まあ、聞いてくれよ。今日はサッカーの話だよ。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)2025-26シーズンの準決勝1stレグ、シャフタール・ドネツク対クリスタル・パレスが日本時間2026年5月1日(金)午前4時にキックオフされるんだ。

舞台はポーランドのクラクフにある「シネリゼ・アリーナ・クラクフ」。「ウクライナのチームがなんでポーランドで試合するんだ?」って首をかしげた人、実はそこにこの試合を語る上で外せない深い事情があるんだよ。

ウクライナの名門がポーランドで「ホーム」を戦う理由

シャフタール・ドネツクはウクライナ東部、ドネツク州に本拠を置く名門クラブだよ。1936年に創設され、独立後のウクライナ・プレミアリーグで優勝を重ねてきた強豪だ。かつてはチャンピオンズリーグのベスト4まで進んだこともある、欧州でも知られた存在さ。

ところが2022年2月、ロシアがウクライナへ全面侵攻を開始した。シャフタールの本拠地ドネツクは特に激しい戦闘が続く地域で、クラブはウクライナ国内を転々とした後、欧州カップ戦のホームゲームをポーランドで行うことになった。今シーズンのECLホームゲームも、クラクフを「仮の本拠地」として戦っている。戦争によって故郷を追われながらも欧州の舞台で戦い続ける姿には、サッカーファンとして複雑な気持ちになるよ。

ECLって実はまだ新しい大会なんだよ

ヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League、ECL)は、2021-22シーズンにUEFAが新設した欧州クラブ第3の大会だよ。チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に続く3番目のランクで、まだ歴史5年目の大会だ。

過去の優勝を見ると、第1回(2021-22)はASローマ(イタリア)、第2回はウェストハム(イングランド)、第3回はフィオレンティーナ(イタリア)が制している。クリスタル・パレスにとっては、今大会でタイトルを取ればクラブ史上初の欧州タイトルになるんだよ。

おじさんのうんちくコーナー:シャフタールの「ブラジル人依存戦略」

シャフタール・ドネツクといえば、欧州サッカー界では「ブラジル人の宝庫」として有名なんだよ。2000年代初頭から南米の若い才能を戦略的に大量獲得してきた。

今シーズンのスタメンを見てみると、ヴィニシウス・トビアス、ペドリーニョ、Eguinaldo、Kaua Eliasとブラジル人選手がずらりと並ぶ。かつては「フェルナンジーニョ」(2005年から2013年所属、後にマンチェスター・シティへ移籍)、「ドゥグラス・コスタ」(2010年から2015年所属、後にバイエルン・ミュンヘンへ移籍)なんかも所属していた。

なぜかというと、ウクライナはEUに未加盟で、EU加盟国のクラブに課される外国人枠の制限が少なく、南米の若手を比較的安価に獲得しやすかったんだ。そして育てた選手を欧州強豪クラブへ高値で売却する「セルアウト戦略」でクラブの財政を支えてきた歴史がある。これがシャフタールのビジネスモデルの核心さ。今大会でも攻撃のカギを握るのはブラジル人FWのKaua Eliasだよ。

鎌田大地を外して語れないパレスの準決勝

クリスタル・パレスを語るなら、日本代表MF・鎌田大地(かまだ だいち)を外せないよ。1996年8月5日生まれの29歳で、ドイツのフランクフルト、イタリアのラツィオを経て2024年にクリスタル・パレスへ加入した。

今大会でも「ゴールの起点となる活躍をみせ準決勝に進出」(WOWOWより)と高く評価されており、18番としてスタメン出場が予定されている。準決勝のスタメンには、イスマイラ・サール(セネガル代表)、ジェレミ・ピノ、ジャン=フィリップ・マテタという強力な攻撃陣が並ぶ。守備面ではGKディーン・ヘンダーソン、DFマクサンス・ラクロワ、クリス・リチャーズが壁を作る構成だ。

パレスのオリバー・グラスナー監督は準決勝に向けて「決勝進出を目指す」と意気込みつつ、「自分たちが何をすべきかに集中する」と冷静な姿勢を強調している。

ここまでの両チームの戦い

シャフタール・ドネツクのECLは波乱続きだよ。ホームゲームでAZアルクマール(オランダ)に3-0で圧勝したかと思えば、アウェー戦では2-2の引き分けに終わるなど調子が一定しない。ホームでのレフ・ポズナン(ポーランド)戦での敗北もあり、「支配力と脆弱性の両方を持ち合わせているチーム」と評されている。

クリスタル・パレスは準々決勝でフィオレンティーナ(イタリア)に敗れた後、ホームで圧倒的な勝利を収めて準決勝進出を決めた粘り強さが光る。アウェーゴールを奪いながら逆転するあたり、鎌田のゲームメイクがいかに機能しているかが伝わるよ。

まとめ

さてさて、日本時間で2026年5月1日(金)午前4時キックオフというのは、深夜観戦のハードスケジュールだ。視聴はWOWOWが独占配信で、地上波やDAZNでは見られないから、サッカーファンは早めにチェックしておいてくれよ。

おじさんに言わせれば、今シーズンのECLはクリスタル・パレスの「物語」として記憶されるかもしれない大会だよ。戦争で故郷を追われながらも欧州で戦い続けるシャフタールの精神力も、日本代表・鎌田大地が欧州タイトルへ手を伸ばす姿も、どちらも見逃せないドラマだ。2ndレグはいよいよロンドンで行われる予定だから、この1stレグの結果がすべての鍵を握るさ。さあ、一緒に応援しようじゃないか!