やあやあ、久留米大学の話をしようじゃないか。

2026年4月1日、久留米大学がちょっとビックリするお知らせを出したんだよ。「文系改編に伴う2027(令和9)年度以降の学生募集停止」というやつさ。つまり、現行の文系学部の形での学生募集を停止するってことだ。大学業界ではこういう再編がここ数年で増えてきているんだけど、久留米大学がやるとなると、地元じゃ大きな話題になったわけさ。

まあ、聞いてくれよ。久留米大学がどんな大学か、おじさんがじっくり教えてあげよう。

久留米大学って、どんな大学なんだ?

久留米大学は福岡県久留米市旭町67番地に本部を置く私立の総合大学だ。1928年に九州医学専門学校として創立され、1946年に大学として正式に設置された。略称は「久大(きゅうだい)」か「久留米大(くるめだい)」。

現在は以下の6学部を擁している:

  • 医学部(医学科・看護学科・医療検査学科)
  • 商学部
  • 法学部(法律学科・国際政治学科)
  • 文学部(心理学科・情報社会学科・国際文化学科・社会福祉学科)
  • 経済学部(経済学科・文化経済学科)
  • 人間健康学部(総合子ども学科・スポーツ医科学科)

さらに医学研究科・比較文化研究科・心理学研究科・ビジネス研究科など5つの研究科、そして大学病院まで持つ本格的な総合大学さ。

キャンパスは旭町(医学部)御井(文系学部)の2拠点体制で運営されている。偏差値は学部によって幅があって、河合塾のデータだと35.0〜62.5と、医学部の難関から文系学部まで幅広いんだ。

おじさんが語る!久留米大学の意外な深い歴史

ブリヂストン創業家と久留米大学の意外なつながり

ここからがうんちくおじさんの本領発揮だよ。久留米大学の設立には、あのブリヂストンの創業家が深く関わっているんだ。

1927年、九州医学専門学校の設立にあたって、当時の日本足袋株式会社(現・アサヒシューズ株式会社)の創業者である石橋徳次郎・石橋正二郎兄弟が敷地や校舎などを寄付したんだよ。

そう、あのブリヂストンのタイヤ部門は、日本足袋株式会社から分社独立したものなんだ。つまり久留米大学の礎を築いた石橋家は、タイヤ世界最大手に成長するブリヂストンの源流でもあるわけさ。久留米という土地が持つ産業の厚みを感じるだろう?

創立の動機は「医師不在問題」の解消

1927年11月、福岡県医師会長の溝口喜六が「地方に医師がいない」という問題を解消するために医学専門学校の設立を提案したのが久留米大学の始まりだ。

当時、大学令(1918年12月6日公布、1919年4月1日施行)によって医師養成機関が専門学校から大学へ移行し、医師が都市部に集中してしまっていた。地方に医師を供給するために、久留米市への学校誘致運動が起き、当時の船越次郎久留米市長や久留米医師会が奔走した結果、1928年4月28日に4年制の九州医学専門学校が設立されたんだ。

建学の精神は「国手の矜持(ほこり)は常に仁なり」。「国手」とは名医のことで、医の心・人への愛を根っこに置いた大学らしい言葉だよ。

うんちくおじさんの豆知識コーナー

久留米大学病院は国際認定を受けた実力派病院だ!

久留米大学病院は、第三者評価機関である(財)日本医療機能評価機構による病院機能評価を受審し、2004年4月19日付で「病院機能評価認定証」を受理。さらに2009年・2015年に再認定されているんだよ。

ただ病院があるだけじゃなく、国際的な水準で認められた医療を提供している。これは簡単なことじゃないぞ。おじさんに言わせれば、久留米大学の「医学」へのこだわりは、創設当時から一本筋が通っているってことさ。

ちなみに大学全体の品質管理もしっかりしていて、(財)大学基準協会による2006年度大学相互評価及び認証評価でも「大学基準に適合している」と認定されているんだ。

2027年からの文系改編、何が変わるんだ?

2026年4月1日に発表された「文系改編」は、2027(令和9)年度以降の学生募集を現行の形では停止するというものだ。

1980年代後半以降、商学部を母体として法学部・文学部・経済学部・人間健康学部と文系学部を順次設置してきた久留米大学だが、少子化が進む中で大学の再編は避けられない流れになっている。文部科学省のデータによると、2040年には18歳人口が2020年比でさらに約20万人減少すると試算されており、地方の私立大学は特に厳しい状況に置かれているんだよ。

久留米大学がどのような形で文系学部を再編するのか、今後の動向に注目だ。

まとめ — 久留米という土地と大学の底力

久留米市は、ブリヂストン発祥の地であり、医学・産業の歴史が深く根付いた町だ。その地に1928年から根を張り、医学部を核に総合大学へと発展してきた久留米大学の歴史は、まさに「地方の実力」を象徴しているとおじさんは思うよ。

文系改編という大きな転換期を迎えた今、久留米大学がどんな未来を描くのか——そこには創立時の「地域に医師を、地域に人材を」という志が、形を変えて引き継がれていくはずさ。

知識って面白いだろう?ちょっとした大学の話から、ブリヂストンの歴史まで繋がっていくんだから。これだからうんちくはやめられないよ。また来てくれよな!