やあやあ、まあ聞いてくれよ。最近スノーボードの世界がなかなか熱いんだよ。おじさんが今日語りたいのは、横浜生まれの若きスター、戸塚優斗選手のことさ。

戸塚優斗とはどんな選手なんだい?

戸塚優斗選手は2000年7月7日生まれ、神奈川県横浜市出身の25歳(現役バリバリだぞ)。スノーボード男子ハーフパイプの選手で、なんと2022年2月の北京冬季五輪でみごと金メダルを獲得した、日本が誇るオリンピックチャンピオンだ。

実はね、戸塚選手がスノーボードを始めたのは3歳のときなんだよ。親御さんがスノーボードをやっていたそうで、幼少期から雪山に親しんで育ったんだ。そして2018年の平昌五輪では21歳で出場して銀メダル、4年後の北京では念願の金メダル——まさに進化し続けてきた選手なのさ。

直近のニュースでは、2026年3月に神奈川県の黒岩祐治知事を表敬訪問して、「次の五輪、連覇を目指す」と堂々と宣言したというじゃないか。2030年のミラノ=コルティナダンペッツォ冬季五輪に向けて、すでに気合い十分なんだよ。頼もしいねえ!

今シーズンの戸塚選手はどうだったのか

JOC(日本オリンピック委員会)の報告によれば、戸塚選手は2025〜2026シーズンを「やれることをやった、充実のシーズン」と自ら振り返っているんだ。そしてシーズンのしめくくり、スノーボードワールドカップ・ハーフパイプ最終戦でみごと優勝!これが実に5シーズンぶりとなる種目別制覇だったというから、ファンとしては感無量だろうね。

ワールドカップのハーフパイプ最終戦で5季ぶりに頂点に立った——この数字が示すのは、いかに世界のトップ争いが激しいかということでもある。スノーボードハーフパイプの世界には、米国の「ショーン・ホワイト」(2006・2010・2018年と3度の五輪金メダリスト)以来の系譜を継ぐ強豪選手たちがひしめいているんだからね。

おじさんが教えるハーフパイプのうんちく

ハーフパイプってどんな競技なんだい?

そもそもハーフパイプというのは、直径約7メートルの筒を縦に半分に切ったような形の雪のコースを滑走しながら、左右の壁を交互に使って空中に飛び出し、技の難度・高さ・完成度を競う競技なんだよ。

オリンピックで使われるハーフパイプは、壁の高さが約6.7メートル(22フィート)——2階建てビルに相当する高さの壁から飛び出すんだから、そりゃあ恐ろしいものがあるよね。コースの全長は約170メートルで、その中で選手たちは通常6〜8回の大技を披露するんだ。

採点は6人の審判員が「技の難度」「高さ(エア)」「技術・スタイル」「完成度」の4項目を100点満点で評価する形式で、その平均が得点になる。上位2本の合計ではなく1本のランで勝負が決まるのがスリリングなところでね、戸塚選手はこの1本勝負に強い選手として知られているんだ。

おじさんのうんちくコーナー:ハーフパイプの歴史と意外な発祥

ハーフパイプがスノーボードの競技として確立されたのは1970年代後半のことなんだよ。発祥はカリフォルニア州のスケートボーダーたちで、乾いた排水溝(ドレインパイプ)のカーブを使って技を磨いていたのが原型なんだ。それが雪山に持ち込まれて、人工的にパイプ状のコースを掘って作るようになった。

そしてオリンピック競技として採用されたのは1998年の長野冬季五輪のことさ。日本で初めて行われた冬季五輪で、ハーフパイプが正式種目になったというのは感慨深いだろう? その長野五輪で金メダルを獲ったのが当時15歳だった米国のロス・パワーズ選手で、以来ずっとアメリカ勢が強かったんだが、日本の平野歩夢(2022年北京で金)、戸塚優斗と日本勢が台頭してきているんだよ。

ちなみに「スーパーパイプ」と呼ばれる現在の規格(壁の高さ約6.7メートル)が定着したのは2000年代に入ってからの話でね、選手の技のレベルアップと機材の進化が相まって、年々エアの高さが増しているんだ。現在のトップ選手は壁の上端から5〜7メートルも舞い上がると言われているから、計算上は壁の頂点から合わせて11〜14メートルもの高さに達することになる。ビルの4〜5階に相当するぞ!

横浜生まれの選手がなぜ雪山の頂点に?

ここも面白いうんちくがあってね。横浜というのは海に面した港町で、雪山とはほとんど縁がないイメージがあるだろう? でも戸塚選手の場合は、幼少期から家族で長野や北海道の雪山に通い続けたことで、3歳でスノーボードに出会ったんだ。

神奈川県出身のウインタースポーツ選手というのは決して多くはないが、それだけに地元・横浜や神奈川県では大きな注目を集めているんだよ。今回の黒岩知事への表敬訪問も、地元への凱旋報告という意味合いが強くてね、県をあげて応援しているというわけさ。

2030年ミラノ五輪に向けて

戸塚選手が目指す2030年ミラノ=コルティナダンペッツォ冬季五輪は、イタリア北部のアルプス山脈麓で開催が予定されている。コルティナダンペッツォというのは1956年の冬季五輪も開催した歴史ある山岳リゾートで、標高1224メートルに位置するドロミーティの玄関口なんだよ。

ハーフパイプでオリンピック2連覇を達成した選手というのは、あの「空中の皇帝」ショーン・ホワイト(2006年トリノ・2010年バンクーバーで2連覇)ら数えるほどしかいない。もし戸塚選手が北京2022に続いてミラノ2030でも頂点に立てば、日本人としてはもちろん、世界のスノーボード史に名を刻む偉業になるんだよ。

まとめ

どうだい、戸塚優斗選手の話、なかなか深みがあるだろう? 3歳でスノーボードを始め、平昌で銀、北京で金、そして今シーズンは5シーズンぶりのワールドカップ制覇——これだけの実績があって、まだ25歳なんだから末恐ろしいよね。

おじさんに言わせれば、スポーツというのは競技そのものの面白さだけじゃなく、その背後にある歴史や数字、選手の軌跡を知ることで何倍も楽しくなるものなんだ。2030年のミラノ五輪まで、戸塚選手の挑戦から目が離せないぞ。さあ、一緒に応援していこうじゃないか!