やあやあ、今日もおじさんの話に付き合ってくれよ。

ドジャースの山本由伸が今季3勝目を挙げたというニュースが飛び込んできたよ。6回を投げて3失点という堂々たる投球で、マウンドを降りた後にデーブ・ロバーツ監督とベンチで握手を交わす場面も報じられていたね。あのロバーツ監督が笑顔で迎えているんだから、チームからの信頼は本物さ。

ドジャース山本由伸、今季3勝目の背景

同じ試合では大谷翔平が24打席連続無安打という自己ワースト記録の不振に苦しみながらも、5試合ぶりに打点と2得点を記録してチームの連勝に貢献したんだ。大谷が打てない試合でも山本が投手としてチームを支え、大谷が調子を落としていても勝てるドジャース——このチームの層の厚さには改めて驚かされるよ。

さて、「山本由伸ってどれほどすごいの?」という方のために、おじさんが腰を据えてその実力の根っこを解説してやろうじゃないか。

おじさんが語る、山本由伸という投手の真価

NPBで積み上げた前代未聞の実績

まあ、聞いてくれよ。山本由伸がオリックス・バファローズに在籍していた時代の実績が、本当に桁外れだったんだ。

2021年・2022年・2023年と3年連続で沢村賞を受賞している。沢村賞とは1947年から続く、日本プロ野球で最も優秀な先発投手に贈られる最高の栄誉だよ。3年連続受賞は当時と並ぶ史上最多タイ記録という、まさに球史に残る偉業さ。

とりわけ圧巻だったのが2022年シーズンで、15勝5敗・防御率1.68という数字で最多勝・最優秀防御率・最多奪三振の投手三冠を達成している。防御率1点台というのは、9イニング投げて1点しか取られないペースという意味だよ。それが年間通してできるんだから、化け物みたいな投手だよな。

「投手最高額」の12年3億2500万ドル契約

おじさんに言わせれば、山本由伸のMLB挑戦で最も世界をざわつかせたのは、その契約規模だよ。

2023年12月、山本由伸はロサンゼルス・ドジャースと12年総額3億2500万ドル(当時の為替レートで約470億円)の超大型契約を締結した。これはMLB史上、投手が結んだ契約として当時の史上最高額だったんだ。ヤンキースやメッツといった資金力豊富な球団も争奪戦に参戦したと報じられていたが、最終的にドジャースが射止めた。

「投手に12年契約はリスクが高い」というMLBの常識を塗り替えたこの契約は、それだけ山本由伸の才能と将来性が疑いようのないものだということを証明しているんだよ。

おじさんの豆知識コーナー:「沢村賞」の名に込められた重み

「沢村賞」の由来、ちょっと聞いてくれよ。

沢村栄治(1917〜1944)は昭和初期に活躍した伝説の投手だ。1934年に来日したメジャーリーグ選抜チームを相手に登板し、ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ、ジミー・フォックスといったMLBを代表する強打者たちを次々と三振に仕留めたんだ。試合は0対1で惜敗したが、その気迫ある投球はアメリカ人記者たちをも唸らせた。

当時の日米野球では日本チームが惨敗続きだったが、沢村栄治ただ一人が世界最強打線を翻弄したんだよ。しかし彼は第二次世界大戦に召集され、1944年に27歳という若さで戦死してしまった。

その短くも輝かしい生涯が今もなお「沢村賞」という名前で受け継がれている——そんな重みのある賞を3年連続で受賞した山本由伸の実力が、いかに本物かがわかるだろう?

野茂英雄から始まった日本人投手のMLB挑戦史

ちょっと聞いてくれよ、日本人投手のMLB挑戦の歴史も語らせてほしいんだ。

1995年、野茂英雄がかのロサンゼルス・ドジャース(!そう、山本由伸と同じチームだよ)でデビューして以来、日本人投手は次々と海を渡ってきた。野茂は1995年のナ・リーグ新人王を受賞し、独特のトルネード投法で231奪三振をマークしてアメリカのファンを魅了したんだ。

その後、松坂大輔(2007年レッドソックス入団、6年総額5200万ドル)ダルビッシュ有(2012年レンジャーズ入団)田中将大(2014年ヤンキース入団、7年1億5500万ドル)と錚々たる顔ぶれが続いた。そして今、山本由伸と大谷翔平という日本球界史上最高クラスの二人が同じドジャースに在籍しているというのは、前例のない歴史的な光景だよ。

3億2500万ドルの男、これからが本番だ

今季3勝目を挙げた山本由伸、まだシーズンは序盤だよ。2020年と2024年のワールドシリーズを制した強豪ドジャースで、山本由伸はローテーションの柱として期待されているんだ。

6回3失点という数字は地味に見えるかもしれないが、「先発投手としてゲームを壊さず試合を作る」という仕事を着実にこなしている証拠さ。100球前後で6イニングをまとめ、後ろのブルペンに繋ぐ——これができる先発投手こそ、現代MLBで最も重宝されるタイプの投手なんだよ。

まあ、おじさんとしてはこの3勝目を足がかりに、山本由伸が2022年NPBシーズンの防御率1.68に迫るような圧巻の投球を見せてくれることを期待しているんだよ。大谷翔平という世紀の怪物と同じチームで、山本由伸という本格派エースがどんな投球を見せてくれるのか——ドジャースから目が離せない2026年シーズンだね。

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