やあやあ、久しぶりだね。今日はMLBで面白い話があるから、ちょっと聞いてくれよ。
ここ最近、野球ファンの間で「ミッキー・モニアック」という名前が話題になっているんだ。コロラド・ロッキーズの外野手なんだが、これがなかなか面白いストーリーを持つ選手でね。おじさんがじっくり解説してあげよう。
全米ドラフト1位の輝かしき過去
ミッキー・モニアック、本名マッケンジー・マシュー・モニアック(McKenzie Matthew Moniak)は1998年5月13日生まれの27歳。カリフォルニア州サンディエゴ郡エンシニタス出身の右投左打の外野手だよ。
この選手がすごいのはね、2016年のMLBドラフトで全体1位指名を受けているところだよ。フィラデルフィア・フィリーズに1番目に選ばれたんだ。これは1998年にパット・バレルが指名されて以来、18年ぶりのフィリーズの全体1位なんだよ。
高校時代も輝かしい。カリフォルニア州カールスバッドのラ・コスタ・キャニオン高校出身で、Baseball America誌の2016年高校生最優秀選手賞とガトレード・カリフォルニア年間最優秀選手賞をダブル受賞している。さらに2015年には日本で開催されたWBSCアンダー18野球ワールドカップで米国代表として金メダルも獲得しているんだ。もともとはUCLAへの進学も決まっていたほどの逸材だよ。
エンゼルス戦力外からロッキーズで急覚醒
でもね、プロ入り後はなかなか苦労したんだ。フィリーズ時代(2020〜2022年)は本塁打もろくに打てない時期が続いて、エンゼルスに移籍後も怪我に悩まされた。2025年3月25日にエンゼルスから戦力外通告を受けたんだよ。
ところがその翌日の3月26日、コロラド・ロッキーズと1年総額125万ドルの契約を締結。開幕ロースター入りを果たしたんだ。
そして2026年シーズン、このモニアックが大爆発しているんだよ。4月22日現在の成績を見てごらん。打率.273、16試合で本塁打6本、打点12、OPS.960だよ。これはもう中堅以上の成績じゃないか!
しかも、あのドジャースとの3連戦では打率.333、本塁打1本と活躍。フィリーズ戦に至っては打率.333で本塁打2本という猛打を見せているんだ。
大谷翔平を「もう勘弁してくれよ」と言わせた男
おじさんが一番面白いと思ったのはここだよ。今シーズン、モニアックはエンゼルス戦で古巣相手に活躍しているんだが、ロサンゼルス・ドジャース戦でも大活躍しているんだ。
報道によれば、ドジャースの大谷翔平選手が「もう勘弁してくれよ、みたいな顔で…」と言わしめるほど、モニアックに打ち込まれているという。全米ドラ1の男が新天地で再起を果たし、今やメジャーを代表する選手たちを困らせているわけだよ。
さらにドジャースとの試合では面白いハプニングもあったよ。観客が乱入するというアクシデントがあって、球場が騒然となったんだが、ベンチにいた大谷翔平はこれを見て爆笑していたという。モニアックがらみで話題が尽きない選手だねえ。
転機はいつだったのか?
「おじさんに言わせれば」、こういう選手こそ応援したくなるよ。全体1位という重圧を背負い、フィリーズで伸び悩み、エンゼルスでは怪我もして、ついには戦力外。それでも諦めずにロッキーズで再契約した。
2025年シーズンにはキャリアハイとなる135試合出場を記録。そして2026年シーズン開幕からわずか16試合で6本塁打・OPS.960という数字は、単なるラッキーではなく本物の覚醒を物語っているんだよ。
キャリア通算では1345打数、打率.245、62本塁打、185打点。OPS.734というのがベースラインだったが、今シーズンの.960は圧倒的な上振れだよ。もちろんサンプルサイズは小さいが、打撃の質が変わってきているのは確かだね。
まとめ
野球ってのは面白いもんだよ。18歳でドラフト全体1位に指名されて「将来のスター」と呼ばれた男が、数年後には戦力外になる。そかと思えば、新天地で再び輝き始める。
モニアックはまだ27歳。人生の岐路で踏ん張り、今まさに大谷翔平をも困らせる選手になっているんだから、こんな話はそうそうないよ。
まあ、これからのシーズンも目が離せないね。MLBを見るなら、こういう「再起の男」の物語も一緒に追いかけてみてくれよ。きっともっと野球が楽しくなるはずだよ!
うんちくおじさんの豆知識コーナー
モニアックの祖父もプロ野球選手だったって知ってたかい?
ミッキー・モニアックの祖父であるビル・モニアック(Bill Moniak)は、1958年から1963年にかけて6シーズンにわたってボストン・レッドソックス傘下でプレーしていたんだ。祖父から孫へと受け継がれた野球の血というわけだね。
そしてもう一つ。ドラフト全体1位というのは途轍もないプレッシャーを伴うものでね、過去にも期待を裏切ったとされた選手が後年大化けした例はいくつもある。モニアックもまさにその一例になりつつあるかもしれないよ。
ちなみに「モニアック」という名前の発音はMLB公式によれば「MOH-nee-ak」(モーニアック)が正式なんだそうだ。日本語では「モニアック」と表記されることが多いが、実は「モニアク」という表記も使われているよ。