やあやあ、久しぶりだね。今日はプロ野球好きなら絶対に知っておくべき男の話をしようじゃないか。

その名はライデル・マルティネス。読売ジャイアンツの背番号92を背負うキューバ出身の守護神さ。

キューバから来た剛速球男

1996年10月11日生まれ、現在29歳。キューバのピナール・デル・リオ州という場所の出身で、身長193cm・体重93kgという堂々たる体格を誇る右腕だよ。

2017年2月に中日ドラゴンズへ育成選手として入団し、背番号211からスタート。年俸はわずか推定1000万円だったんだが……まあ、聞いてくれよ、ここからの成長が尋常じゃないんだ。

2025年オフに読売ジャイアンツへ移籍し、2026年の年俸はなんと12億5000万円。4年契約でジャイアンツに迎えられた。育成入団からここまで来るとは、野球の世界も面白いだろう?

セーブ記録を塗り替え続けた男の軌跡

中日時代の輝かしい成績

マルティネスが本格的に抑えに定着した2020年シーズン、40試合登板で防御率1.13・21セーブという驚異的な数字を残した。球速も凄まじくて、同年8月13日の広島戦でチーム最速タイの159km/hを記録すると、8月15日の巨人戦では160km/hをマーク。さらに10月2日のDeNA戦では自己最速161km/hを叩き出したんだよ。

知ってたかい?同年9月4日のヤクルト戦で、マルティネスはNPB史上25人目(26度目)となる1イニング4奪三振を記録している。三振を取った後に捕逸で打者が生き、さらにその打者も三振に仕留めるという荒業さ。おまけに史上初の「1回4奪三振でセーブ」という珍記録まで残した。

2022年は56試合登板で39セーブ・防御率0.97でセーブ王を獲得。2023年はさらに磨きがかかり、48試合で32セーブ・防御率わずか0.39という次元の違う数字を叩き出した。2024年は60試合登板で43セーブを記録し、再びセーブ王に。

巨人移籍1年目で球団新記録

2025年、新天地・読売ジャイアンツに移籍したマルティネスは開幕から絶好調だった。なんと開幕31試合連続無失点をマークし、シーズン最終的には46セーブという球団新記録を達成。しかもこれはセ・リーグタイ記録でもある。自身3度目のセーブ王に輝いたんだ。

そして忘れちゃいけないのは、育成選手出身として初めて最多セーブを受賞した選手という歴史的な意味合いだよ。下から這い上がった男の記録は、重みが違うだろう?

おじさんの豆知識コーナー:キューバ野球の凄さ

おじさんに言わせれば、マルティネスの強さはキューバ野球の土台があってこそだよ。キューバは人口約1100万人という小国ながら、オリンピック野球で金メダル3個(1992年バルセロナ、1996年アトランタ、2004年アテネ)を獲得している野球大国なんだ。

マルティネスも2017年と2023年のWBCにキューバ代表として出場している。2024年のプレミア12にも出場しているからね。

キューバのリーグ「セリエ・ナシオナル・デ・ベイスボル」で育った選手たちは、質の高いコーチングと厳しい練習で基礎が叩き込まれている。その中でもマルティネスはピナール・デル・リオ州の「ベゲーロス・デ・ピナール・デル・リオ」というチーム出身。ちなみに「ベゲーロス」とは「葉タバコ農家」を意味するんだが、ピナール・デル・リオはキューバ最高のシガー葉の産地でもある。葉タバコの大地から生まれた剛腕、なかなかロマンがあるだろう?

2026年、リベンジの春

今シーズン(2026年)もマルティネスは守護神として奮闘中だ。4月21日時点で7登板・6セーブを記録しているが、決して順風満帆ではなかった。

まずヤクルト戦での救援失敗があり、その後のリベンジ登板では小林誠司と今季初バッテリーを組んで見事セーブ成功。「リベンジセーブ」と報じられた。

さらに最近の話題が、古巣・中日ドラゴンズ相手の一戦だ。昨年(2025年)7月、地方球場での中日戦でマルティネスは「あと1球」という場面から悪夢の救援失敗を経験した。そして2026年、同じ地方球場での中日戦に再び登板し、意地のリベンジセーブを決めてみせた。

試合後、マルティネスは「則本投手のおかげで今日の勝利はあった」と先発の則本昂大を称えるコメントを残している。4登板連続セーブ成功という形で実力を証明した。

球種とスタイルの話

2026年現在のマルティネスの投球を見ると、ストレートの使用率が65.6%とほぼ直球勝負。最速156km/hを計測し、平均球速も152.6km/hという超高水準を維持している。サブウェポンはスプリット(21.5%)で、打者から見れば速いボールかと思ったら落ちる、という二択を突きつけられる格好だ。

奪三振率8.53という数字が示す通り、今も三振を量産できる武器を持っている。

まとめ:育成から12億円クローザーへ

まあ、聞いてくれよ。育成選手として年俸1000万円でスタートし、9年間でセーブ王3回(2022年・2024年・2025年)、通算セーブ数は2026年シーズン途中で200セーブ超えが見えてきている男が今や年俸12億5000万円だ。

リベンジを誓って9回のマウンドに上がる姿には、キューバの地から日本に来て一歩一歩積み上げてきた男の矜持が詰まっているんじゃないかね。

プロ野球を観るなら、9回の守護神がどんな球を投げるか、ぜひ注目してみてくれよ。おじさんが保証するよ、マルティネスの155km/h超えのストレートは一度見たら忘れられないからさ。