やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさん、ちょっとテレビの話をしたくてね。
Netflixで今すごいことになってる作品があるんだよ。『九条の大罪』ってドラマ、もう観たかい? 観てない人は損してるぞ。「倫理観がバグる」「おもろすぎて一睡もせず全部みた」なんて声がSNSで爆発的に広がってる、あの話だよ。
そしてその中心にいるのが、柳楽優弥だ。
柳楽優弥って、そもそも何者なんだ?
まあ、聞いてくれよ。若い人の中には「最近ドラマで見るあの人でしょ」くらいの認識の人もいるかもしれないけど、おじさんに言わせれば、この人の経歴は本当に規格外なんだよ。
柳楽優弥は1990年3月26日生まれ、現在36歳の俳優だ。ここで豆知識その一。
2004年、彼はまだ14歳だったんだけど、是枝裕和監督の映画『誰も知らない』に主演して、カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したんだ。これがどれだけすごいかって言うとね、カンヌの最優秀男優賞って1946年から始まってるんだけど、14歳での受賞は史上最年少記録なんだよ。今でも破られていない。
当時の審査委員長はクエンティン・タランティーノ。あの鬼才が「この少年には何かがある」と言ったんだから、本物中の本物さ。
『九条の大罪』で再び注目を集める理由
そんな柳楽優弥が、今Netflixドラマ『九条の大罪』で主演を張っている。
原作は真鍋昌平の同名漫画で、『闇金ウシジマくん』で知られるあの作者だ。2021年から「ビッグコミックスピリッツ」で連載が始まり、累計発行部数は300万部を突破している社会派サスペンスだよ。
物語の中で柳楽優弥が演じるのは、法律の抜け穴を巧みに使う型破りな弁護士・九条間人(くじょうたいざ)。善悪の境界線が揺らぐようなキャラクターで、観る者の倫理観を根底から揺さぶってくる。Netflixで配信が始まるや否や、視聴者から「全話一気見した」「ヤバすぎて眠れなかった」という声が続出しているのは、まさに柳楽の圧倒的な演技力によるところが大きい。
共演には松村北斗(SixTONES)も名を連ねており、アイドル出身ながらシリアスな演技で評価を高めている。原作者の真鍋昌平も加わったトーク映像もNetflixで公開されていて、制作裏話が聞けるから合わせて観るとさらに面白いぞ。
影のMVP・黒崎煌代にも注目せよ
ところでね、おじさんが今回特に言いたいのがもう一人の男についてだ。
黒崎煌代(こうだい)、2002年生まれの若手俳優だよ。NHK朝ドラ『ブギウギ』(2023〜2024年放送)に出演して顔を知られるようになったんだけど、この『九条の大罪』での演技がまた凄まじいと話題になっている。
彼は約2年半前のインタビューで「俳優として目指す場所は、観た人の感情を揺さぶること」と語っていたそうだ。その言葉通りの演技を今やっているわけで、これは要注目の俳優だよ。
20年のキャリアで積み上げた「本物」の重み
おじさんが思うにね、柳楽優弥の凄さは14歳の奇跡から20年以上経った今もトップで戦い続けていることにあるんだよ。
早熟な天才って、その後が続かないケースも少なくないだろう? でも柳楽は違う。映画『海街diary』(2015年)、ドラマ『アンダーカバー』(2019年)、映画『Arc アーク』(2021年)と、キャリアを重ねるごとに表現の幅を広げてきた。
今回の『九条の大罪』では、弁護士という職業の持つ二面性——法を守ると同時に法の限界を知り尽くす人間の複雑さ——を体全体で表現しているという評価が絶えない。SNSでは「柳楽優弥の目が怖い」「あの目だけで語っている」という感想が数多く上がっていて、それがドラマ人気をさらに押し上げている。
まとめ:本物の俳優はブレない
どうだい、柳楽優弥という俳優の輪郭が少し見えてきたかな。
14歳でカンヌを制した少年が、36歳になった今も日本のドラマシーンの最前線で戦っている。しかも「中毒者が続出」するほどの作品で主演を張っているんだから、これは本物の俳優だよ。
まだ『九条の大罪』を観ていない人は、ぜひ週末にでもNetflixを開いてみてくれよ。ただし、おじさんとしては一つだけ警告しておくよ——途中でやめられなくなっても、おじさんは責任取れないからな(笑)。
それじゃあ、また次回。おじさんの話に付き合ってくれてありがとうよ。
おじさんのうんちくコーナー:カンヌ国際映画祭と日本人の記録
カンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を日本人が取ったのは、2024年時点で柳楽優弥ただ一人なんだよ。女優賞では今村昌平監督作品に出演した坂本スミ子が1983年に受賞しているし、パルム・ドール(最高賞)は今村昌平が1983年『楢山節考』と1997年『うなぎ』で2度受賞している。でも男優賞は柳楽の一人勝ち状態だ。
しかもね、当時の柳楽は映画出演がほぼ初めての、まったくの素人同然だった。是枝監督が「演技が自然すぎる」と驚くほどの存在感を発揮したわけで、これはもう天性の才能と言うほかないよね。
ちなみに『誰も知らない』は、1988年に実際に起きた西巣鴨子供置き去り事件をモデルにした作品だ。母親が子供たちをアパートに残して失踪するという実話で、当時日本社会に大きな衝撃を与えた。映画はその悲劇をフィクションとして再構成したものだよ。