やあやあ、久しぶりだね。今日はちょっと面白い話をしようと思ってさ。
あの「チームラボ」が、慶應義塾大学の公式ウェブサイトを全面リニューアルしたというニュースが飛び込んできたんだよ。なんとページ数にして約3万ページを、統一された新しい基盤へと移行させたというんだから、これは並大抵の仕事じゃないぞ。
チームラボって何者? おじさんが解説してやろう
チームラボといえば「デジタルアートの会社でしょ?」と思う人が多いかもしれないけど、それだけじゃないんだよ。
2001年に猪子寿之(いのこ・としゆき)が設立したこの会社、実はアーティスト・エンジニア・数学者・建築家・アニメーターなど多様な専門家が集まる「ウルトラテクノロジスト集団」を自称しているんだ。本社は東京・文京区にある。
現在の従業員数は約1,000名規模で、デジタルアートの展示施設を世界中に展開しているのは知ってるかい?
- チームラボプラネッツ TOKYO(東京・豊洲、2018年オープン)
- チームラボボーダレス(2024年に東京・麻布台ヒルズへ移転リニューアル)
- 上海、シンガポール、ジッダ(サウジアラビア)にも常設施設あり
アート作品の入場者数で言えば、チームラボボーダレスはお台場時代(2018〜2022年)の約4年間で累計約230万人を動員した。世界でも有数のデジタルアート施設として、CNNやNYタイムズにも取り上げられているんだ。
今回の慶應義塾ウェブサイトリニューアルがすごいわけ
さて、本題に戻ろう。今回チームラボが手がけたのは、1858年に福澤諭吉が創設した慶應義塾大学の公式ウェブサイトの全面リニューアルだ。
慶應義塾といえば、2025年現在で学生数が約3万3,000人、教職員も含めると関係者が膨大な数にのぼる日本最古の私立大学のひとつだよ。そのウェブサイトとなれば、学部・大学院・付属機関・研究センターなど、とにかくコンテンツが多い。
それが約3万ページ。普通の会社のウェブサイトが数十〜数百ページというのと比べると、その規模がわかるだろう?
これだけのボリュームを、バラバラに管理していた旧来の体制から統一された基盤(CMS)へと移行させるというのは、技術的にも相当なチャレンジだ。慶應義塾側も「新たな慶應義塾の顔」と表現しているくらいだから、力の入れようがわかるというものだよ。
デジタルアートとウェブ技術、チームラボの二刀流
おじさんに言わせれば、チームラボの面白さは「アートだけ」でも「技術だけ」でもないところにある。
豆知識をもうひとつ紹介しよう。
チームラボの作品は「境界のない作品」というコンセプトを掲げていて、鑑賞者が作品の中に入り込んで体験するのが特徴だ。これを実現するために、リアルタイムで動作するプログラムを自社で一から開発している。既存のゲームエンジンやグラフィックソフトは使わず、すべて独自技術というのがすごいところだよ。
また、2022年にはチームラボが制作した「Spatial Calligraphy」という作品がサウジアラビアのジッダで展示されたんだが、これはイスラム書道をデジタルアートと融合させたもので、文化的にもセンシティブな題材をアートに昇華させた例として国際的に注目された。
慶應ウェブの刷新が示すもの
今回の慶應義塾公式ウェブサイトリニューアルは、単なる「見た目のリフレッシュ」じゃないと思うんだよ。
約3万ページを統一基盤に移行するということは、情報の管理・更新・検索性がまとめて向上するということだ。大学のウェブサイトは学生募集から研究情報公開、在学生へのお知らせまで、多様な目的を持つユーザーが訪問する。それをチームラボのエンジニアリング力で整理し直すというのは、慶應義塾にとっても大きな決断だったはずだよ。
まとめ:アートも技術も本気でやる集団
どうだい、チームラボのイメージが少し変わったかな?
豊洲や麻布台で光のアートに感動した人も多いと思うけど、その裏には20年以上積み上げてきたエンジニアリングの力があるんだよ。デジタルアートで世界を驚かせながら、慶應義塾みたいな大規模ウェブ案件もこなす——そういう二刀流の会社って、なかなかないぞ。
次にチームラボの展示に行ったときは、「この光のひとつひとつが、すごい技術者たちが書いたコードで動いてるんだな」と思いながら楽しんでみてくれよ。また一段と深く感動できると思うからね。
じゃあ、今日はこのへんにしておこうか。またうんちくを仕込んで待ってるよ!
おじさんの豆知識コーナー:チームラボとWebの関係
まあ、聞いてくれよ。チームラボってデジタルアートのイメージが強いけど、実はウェブ制作・システム開発の仕事も長年やってきた会社なんだよ。
創業当初の2001年〜2000年代は、むしろWebシステム開発やアプリ開発が主力事業だったんだ。その後、アート部門が世界的に注目されるようになったけど、エンジニアリング力はもともとDNAに刻まれてる。
今回の慶應義塾案件みたいな大規模サイト構築は、「デジタルアートの会社」というイメージからは意外に思えるかもしれないけど、チームラボにとってはむしろ「原点回帰」的な仕事とも言えるんだよ。
さらに言えば、猪子寿之代表は東京大学工学部計数工学科出身。理系の塊みたいな人が率いる集団が、アートと技術の両方で世界と戦ってる——おじさんはそこに一番しびれるね。