やあやあ、久しぶりだね。今日はプロレスの話をしようじゃないか。

「プロレスなんて昔のものでしょ」なんて思ってる君、ちょっと待ってくれよ。新日本プロレスが今、とんでもなくアツいことになっているんだ。2026年4月4日、東京・両国国技館で行われたIWGPワールドヘビー級選手権試合——おじさん、もうこれは語らずにいられないね。

両国国技館でIWGP王者・辻陽太が防衛戦に臨む

現IWGPワールドヘビー級王者の辻陽太が、挑戦者カラム・ニューマンとのV2戦に挑んだんだ。辻陽太、1999年生まれの26歳。新日本プロレスのホームグロウン(自前育成)レスラーとして、まさに「変わりゆく新日本プロレスを背負っていかなきゃいけない」と本人も覚悟を語っている。

そして挑戦者のカラム・ニューマン、こちらはイギリス出身の若手で「最年少でベルトを獲る」と挑発している。これがまた燃えるシチュエーションだろう?

両国国技館といえば、収容人数約1万1,000人の格闘技の聖地。もともとは相撲の本場所が開催される場所だが、1986年からプロレスでも使用されるようになり、数々の歴史的な試合の舞台となってきた。

おじさんが語る新日本プロレス60年の歴史

1972年創立——アントニオ猪木が作った金字塔

まあ、聞いてくれよ。新日本プロレスの歴史を少し遡ってみようじゃないか。

新日本プロレスが設立されたのは1972年(昭和47年)1月13日。アントニオ猪木がそれまで所属していた日本プロレスを離れ、たった一人で旗揚げしたんだ。最初の資本金はわずか100万円だったとも言われている。

それが今や、世界展開するプロレス団体になったんだから、ドラマがあるよね。

IWGPとは何か——歴史ある最高峰のベルト

辻陽太が巻いているIWGPワールドヘビー級王座、これがどれほど歴史あるものか知ってるかい?

「IWGP」とは「International Wrestling Grand Prix(国際レスリング・グランプリ)」の略称。初代IWGP王者は1987年6月12日、東京ドームでアントニオ猪木が戴冠したんだ。その後、長州力、ビッグバン・ベイダー、武藤敬司、橋本真也、小島聡、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカ……錚々たる名前がIWGP王座に名を刻んできた。

なかでもオカダ・カズチカは通算で王座防衛回数が多く、2012年から2022年にかけて何度もIWGP王者に輝いた「エース」として君臨した。辻陽太はそのオカダが去った後の「新しいエース候補」として位置づけられているわけだ。

うんちくおじさんのプロレス豆知識コーナー

おじさんに言わせれば、プロレスと相撲には意外な共通点がある。両国国技館という会場もそうだが、実はプロレスの「リング」という言葉、英語では「ring」と書いて「四角い輪」という意味なんだ。でも、なんで正方形なのに「輪(リング)」と呼ぶのか——これが面白い。

19世紀のイギリスでは、ボクシングの試合は文字通り「地面に丸い円を描いて」その中で戦っていた。だから「リング(輪)」と呼ばれたわけだ。それが後に四角い台になっても「リング」という名前だけが残ったんだよ。

もうひとつ、新日本プロレスにまつわる数字の話。東京ドームで毎年1月に開催される「レッスルキングダム」の第1回は2007年1月4日。これ以来「イッテンヨン(1.4)」は新日本プロレスの年間最大イベントとして定着している。2024年1月4日に行われた第18回には、約3万5,000人が東京ドームに詰めかけたんだ。プロレスはまだまだ生きてるだろう?

辻陽太という存在——「令和の新日本」を背負う男

辻陽太は2019年に新日本プロレスに入門した生え抜き選手だ。身長186cm、体重108kgというフィジカルを持ち、「ライオン」の異名を持つ。

2024年後半から急速に頭角を現し、2025年末にIWGP王座を初戴冠。「変わりゆく新日本プロレスを背負っていかなきゃいけない」という言葉には、世代交代の重みがある。

新日本プロレスは今、棚橋弘至(1976年生まれ)やオカダ・カズチカ(1987年生まれ)という「黄金世代」が去りつつある中で、辻陽太(1999年生まれ)という「Z世代エース」を育てようとしているんだ。

カラム・ニューマンという挑戦者

挑戦者のカラム・ニューマンはイングランド・ニューキャッスル出身。まだ20代前半という若さで「最年少IWGP王者」を目標に掲げているんだから、野心的だよね。

新日本プロレスは近年、海外選手の育成にも力を入れていて、AEW(アメリカの大手プロレス団体)や英国のプロレス団体との連携を深めている。ニューマンもその流れの中で新日本に参戦してきた選手だ。

「王者・辻」対「挑戦者・ニューマン」——これは単なる試合ではなく、新日本プロレスの「今」と「未来」の縮図でもあるんだよ。

プロレス団体の世界規模

新日本プロレスは現在、世界140以上の国と地域でNetflixや独自配信サービス「NJPW World」を通じて視聴可能。月額料金999円(税込)で過去の試合映像も含め見放題になっている。設立から50年以上経ち、完全なグローバルコンテンツになったわけだ。

まとめ——プロレスはやっぱり熱いんだよ

「プロレスは大人になると見なくなる」なんて声もあるが、おじさんはそうは思わないね。

1972年に100万円で産声を上げた新日本プロレスが、2026年の両国国技館で若者たちの夢と誇りを乗せた試合を続けているんだ。辻陽太が「変わりゆく新日本プロレスを背負っていく」と語る言葉には、50年分のDNAが流れているんじゃないかと思うよ。

君も一度、新日本プロレスを見てみてくれよ。「NJPW World」なら過去の名勝負も全部見られる。棚橋弘至とオカダ・カズチカの東京ドームでの名勝負から始めてみれば、プロレスの深さがわかるはずさ。

まあ、おじさんの話が長くなってしまったが、それだけ新日本プロレスが奥深いってことだよ。また会おうじゃないか!