やあやあ、久しぶりに格闘ゲームの話をしようじゃないか。
最近「鉄拳」がすごく盛り上がってるのを知ってるかい?SNSでバズった話から、世界規模のトーナメントの話まで、おじさんがしっかり解説してあげよう。
鉄拳って何者だ?まず基本から
「鉄拳」はナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)が1994年にアーケードゲームとして生み出した3D格闘ゲームの金字塔だよ。それから30年以上が経ち、2024年1月26日には最新作「鉄拳8」がPS5/Xbox Series X/PCで発売された。シリーズ累計販売本数はなんと5400万本超え。これはもう格闘ゲームの世界遺産と言っても過言じゃない。
1994年の第1作から数えて、三島一八、風間仁、三島平八という「三島ファミリーの確執」を軸に物語が紡がれてきたのもこのゲームの魅力だ。格ゲーなのにドラマがある、それが鉄拳の強みなのさ。
話題のカップル対決、これは燃えるね!
さて、おじさんが今回一番語りたいのはこのニュースだ。
とあるオフライン鉄拳トーナメントで、カップルが揃ってTop8(上位8名)に入り、そのブラケット(対戦表)で2人が直接対決するはめになったという事件が起きたんだよ。これが海外メディア「Dexerto」でも取り上げられ、世界中のゲーマーの間でバズっている。
普通のカップルなら「あなたが勝っていいよ」ってなりそうだろ?でも格ゲープレイヤーは違う。絶対に負けない、恋人でも容赦しない——それが格ゲーマーの流儀なんだ。2人とも全力でぶつかり合う姿が「美しい」「これが本物のゲーマー夫婦」と絶賛されているのさ。
Top8まで勝ち上がれるのは、大型大会では数百人〜1000人以上の参加者の中から勝ち抜いた猛者たちだ。その2人がカップルというのは、まさに運命的な話だよね。
Kemonomichi Legends Liveの豪華すぎる顔ぶれ
格ゲー界隈で今もう一つ話題なのが「Kemonomichi Legends Live」という配信イベントだ。
ここに集まった面子が半端じゃない。
- 梅原大吾(Daigo) — 「世界で最も有名なストリートファイタープレイヤー」として知られ、2004年のEVO(世界最大の格ゲー大会)での「背水の逆転劇」は今も語り継がれる伝説。
- MenaRD — ドミニカ共和国出身、2017年EVO世界チャンピオン。
- Arslan Ash — パキスタン出身の鉄拳プレイヤー。2019年・2020年のEVO Japanを連覇した世界最強クラスの選手。
- Chikurin — 日本の鉄拳トッププレイヤー。
- Laggia — 鉄拳シーンのトッププレイヤー。
- Go1 — 日本のドラゴンボールファイターズ/ギルティギアのトップ選手。
ストリートファイター勢、鉄拳勢、その他格ゲー勢が一堂に会するなんて、おじさん世代にはまさに夢のような話だよ。
さらにEvo Legends Liveも大注目!
海外メディア「Saiga NAK」によると、「Evo LEGENDS LIVE — DAIGO vs MENARD」のチケット抽選が4月21日まで行われていたという。
Evo(Evolution Championship Series)は1996年から続く世界最大の格闘ゲームトーナメントで、2023年のEVO Las Vegasには1万人超の参加者が集まった。その「EVO」の名を冠したレジェンドマッチで梅原大吾とMenaRDが激突するというのは、世界中の格ゲーファンにとって垂涎のカードだ。
Arslan Ashはなぜ「最強」なのか
鉄拳の話をするなら、Arslan Ashに触れないわけにはいかない。
彼はパキスタンのラホール出身で、当初は自国での格ゲー環境が整っていない中でも腕を磨き続けた。2019年のEVO Japan(東京・大阪開催)で初参戦にして優勝。翌2020年も制し、EVO Japan鉄拳部門の2連覇を達成した。これは格ゲー界における「シンデレラストーリー」として今も語り継がれているよ。
彼が使うキャラクターは主に「ジン(風間仁)」と「リロイ・スミス」。洗練されたプレイスタイルと読みの鋭さで世界の頂点を取ったんだ。
格ゲーはスポーツだ、という話
おじさんに言わせれば、鉄拳をはじめとする格闘ゲームは立派な「eスポーツ競技」だ。
Tekken World Tour(鉄拳ワールドツアー)はバンダイナムコが主催する公式グローバル大会で、世界各地の予選を経てグランドファイナルが行われる。参加国は数十カ国に及び、賞金総額も年によっては数十万ドル規模になる。
反射神経・記憶力・読み合い(相手の行動を予測する心理戦)・練習量——格ゲーには一般スポーツと同じ要素がすべて詰まっている。カップルが感情を排して全力で戦えるのも、それだけ競技として成熟しているからだよ。
まとめ——格ゲーの世界は深いぞ!
どうだい、鉄拳と格ゲーシーンの話、少しは楽しんでもらえたかな?
1994年に生まれたゲームが30年後も世界中の人々を熱くさせ、カップルが恋愛感情より勝利を優先して戦い、パキスタンの若者が世界の頂点を取る——こんなドラマが現実に起きているんだから、格ゲーの世界はまだまだ奥深い。
まあ、一度Tekken 8をプレイしてみると、このスポーツの深さが骨身に染みるよ。おじさんも久しぶりにコントローラーを握ってみようかな、なんて思っているんだ。
それじゃあ、またうんちく話でお会いしよう!
おじさんの豆知識コーナー:格ゲーの「ブラケット」って何だ?
「ブラケット地獄」という言葉を聞いたことがあるかい?トーナメントでは対戦の組み合わせが事前に「ブラケット(対戦表)」として組まれる。自分より強い相手と早い段階で当たることを「ブラケットが地獄」と言うんだ。今回のカップルのケースは、お互いがお互いにとっての「ブラケット地獄」になったわけだ。しかも感情的なしがらみもある。これほどドラマチックな状況もなかなかないだろう。ちなみに「ダブルエリミネーション方式」では1回負けてもルーザーズブラケットに行けるため、Top8の構造はかなり複雑だ。格ゲーのトーナメントは将棋や囲碁のトーナメントと同様、ちゃんとした競技として設計されているんだよ。