やあやあ、ちょっと聞いてくれよ。
ゲームの世界でもなかなかアツいニュースが飛び込んできたよ。スクウェア・エニックスの大人気MMORPG『ファイナルファンタジーXIV』が、フィリピン発祥のファストフードチェーン「ジョリビー」とコラボするって話だ。しかもプレイヤーたちの間で賛否両論を巻き起こしているというじゃないか。まあ、聞いてくれよ。おじさんが歴史から丁寧に解説してあげるよ。
そもそもFFXIVってどんなゲームだい?
『ファイナルファンタジーXIV』、略してFF14は、スクウェア・エニックスが開発・運営するMMORPG(大規模多人数オンラインRPG)だよ。ファイナルファンタジーシリーズのナンバリング第14作目で、2013年8月27日に「新生版」として正式サービスを開始した。プロデューサー兼ディレクターは、業界でも知る人ぞ知る吉田直樹氏だ。
「エオルゼア」という幻想的な世界を舞台に、プレイヤーは「光の戦士」——通称「ヒカセン」——として冒険を繰り広げる。ソロでも、NPCと組むパーティシステムでも遊べるし、世界中のプレイヤーと協力プレイも楽しめる。まさに「ひとりでも、みんなでも」という懐の深さが魅力のゲームさ。
実はFFXIVには「黒歴史」があった!
ここで豆知識をひとつ。今でこそ世界的な人気作となっているFF14だが、最初のバージョン(通称「旧版」または「根性版」)は2010年9月30日に発売されて、壮絶な失敗を喫したんだよ。
ユーザーインターフェースの欠陥、深刻なバグの山、ゲームバランスの崩壊……当時のスクウェア・エニックス社長・和田洋一氏が公式サイトで「ファイナルファンタジーとしてご期待いただいている水準に達していない」と頭を下げて謝罪する事態になったんだ。開発陣を根本から刷新し、2年足らずでサービスを一度終了させた。
その後、吉田直樹氏が指揮をとって「0からゲームを作り直す」という前代未聞のプロジェクトを敢行。2013年に「新生ファイナルファンタジーXIV」として生まれ変わり、見事に復活を遂げた。このV字回復劇は「GDC 2014」の講演でも取り上げられ、ゲーム業界屈指の「奇跡の再生」として語り継がれているよ。
今まさにホットな話題——ジョリビーとのコラボ騒動
2026年現在、FF14プレイヤーコミュニティで話題をさらっているのが、フィリピン発祥のファストフードチェーン「ジョリビー(Jollibee)」とのコラボだ。
IGNやGameRantなど複数の海外メディアが報じたところによると、このコラボではゲーム内専用の「チキンエモート」(鶏を模したモーション)、限定コスチューム、そしてジョリビー店舗での限定メニューが展開されるという。QSR Webの報道では、ジョリビー側もFF14テーマのセットメニューを用意すると発表したんだ。
ところが、GameRantの記事によればプレイヤーの反応は芳しくない。「FF14の世界観に合わない」「ファストフードとファンタジーを混ぜるな」といった批判が噴出しているんだ。確かに、剣と魔法の世界でフライドチキンのエモートをやられても……という気持ちはわからなくもないよな。
ただし、おじさんに言わせれば、こういったコラボはFF14に限った話じゃない。MMORPGが長期運営を続けるには、ゲーム外の話題作りも重要な戦略なんだよ。実際にFF14はこれまでも様々なコラボを展開してきた実績があるし、ジョリビーはアジア・北米を中心に約1,500店舗以上を展開するグローバルブランドだ。プレイヤーの声に耳を傾けつつ、ゲームの裾野を広げる試みとして見守るのが吉かもしれないね。
最新アップデートも見逃せないぞ
コラボ騒動の一方で、ゲーム本体のアップデートも着々と進んでいる。2026年4月28日(火)には大型パッチ7.5「彼方に至る路」の公開が予定されているんだ。
新コンテンツの主なラインナップを見ておこう:
- メインクエスト「彼方に至る路」Part1——声優に悠木碧さん(カリュクス役)、早見沙織さん(ハルマルト役)という豪華キャストを起用
- アライアンスレイド「エコーズ オブ ヴァナ・ディール」第3弾——ウィンダスを舞台にした新ダンジョン
- 新リミテッドジョブ「魔獣使い」——野生の魔獣を使役する新職業
- インスタンスダンジョン「クルティウス魔導工廠」
- 討伐戦「エヌオー討滅戦」「幻神龍討滅戦」
さらに2026年4月から世界各地で「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2026」が開催され、それを記念したマウント「ハーディ=デイトナ」やエモート「モデルウォーク」もオンラインストアで販売中だ。
まとめ——FF14はまだまだ終わらない
一度は大失敗して、それでも根性で蘇ったFF14。2013年の新生から実に10年以上が経過した今も、パッチを重ね、コラボで話題を作り、ファンフェスティバルで世界中のヒカセンたちを熱狂させ続けている。
ジョリビーコラボの賛否にしても、これだけプレイヤーが声を上げるということは、それだけゲームへの愛着が深い証拠だよ。「こんなコラボいらない!」って怒れるのも、ゲームを心から大切にしているからこそだろう?
まあ、どんな形であれ、FF14が世界中のプレイヤーに愛され続けているのは確かな事実だよ。パッチ7.5のリリースが控える2026年4月、エオルゼアの冒険はまだまだ続くぞ。気になった人は無料トライアルから始めてみるのもいいんじゃないかい?おじさんからのオススメだよ!
うんちく豆知識コーナー
「根性版」という名前の由来、知ってたかい?
開発チームのスタッフたちは、失敗した1.0バージョンを社内では「根性版FFXIV」と呼んでいた。由来は「開発を根性でやらないといけないから」という、なんとも身も蓋もない理由だよ(笑)。あくまで非公式の社内スラングだったんだが、後にゲームメディアでも「根性版」という呼び方が定着してしまったんだ。失敗から立ち直った職人集団の、ちょっと自虐的なユーモアが垣間見えるよな。
また、旧版から新生版への移行はゲーム内ストーリーの「第七霊災」というイベントとして描かれ、公式YouTubeに6分弱のエンディングムービー「時代の終焉」が公開された。サービス終了をゲーム世界の滅亡として演出するという、粋な演出だったんだ。