広いんだからね。そりゃあ農業産出額も群を抜くわけだよ。
石川県の和菓子文化が強い歴史的理由
ここで金沢・石川県の話をもう少し掘り下げてやろう。石川県が「和菓子の都道府県」として上位に入る理由は、江戸時代にさかのぼるんだ。
加賀百万石・前田家が治めた金沢は、江戸・京都・大阪に次ぐ「日本第四の都市」と呼ばれていた。前田家は茶道を奨励し、茶会に欠かせない和菓子の文化が高度に発達した。現在でも金沢には老舗の和菓子店が多く、全国的に有名な「森八」は1625年(寛永2年)創業という400年近い歴史を持っているんだよ。
金沢市の人口10万人あたりの菓子店数は全国トップクラスで、市内には約70軒もの和菓子店がひしめき合っている。これは京都や東京と比べても遜色ない密度なんだよね。
都道府県のブランドって、何で決まるの?
改めて考えてみると、都道府県のブランド力ってのは「歴史」「食」「自然」「観光資源」の4要素が複合的に絡み合って形成されるんだよ。
京都は歴史と文化、北海道は自然と食、石川は伝統工芸と食文化。それぞれが独自の強みを持っていて、全国47都道府県がそれぞれの個性を磨いているわけだ。
2000年代以降、各都道府県は「ゆるキャラ」や「B級グルメ」で独自ブランドを打ち出す動きが加速した。2011年のゆるキャラグランプリには全国から874体もエントリーがあって、熊本県の「くまモン」はその翌年から経済効果が年間1,000億円を超えるお化けコンテンツに成長したのは、記憶に新しいところだよね。
まとめ
どうだい、都道府県ブランドの話、なかなか奥が深いだろう? 「京都が1位」「北海道が2位」という結果は一見当たり前に見えるけど、その背後には数百年にわたる歴史と、現代の観光・農業統計という数字がちゃんと裏付けになっているんだよ。
君が住んでいる都道府県にも、きっと掘り起こしていない魅力があるはずだよ。今度、地元の歴史や特産品を改めて調べてみると、新しい発見があるかもしれないね。おじさんみたいにうんちくが増えていくのも、なかなか悪くないもんだよ。
じゃあまた、次の話題でお会いしましょう!
おじさんの豆知識コーナー:「都道府県」という呼び方、実はけっこう新しい!
おじさんに言わせれば、「都道府県」という区分は意外と歴史が浅いんだよ。現在の47都道府県という形が確定したのは1947年(昭和22年)5月3日、日本国憲法の施行と同日なんだ。
明治維新直後の1871年(明治4年)に「廃藩置県」が行われたとき、全国には3府302県もあったんだよ。その後、統廃合が進んで1888年(明治21年)には3府43県になり、1943年に東京府が東京都になったことで現在の「1都1道2府43県」という形が完成した。
ちなみに「道」は北海道だけ、「都」は東京都だけ、「府」は大阪府と京都府の2つ。これ、法律的には全部同じ「都道府県」という地方自治体で、権限に違いはないんだよ。なのに「都」「道」「府」「県」と4種類もあるのは、歴史的な経緯の名残なんだね。