やあやあ、久しぶりだね。今日はちょっと胸が熱くなる話をしようと思う。
京都の平安神宮で、人気グループ「BE:FIRST」と「MAZZEL」が奉納スペシャルライブを行ったんだ。そのトレーラー映像がBillboard JAPANやYahoo!ニュースなどで公開されて、配信をずっと待っていたファンたちが大喜びしているわけだよ。「遠征できなかったので嬉しい」なんて声も上がっていてね、配信という形で全国のファンに届けられるのは現代ならではだと思うよ。
でもね、おじさんとしては、そのライブの「舞台」そのものが気になって仕方ない。平安神宮って、実はとんでもない場所なんだよ。
平安神宮とはどんな場所か
平安神宮が創建されたのは1895年(明治28年)のことだ。平安京に遷都されてからちょうど1100年という節目を記念して建てられた神社でね、今回のBE:FIRSTのライブは「御鎮座百三十年記念」として開催されたわけだ。つまり2025年に創建130周年を迎えたということだね。
祀られているのは桓武天皇(かんむてんのう)と孝明天皇(こうめいてんのう)の二柱。桓武天皇は794年に平安京(現在の京都)への遷都を決断した人物で、まさに「京都の父」と呼んでいい存在だよ。孝明天皇は幕末期に在位し、明治天皇の父にあたる方だ。
境内に立つ大鳥居は高さ24.4メートル、幅33メートルという堂々たる規模で、1929年(昭和4年)に建てられた。京都の街を歩いているとふいに視界に飛び込んでくる、あの朱色の大鳥居だよ。
おじさんが掘り下げる平安神宮の豆知識
実は「縮小版」だって知ってたかい?
ここがおじさん的に一番面白いところなんだけどね、平安神宮の社殿は平安京の大内裏(だいだいり)を約8分の1に縮小したレプリカなんだよ。正面の応天門(おうてんもん)、左右の蒼龍楼(そうりゅうろう)・白虎楼(びゃっころう)、そして大極殿(だいごくでん)――これらは全部、かつて京都の都の中心にあった建物の姿を再現しているわけだ。本物の大内裏は平安時代末期には荒廃してしまっていたから、明治時代の人々が「せめて形だけでも残そう」と情熱を込めて建てたんだね。
神苑の桜は33,000平方メートルに広がる
境内の神苑(しんえん)は面積約33,000平方メートル(約1万坪)で、明治から大正時代にかけて造園家の小川治兵衛(七代目)が手がけた池泉回遊式庭園だよ。毎年4月には紅しだれ桜が咲き乱れ、多い年には1日で数万人が訪れることもある。夜間の「紅しだれコンサート」も有名で、1998年から続く伝統行事になっているんだ。
時代祭は毎年10月22日
平安神宮の秋の大祭「時代祭(じだいまつり)」は、祇園祭・葵祭と並ぶ京都三大祭のひとつだ。1895年の創建と同時に始まったこのお祭りは、平安時代から明治時代まで約1200年分の歴史行列が京都の街を練り歩く壮大なものでね、衣装や道具の数は総計2000点以上にのぼる。毎年10月22日に行われるのは、桓武天皇が平安京に遷都した日が延暦13年(794年)10月22日だからだよ。
BE:FIRSTが神社で奉納ライブを行う意味
BE:FIRSTは2021年9月にデビューした7人組グループで、「THE FIRST」という人気オーディション番組から生まれた。音楽活動において独自のスタイルを築き、デビューアルバム「BE:1」は2022年にオリコン年間アルバムランキング上位に入るなど確かな実績を持つ。
今回の「平安神宮御鎮座百三十年記念 奉納Special Live」はBE:FIRSTとMAZZELが共演するという豪華な内容で、神宮という神聖な空間でのパフォーマンスは通常のコンサートとはまた違う雰囲気を持つ特別なものになったはずだ。トレーラー映像の公開に際して、遠方で現地に行けなかったファンからも「配信で観られて嬉しい」という声が多数上がっており、現地とオンライン両方でファンとつながるスタイルが定着してきたことがよくわかるよ。
1895年に創建された神社が、130年後に現代の音楽と結びついて新しい形で人々の心を動かす――おじさんはそこに、日本の文化の面白さを感じるんだよね。
まとめ
平安神宮は単なる「古い神社」じゃないんだよ。794年の遷都から数えれば1200年以上の記憶を持つ場所であり、明治の人々が過去への敬意を込めて作り上げた文化遺産でもある。24.4メートルの大鳥居が示すように、そのスケールと存在感は現代でも圧倒的だ。
そんな場所でBE:FIRSTが歌い、MAZZELが踊る。歴史と現代がぶつかり合う瞬間って、なんとも言えない興奮があるだろう?
配信を楽しみにしているファンのみんなも、ぜひ映像の「背景」にある歴史にも少し目を向けてみてくれよ。そうすると、ライブの感動がもう一段深くなるはずだからさ。おじさんの話は以上だよ。またね!
おじさんの豆知識コーナー:平安京と「碁盤の目」の秘密
まあ、聞いてくれよ。平安京の都市設計は中国・唐の都「長安(ちょうあん)」を手本にしていてね、整然とした碁盤の目状の街路が特徴なんだ。東西南北に走る大路・小路で区画された「条坊制(じょうぼうせい)」という仕組みで、当時の都の面積はなんと東西約4.5km、南北約5.3kmという広さだった。現代の京都の市街地の骨格は、1200年以上前に引かれたこの設計図の上にそのまま乗っかっているわけだよ。「四条河原町」「三条大橋」などの地名も、この条坊制の名残なんだ。BE:FIRSTがライブをした場所は、そんな歴史の地層の上に立っているんだね。