やあやあ、久しぶりに聞いてくれよ。おじさんね、最近VTuber業界がとんでもないことになってるのを知ってさ、居ても立っても居られなくなったんだよ。
今日の話題は「Brave group(ブレイブグループ)」だ。え、知らない?まあ、そういう人のためにおじさんがじっくり教えてあげよう。
そもそもBrave groupって何者なんだ?
株式会社Brave groupはね、2017年10月11日に東京都世田谷区で「株式会社バーチャルユーチューバー」という社名で創業した会社なんだよ。最初はそのままズバリの社名だったんだね。その後2020年6月16日に現在の「Brave group」に改名して、代表取締役CEOも野口圭登さんが就任している。
本社は東京都港区芝4丁目1番28号、PMO田町Ⅲ8階にあってね、いまや従業員数432名、世界14拠点、グループ会社16社を擁する立派な企業に成長しているんだ。
で、何をやってる会社かっていうとね、VTuber(バーチャルYouTuber)を中心としたエンターテインメントIP事業なんだよ。傘下のYouTubeチャンネル登録者数を全部合わせると3700万人超えという規模なんだ。すごいだろ?
代表的なIPたち
中でも有名なのが「ぶいすぽっ!」だ。正式名称はVirtual eSports Projectといって、eスポーツ系のVTuberグループなんだよ。2022年6月のM&Aで運営会社の株式会社バーチャルエンターテイメントをグループに加えたんだ。
ほかにも「あおぎり高校」「RIOT MUSIC」「Palette Project」「ENILIS」など多彩なIPを展開していて、累計11件の経営統合を実施してきた積極的なM&A戦略が特徴なんだよ。
2026年4月22日、80億円調達のビッグニュース!
で、今日おじさんが一番話したいのはここなんだ。
2026年4月22日、Brave groupがシリーズEラウンドで約80億円の資金調達を完了したと発表したんだよ!国内外の投資家・銀行から合計19社が参画したんだ。内訳は16社からの第三者割当増資と3社からの融資という構成でね。
そして創業2017年10月からの累計調達額は約140億円に達したんだよ。いやあ、7年ちょっとでここまで来たかと、おじさんはしみじみしてしまったよ。
今回の出資企業がまた豪華なんだ
出資・融資に参加した顔ぶれを見てほしい。
- REALITY株式会社(グリー傘下)
- 株式会社海外需要開拓支援機構
- 株式会社みずほ銀行
- Kakao Investment(韓国大手)
- NHN JAPAN
- キリンホールディングス(CVC経由)
- 株式会社ニッポン放送
- 三井住友信託銀行
- 株式会社静岡銀行・株式会社北國銀行などの地方銀行まで
VTuber企業に銀行や飲料メーカー、放送局まで出資してくるあたり、業界の本格化を感じるよねえ。
グリーが「筆頭株主」になった意味
まあ、聞いてくれよ。今回のニュースで一番注目されたのは、グリーホールディングスがREALITY株式会社を通じて追加出資し、筆頭株主になったという点なんだ。
グリーといえば、2000年代から2010年代初頭にかけてモバイルゲームで一世を風靡した会社だよ。「釣り★スタ」とかね。覚えてる人も多いだろう。でも正直、スマホゲーム市場での競争は厳しくなっていた。そこでグリーはVTuber領域を「第2の創業」と位置づけて、Brave groupへの出資強化に踏み切ったというわけなんだ。
グリーの代表取締役会長兼社長の田中良和さんは「グリーグループとしても、日本発のコンテンツが世界を席巻する未来に向け、全力で伴走してまいります」とコメントしているよ。
今後の資金の使い道は?
調達した約80億円の使い道についても発表されていてね、大きく4つなんだよ。
- グローバル展開の加速 — 海外市場でのIPローカライズ強化とマーケティング投資
- IP事業の多角化 — 既存IPを活かした新たな事業展開
- テクノロジーへの投資 — 配信システムやXR技術の研究開発、スタジオ設備の強化
- 戦略的M&A・アライアンス — 国内外の有力IPとのパートナーシップ強化
つまり「守り」じゃなくて完全に「攻め」の姿勢だね。みずほ銀行の担当者も「M&Aファイナンスの実行」と明言しているくらいだから、今後もさらに経営統合が続くかもしれないよ。
まとめ — VTuber業界はもう「ニッチ」じゃない
どうだい、Brave groupのこと、少しわかってもらえたかな?
2017年に小さく産声を上げたこの会社が、約8年半で従業員432名、グループ会社16社、YouTubeチャンネル登録者数3700万人超え、累計調達額140億円の企業に成長したんだよ。しかもグリーという大手が「第2の創業」と言い切るほど本気で賭けてきている。
おじさん的に言わせれば、VTuberはもはや「若者の趣味」じゃなくて、日本発のエンターテインメント産業の本流になりつつあるんだよ。アニメや漫画がそうなったようにね。
次に「ぶいすぽっ!」のメンバーの名前を聞いたとき、ちょっとだけ「ああ、あの80億円調達した会社か」って思い出してくれよ。それだけでおじさんは満足だよ!
おじさんのうんちくコーナー:VTuber市場の歴史、ちょっと整理しようか
VTuberという概念が広まったのは2016年〜2017年ごろなんだよ。先駆けとして有名な「キズナアイ」が2016年11月に活動を開始したのが最初期とされている。その後2018年ごろに「VTuberブーム」が到来して、数千ものVTuberが誕生した。
Brave groupの前身「株式会社バーチャルユーチューバー」が創業したのが2017年10月11日だから、まさにそのブームの黎明期に生まれた会社なんだね。
そして現在、VTuber市場は日本国内だけでなく、アジア・欧米にも広がっており、韓国の大手VTuberプロダクション「StelLive」とも経営統合(2025年7月)を果たすなど、Brave groupは着実にグローバル展開を進めているんだよ。韓国大手のKakao Investmentが今回の出資に加わっているのも、そういった文脈で見ると納得できるよね。