やあやあ、おじさんだよ。今日はプロ野球の話をしようじゃないか。
2026年4月4日、東京ドームで開催された巨人対DeNAの試合で、とんでもない珍事が起きたんだ。DeNAの相川亮二監督が、試合開始からわずか1球目、しかも第1打者への投球でリクエスト(ビデオ判定要求)を成功させたというんだからね。東京ドームがざわついたのも無理はないよ。
一体何が起きたのか?
1回裏、DeNAの守備中に巨人の先頭打者・浦田選手への投球が「死球」と判定された。ところが!相川監督は即座にリクエストを要求。ビデオ判定の結果、死球の判定はひっくり返り、ファウルに変更されたんだ。
さらに面白いのはDeNA・度会選手のエピソードだよ。度会選手自身が「ファウルです」と球審に申告し、判定が変更されるという二重の珍事も同試合で発生したというから、もうカオスだよね(笑)。
相川亮二ってどんな人物?
まあ、若い人には「監督」というイメージが強いかもしれないけど、おじさんに言わせれば、相川亮二は現役時代から「頭脳的な捕手」として知られていたんだよ。
- 生年月日: 1975年(昭和50年)5月4日生まれ
- 出身: 埼玉県
- 現役引退: 2016年
- 現役通算成績: 1,091試合出場、打率.247、69本塁打
横浜(現DeNA)、ヤクルト、巨人と渡り歩いたあと、2015〜2016年は再び横浜DeNAに戻り、2016年に引退。その後は球団のコーチを経て、2025年シーズンから一軍監督に就任したんだ。
捕手出身の監督らしく、配球や細かいプレーへのこだわりが強いと評判でね。今回の「初球リクエスト」もそういった鋭い観察眼から来ているんじゃないかと、おじさんは思うよ。
リクエスト制度ってそもそも何?
せっかくだから、NPBのリクエスト制度についても教えておこうじゃないか。
日本プロ野球(NPB)にビデオ判定制度「リクエスト」が正式導入されたのは2018年シーズンから。MLBのチャレンジ制度を参考に導入されたもので、各チームは1試合につき1回リクエストを行使できる。そしてリクエストが成功した場合は、その権利が1回回復する仕組みになっているんだ。
対象となる判定は:
- アウト/セーフの判定
- ファウル/フェアの判定
- 本塁打かどうかの判定
- 死球かどうかの判定(2019年から追加)
そう、死球かどうかの判定もリクエスト対象になっているんだよ。今回の相川監督が狙ったのはまさにここだったわけだね。
「自分でファウルと申告した」度会選手も見逃せない
ちょっと聞いてくれよ、度会選手の話も面白いんだよ。
度会隆輝(わたらい りゅうき)選手は2004年生まれ、DeNAが2023年ドラフト1位で指名した外野手だ。ENEOS(社会人野球)から入団し、2024年のルーキーイヤーから開幕スタメンをつかみ取った注目の若手選手だよ。
そんな度会選手が「死球と判定されたけど、自分が当たっていないのでファウルです」と自ら申告したというのは、フェアプレー精神の観点からも称賛に値する行動だよね。打席に立っている選手自身が一番よくわかるわけだから、正直に申告したわけだ。
球審もその申告を受け入れ判定を変更したというから、野球の美しいシーンとも言えるよ。
まとめ
試合開始1球目でのリクエスト成功、さらには打者自らのファウル申告による判定変更。4月4日の東京ドームは、試合の勝敗だけでなく、こんな珍事でも語り継がれる試合になったんじゃないかな。
相川亮二監督の「捕手の眼」と度会選手の「正直さ」——野球ってのは、数字だけじゃない人間ドラマがあるから面白いんだよ。
おじさんはこれからも横浜DeNAの試合から目が離せないね。君もぜひ注目してみてくれよ!またうんちく話で会おうじゃないか。
うんちくおじさんの豆知識コーナー
「試合の第1球でリクエスト」がいかに珍しいか、わかるかい?
NPBのリクエスト制度が導入された2018年から現在まで、「試合開始最初の投球」でリクエストが発動されたケースは極めて稀なんだ。監督には1試合1回(成功すれば回復)という貴重な権利を、まだスコアが0-0の段階、しかもたった1球で使うなんて、普通ならためらうよね。
でも捕手出身の相川監督には、投球の軌道を見る「眼」があったんだろうね。ボールがバットに当たる瞬間を見て「これはファウルだ」と確信が持てたから使えた。まさに現役時代に培った「捕手の眼」が生きた瞬間だよ。
ちなみにMLBでは2008年の審判員支援システム導入以来、チャレンジ制度が普及しているけど、それでも「第1打者への第1球」でのチャレンジは話題になるくらい珍しいんだ。野球の奥深さというのは、こういうところにもあるんだよ。