やあやあ、久しぶりだね!今日はおじさん、ちょっと興奮気味でね。なぜって、競輪界最大のビッグレース「日本選手権競輪」が平塚で熱く燃えてるからさ!
競輪ファンなら見逃せない「ダービー」って何だ?
競輪には格付けがあってね、G1・G2・G3・FⅠ・FⅡって感じで分かれてるんだが、その中でも最高峰がG1だ。で、G1の中でも「三大競輪」と呼ばれる特別なレースが3つあって、「日本選手権競輪」はその1つ。通称「ダービー」と呼ばれているよ。
競馬のダービーは知ってるかい?そこから来てるんだね。競輪でも「ダービー制覇」は選手にとって最高の名誉とされていて、この一冠を取るために選手たちが1年間を通じて調整してくる、まさに頂上決戦なんだ。
今年の会場は神奈川県・平塚競輪場。1950年に開設されたこの会場は、全長400mのバンクを持ち、「ひらつかボートレース」としても知られる湘南エリアの競技場だよ。
古性優作、3連勝でダービー王手!
さあ、注目の選手から紹介しよう。なんといっても今節イチ番の話題は古性優作(32歳・大阪府・近畿地区)だ。
古性は今節ここまで3連勝という圧倒的な成績で準決勝を突破し、ダービー初制覇まであと1勝というところまで来ているんだよ。本人のコメントも力強くてね、
「余力がある。最後は思い切って」
これは本物だよ。競輪選手って最後の最後まで力を隠す傾向があるんだけど、「余力がある」と言い切れるあたり、今の古性の状態の良さが伝わってくるだろう?
古性優作は、近畿地区を代表する選手で、その鋭い捲り(まくり)が持ち味。昨年のグランプリでも上位争いを演じた実力者だ。ダービーという最高の舞台で、ついに頂点を狙う瞬間が来たわけだね。
新山響平が今節初白星!東北の雄も黙ってない
一方でこっちも見逃せない。新山響平(28歳・青森県・北日本地区)が今節初の白星を挙げたよ。
新山は近年めきめきと力をつけてきた東北の若武者。199cmという恵まれた体格から繰り出す先行力が武器で、一度前を取ったら後続を寄せつけない豪快なレーススタイルが人気だ。今節初勝利を飾った後、同郷の仲間・阿部拓真に向けて「ぜひとも決勝へ」とエールを送ったのも印象的だったね。仲間を思いやる姿勢、こういうところもまた競輪の魅力だよ。
S級とは?選手の格付けシステムを解説
競輪には選手に「級班」という格付けがあってね、S級・A級・B級に分かれているんだ。さらにS級の中にも「S級S班」という最上位クラスがある。
- S級S班:年間を通じてポイント上位9名だけが属する最高峰。グランプリへの優先出走権を持つ
- S級1班:S班を除くS級選手
- A級:中堅どころの選手たち
- B級:若手・新人選手
今節の日本選手権では「S級準決勝」(9R)が行われ、各レースの1・2着が決勝進出という厳しい戦いが続いている。古性優作や新山響平はいずれもこのS級トップ選手だ。
競輪観戦、おじさん的おすすめポイント
まあ、聞いてくれよ。競輪の観戦でおじさんが特に楽しんでいるのは「ライン」の読み合いだよ。
競輪は個人競技でありながら、地区ごとに「ライン(連携)」を組んで戦う団体的な側面もある。たとえば今回の近畿勢は古性を中心に連係を組み、北日本勢は新山を軸に動く。このライン戦略の読み合いが、競輪最大の醍醐味なんだよ。
単純に「速い人が勝つ」じゃなく、誰が誰の番手(後ろ)につくか、どのタイミングで仕掛けるか、そういう人間ドラマが250mのバンクの上で毎回繰り広げられる。これがたまらないんだね!
まとめ — ダービーの行方に注目しよう
古性優作の3連勝は本物の強さを感じさせるし、新山響平の初白星も今後の展開に期待が持てる。平塚の砂煙舞うバンクで、誰がダービー王の称号を手にするのか——競輪ファンはもちろん、これを機に競輪に興味を持ってくれた人にも、ぜひ決勝を見てほしいね。
おじさんに言わせれば、競輪は「見る競技」として今まさに面白さのピークを迎えている。ネット中継も充実してきたし、スマホから車券を買える時代だ。敷居を下げて、まずは眺めるだけでも楽しんでみてよ。
じゃあ今日はこの辺で。次回もまたうんちく仕入れてくるからね!
おじさんの競輪うんちく講座
「競輪」という競技が誕生したのは1948年(昭和23年)のこと。戦後の復興財源を確保するために小倉市(現・北九州市)で第1回大会が開催されたんだ。当時の日本は物資も金もない時代。競輪の収益を地方自治体に回して、社会インフラを整備しようという発想だよ。
そして面白いのが「競輪(KEIRIN)」という言葉——実はこれ、今やIOC公認の国際的なスポーツ用語になっているんだよ!2000年のシドニーオリンピックから「KEIRIN」が正式種目として採用され、世界中の自転車選手が「ケイリン」を目指すようになった。ただし、オリンピックのKEIRINと日本の競輪は細かいルールが違っていて、たとえばオリンピック版には「ペーサー」と呼ばれる先導バイクが使われる。「同じ競技なのに別物」という不思議な関係なんだね。
また、現在日本全国には43の競輪場が存在し、年間の売上は約3兆円規模。2020年代に入ってからはネット投票の普及でファン層が若返り、売上が大きく伸びているんだよ。