やあやあ、今日もおじさんが面白い話を持ってきたよ。韓国のエンタメ界でちょっとした話題になっているのが、俳優のキム・ヒウォンとパク・ボヨンをめぐる「6年前の熱愛説騒動」の顛末だよ。

YouTubeチャンネル「DdeunDdeun(ドゥンドゥン)」に公開された動画の中で、パク・ボヨンが自ら当時の状況を語ったことで再び注目を集めているんだが、これがなかなか味のある友情の話でさ、おじさんじっくり解説してあげようと思うよ。

キム・ヒウォンって、どんな俳優なんだい?

まず主役の一人、キム・ヒウォンについて教えてあげよう。

1971年1月10日、京畿道南楊州市生まれ。現在55歳のベテラン俳優で、身長180センチ、血液型はA型。ソウル芸術大学演劇科(1997年入学)出身で、長年にわたって舞台俳優として腕を磨いてきた苦労人なんだよ。

映画デビューは2007年の「一番街の奇跡」。三十代半ばまで無名俳優として極貧生活を続け、後輩に飯をおごるお金すら出せなかったこともあるという。20代後半にはオーストラリアへ渡って塗装の仕事をしながら1年半ほど演技を中断した経験も持つ。

そんな苦労を経た後、映画「叔父」での悪役演技が高く評価され、2017年の「ケースのキング」では釜日映画賞と韓国映画芸術協会で助演男優賞を受賞。探偵役や悪役を得意とする実力派として確固たる地位を築き、2024年にはドラマ「照明ショップ」でついに監督デビューも果たしている。55歳での俳優・監督二刀流、なかなかやるだろう?

熱愛説騒動の全貌、聞かせてあげよう

さあ、ここからが本題だよ。

今回の動画のタイトルは「金色の友情は言い訳で」。司会はあの「国民MC」ユ・ジェソクが務めた。パク・ボヨンは動画の中で「先輩とはとても仲良くしていて、私の初めての熱愛説の相手だ」と切り出したんだよ。

事の発端は今から6年前。キム・ヒウォンがパク・ボヨンを誘い、映画「突然変異」のクォン・オグァン監督と3人でカニ料理を食べに行ったことから始まる。楽しく食事して帰ってきたら、写真がSNSに上がって「2人だけのデート」扱いになっていた。カメラには2人しか映っておらず、監督の存在が消えていたんだ。

当時の状況を時系列で整理しよう

  1. キム・ヒウォン(当時38歳)とパク・ボヨン(当時19歳差の年下)が、クォン・オグァン監督を交えた3人で食事
  2. 会計時に「自分が払う」と言い合う2人の様子が写真に撮られる
  3. その写真がSNSに投稿され、「2人きりのデート」として拡散
  4. メディアが一斉に報道し、熱愛説が一気に拡大
  5. パク・ボヨンの父親から「彼氏が年上すぎるんじゃないか」と電話が殺到

当時、パク・ボヨンは所属事務所なしの状態。キム・ヒウォンに相談しようと電話したら、インフルエンザで体調が悪いと電話を切られてしまったというんだから、こりゃ笑えない話だよ。

おじさんの豆知識コーナー:韓国芸能界の「熱愛説」文化

まあ、聞いてくれよ。韓国の芸能界における熱愛報道への反応は、日本と比べてもずいぶん独特なんだよ。

2010年代まで、人気俳優やアイドルの熱愛説はイメージに直結するリスクがあり、キム・ヒウォン自身が語った「お前死ぬぞ」レベルのメッセージが届くことは珍しくなかった。事務所が即座に否定声明を出さなければならない慣習も、この文化の産物なんだ。

また、1971年生まれと約19歳差(パク・ボヨンは1990年生まれ)という年齢差は、韓国社会の「선배(ソンベ=先輩)・후배(フベ=後輩)」という縦の関係性に当たる。敬語や礼儀で結ばれたこの関係が、逆に「親密だから即恋愛」という外側からの誤解を生みやすいんだよ。

ちなみに「DdeunDdeun」を運営するユ・ジェソクは、韓国のバラエティ界で「国民MC(국민MC)」の称号を持つ大物司会者。彼の番組に出演した話題は瞬く間に拡散されるから、この回顧トークがまた盛り上がるのも納得というわけさ。

友情の危機と、夜明け前の電話

ここからが、おじさんが一番胸に刺さった部分だよ。

所属事務所なしで孤立無援だったパク・ボヨンは、ファンコミュニティに本来は会員限定の投稿をあえて全員公開に設定して書き込んだ。

「私が大人になったみたいです。熱愛説も出るし。でも先輩とは本当に良い先輩・後輩の関係であり、友人です」

一方のキム・ヒウォンには代表から何度も電話がかかり「公式立場を表明しろ」と迫られた。本人が振り返るには「生まれてあれほど多くのメッセージや電話を受けたのは初めて。最初にもらったメッセージも『ふざけるんじゃない』『お前死ぬぞ』という内容だった」という。

騒動が落ち着いた後、キム・ヒウォンは「申し訳なくて連絡できない」という状態が1年近く続いた。それを破ったのはパク・ボヨン。テレビで「車輪のついた家」を見ていてふと気づき、夜明け前に電話をかけて「私たちの友情がこれまでだということのほうが腹が立つ」と言ったんだ。

そしてこのエピソードを聞いた俳優のイ・グァンスは「なぜ誤解しないんだ」と悔しがった。2人の仲が良すぎて、誰も恋愛関係だと信じなかったことへの「もったいない!」という反応だよ(笑)。

まとめ

1971年生まれで2007年に36歳でデビューした遅咲きの実力派、キム・ヒウォン。19歳差という大きな年齢差を超えてパク・ボヨンと深い友情を築いてきた人間性も、今回の話題で改めて注目されているんだよ。

「熱愛説」という言葉が独り歩きする中で、自力で対処したパク・ボヨンの度胸と、距離を置いたことを後悔したキム・ヒウォンの誠実さ。こういう人間くさいドラマが、おじさんは好きなんだよ。

韓国ドラマで「探偵役や悪役」を得意とする男が、現実ではこんな優しい先輩だったというギャップ。次回もおじさんが面白い話を持ってくるから、楽しみに待っていてくれよ!