やあやあ、久しぶりじゃないか。今日はちょっと聞いてくれよ——「赤」の話をしようじゃないか。
ファッション界も、ウェルネス業界も、最近やたらと「赤」が熱いんだよ。ただの色の話だと思ったら大間違いさ。おじさんに言わせれば、赤というのは太古の昔から人類と深く関わってきた、とてつもなく奥深い色なんだ。
ハリウッドも沸いた——『プラダを着た悪魔2』の赤じゅうたん
2026年4月、映画界の話題をさらったのが『The Devil Wears Prada 2(プラダを着た悪魔2)』のプレミアだよ。2006年の第1作から実に20年ぶりとなる続編の公開を前に、ニューヨークで豪華なレッドカーペットイベントが開かれたんだ。
まず注目を集めたのが、メリル・ストリープ。彼女が着用したのはサラ・バートン(Sarah Burton)によるジバンシィ(Givenchy)のドレスだよ。サラ・バートンといえば、アレキサンダー・マックイーン亡き後、そのブランドを10年以上にわたって率いてきたデザイナーで、2011年にはキャサリン妃のウエディングドレスも手がけた人物さ。そんな大物デザイナーのジバンシィ作品を纏ったメリル・ストリープの姿は、まさに「究極の編集長」と評されたんだ。
一方、エミリー・ブラントはパールとダイヤモンドのアクセサリーを合わせたボールガウンで登場。ニューヨーク・タイムズ紙は「どのように各キャストのレッドカーペットルックがまとめられたか」という記事を特集するほど、今回のプレミアのファッションに世界が注目したんだよ。
日本発・赤の最新技術——MTGの「ReD(レッド)」
さて、ファッションの話だけじゃないぞ。日本でも「赤」絡みの面白いニュースがあるんだ。
愛知県名古屋市に本社を置く株式会社MTG(代表取締役社長:松下剛)が、2026年4月23日(木)からリカバリーウェア「ReD(レッド)」の2026年春夏新商品の販売を開始したんだよ。
この「ReD」、名前に「赤」を含んでいるだけじゃないぞ。「血行から毎日を元気にする」というコンセプトのもと、「バイタルテック」という独自技術を搭載した一般医療機器として認定されたウェアなんだ。ただのパジャマじゃないんだよ。
2026年春夏の新ラインアップ
今回の新商品は大きく3カテゴリに分かれているよ:
スリープウェア
- ラベンダー・ライトグリーン・ライトグリーンの新色3色が追加され、全9色展開に
- ポリエステル68%・レーヨン23%・ポリウレタン9%の素材で優れた吸水速乾性を実現
- プルオーバー長袖・半袖、ジョガーパンツ、ショートパンツをラインアップ
- 価格:6,600円〜7,700円(税込)
カジュアルウェア
- 綿63%・ポリエステル37%の混紡素材でやさしい肌ざわり
- コットン クルーネック半袖(7,700円税込)はブラック・ホワイト・ダークグレー・ブルーグレー・レッド・ナチュラルの全6色
- ビジネスシーンでも使えるポロシャツ(8,800円税込)も登場
インナーウェア
- 定番のロングボクサーパンツに加え、スタンダード丈のボクサーパンツが新たに追加
- 吸水速乾性でムレにくい設計
オンオフ問わず「心も身体も整える」というコンセプトで、ただのウェアとは一線を画すラインナップさ。
赤という色が持つ圧倒的なパワー
おじさんに言わせれば、赤という色がこれほどまでに様々な分野で存在感を示すのには、ちゃんとした理由があるんだよ。
可視光線の中で最も波長が長いのが赤で、約620〜750ナノメートルの波長を持っている。人間の視覚はこの波長に対して特に敏感で、遠くからでも認識しやすい。だから信号機の「止まれ」も赤なんだ。
心理学的にも面白くてね、2005年にイギリスのダーラム大学が行った研究では、赤いユニフォームを着たスポーツ選手は勝率が有意に高いという結果が出たんだよ。2004年アテネ五輪のボクシングやテコンドーを分析した研究で、赤い選手が青い選手より約55〜57%の確率で勝つという数字が出てきた。色が人間の心理と行動に影響を与えるという、れっきとしたサイエンスがあるわけさ。
また日本では、赤は「魔除け」の色として平安時代から神社の鳥居に用いられてきた。東京タワーも国際航空法で高さ60メートル以上の建造物には航空障害灯と昼間障害標識(赤白の塗装)が必要とされるため、あの有名な赤と白になったわけだよ。設計者の内藤多仲が1957年に竣工させた東京タワーは、高さ332.9メートルの鉄塔に333トンもの赤色のペンキが使われているんだ。
まとめ——赤は過去も現在も「特別な色」だよ
どうだい、「赤」ひとつとってもこれだけの世界が広がっているんだよ。
ハリウッドのプレミアでメリル・ストリープが纏う一枚の衣装から、愛知・名古屋発の最新リカバリーテクノロジー、そして古代ギリシャから連なるレッドカーペットの伝統まで——赤という色は時代も国境も超えて、人々を惹きつけ続けているんだよ。
次にレッドカーペットのニュースを見たとき、あるいは赤いウェアを手に取ったとき、ぜひ今日の話を思い出してくれよ。きっとその赤が少し違って見えるはずさ。まあ、おじさんの話を聞いてくれてありがとうな!
おじさんの豆知識コーナー:レッドカーペットの起源
まあ、聞いてくれよ——「レッドカーペット」という習慣、その歴史を知っているかい?
実は赤いじゅうたんを敷いてVIPを迎える文化は、古代ギリシャの劇作家アイスキュロスが紀元前458年に書いた悲劇『アガメムノン』の中にすでに登場するんだよ。王の帰還を迎えるシーンで、地面に赤い布が敷かれる描写があるんだ。
アメリカで映画の授賞式に赤いじゅうたんが定番になったのは1961年のグラミー賞が最初とされていて、その後1960〜70年代にかけてハリウッドのイベントに広まった。今では「レッドカーペット」という言葉そのものが「VIP待遇」「華やかなセレモニー」の代名詞になったわけさ。2500年近い歴史が詰まった色——それが赤なんだよ。