やあやあ、今日もおじさんのうんちくコーナーへようこそ!

最近ネットで「途中でやめた朝ドラランキング」なるものが話題になっていてね、これがなかなか衝撃的な結果だったんだよ。あの「伝説の問題作」として名高い「ちむどんどん」がワースト1位じゃなかったというんだから、朝ドラの世界は奥が深いよ。まあ、聞いてくれよ。

「ちむどんどん」ってどんな作品だったの?

まず「ちむどんどん」について整理してあげよう。2022年4月から10月にかけて放送されたNHK連続テレビ小説の第106作目だ。主演を務めたのは黒島結菜さんで、物語の舞台は1960年代の沖縄から東京へ。タイトルの「ちむどんどん」は沖縄の言葉(うちなーぐち)で「胸がときめく」「心がわくわくする」という意味だよ。

ところがところが、放送が始まるや否やSNSでは「#ちむどんどん反省会」というハッシュタグが毎夜のように大盛況になってしまった。登場人物の言動が「なぜそうなる」「共感できない」と視聴者から次々とツッコミを受け、最終的にはネット上で「令和最大の問題作」として歴史に刻まれることになったんだ。

脚本は羽原大介さんが担当し、沖縄出身の主人公・比嘉暢子が料理人として成長していく物語だったんだが、弟の借金問題や家族の行動が「理解不能」と批判を浴びた。最終回の平均視聴率は13.3%(関東地区)という数字が残っているよ。

それでもワースト1位じゃなかった、というんだから

その「ちむどんどん」を超えて「途中でやめた」ランキングのワースト1位に輝いた作品があるというんだ。視聴者からは「ひたすらつまらない」と評されたその作品の存在が、今また話題を呼んでいる。

おじさんに言わせれば、「ちむどんどん」は「つまらない」というよりも「つっこみがいがある」という意味で視聴者を引きつけた側面もあった。毎週の「反省会」ハッシュタグに集まった視聴者たちが、ある種のコミュニティを形成していたわけだよ。これはこれで、朝ドラの一つの楽しみ方と言えるかもしれないね。

朝ドラ60年超の歴史、おじさんが語ってやろう

NHK連続テレビ小説は1961年(昭和36年)に第1作「娘と私」を放送して以来、60年以上にわたって毎朝の茶の間に届けられてきた超長寿番組だ。月曜から土曜、朝8時に15分ずつ放送する「帯ドラマ」形式で、半年で1クール。年に2クールあるから、2026年現在では通算110作を超える作品が制作されているんだよ。

歴代で最も高い平均視聴率を誇るのは1983年放送の「おしん」で、平均視聴率52.6%という驚異的な数字を残している。最高視聴率は62.9%にも達したんだから、これはもう国民的な現象と言っていい。当時の日本人がどれほどおしんに感情移入していたか、想像するだけで胸が熱くなるよね。

近年では2013年放送の「あまちゃん」(主演:能年玲奈、現・のん)が社会現象になった。岩手県北三陸を舞台に、海女を目指す少女の成長を描いたこの作品は、「じぇじぇじぇ」という言葉を流行語大賞に送り込み、ポップカルチャーとしての朝ドラの可能性を示してみせた。

おじさんの豆知識コーナー

沖縄を舞台にした朝ドラの「明暗」

「ちむどんどん」の前にも沖縄を舞台にした朝ドラがあってね、それが2001年放送の「ちゅらさん」(主演:国仲涼子)だ。沖縄・小浜島出身の女性が大阪・東京で奮闘する物語で、平均視聴率22.6%を記録し、空前の「沖縄ブーム」を引き起こした。「ちゅらさん」の「ちゅら」も沖縄方言で「美しい」「清らか」という意味だよ。

「ちゅらさん」は視聴者に愛されすぎて、2002年・2003年・2004年・2014年と後日談スペシャルが合計4回も制作された。同じ沖縄・沖縄方言タイトル・女性主人公という条件でも、「ちゅらさん」と「ちむどんどん」ではこれほど評価が分かれたわけだ。脚本と演出の力がいかに大きいか、改めて実感させられるよね。

今の朝ドラ「風、薫る」も話題になってるよ

ちょっと話は変わるけど、今放送中の朝ドラ「風、薫る」も面白い考察が出てきているよ。この作品、同期(主人公と同じ時代を生きる仲間たち)のキャラクターが7人という設定になっていてね、朝ドラウォッチャーたちが「なぜ奇数なのか」と考察を巡らせているそうだ。

グループが奇数だと、二項対立が生まれにくく、複雑な人間関係を描きやすい。また「中心人物」が浮き上がりやすいという演出上のメリットもある。過去の朝ドラと比べてみても、同期グループの人数設定ひとつにドラマの構造が透けて見えるわけだよ。こういう視点から朝ドラを見るのも、なかなか楽しいものだよ。

おじさんからひとこと

「ちむどんどん」がワースト1位じゃなかったというニュースはね、ある意味で痛快な逆転劇だよ。放送当時あれだけ「反省会」で盛り上がった作品が「それより下がいた」なんて、テレビドラマの世界は本当に奥が深いよね。

おじさんの見立てでは、「ちむどんどん反省会」で毎夜盛り上がっていたあの日々も、いつかは「懐かしい朝ドラ文化」として語られることになると思うよ。1961年の第1作から数えて60年以上、当たりも外れも含めてこそ「連続テレビ小説」の歴史があるわけだからね。

君はどの朝ドラが印象に残っているかな?おじさんはまだまだ「おしん」の平均視聴率52.6%を超える怪物的ヒット作が生まれることを楽しみにしているよ!