やあやあ、久しぶりだね。今日は「レイダース」というキーワードで熱くなっているおじさんが、たっぷり語らせてもらうよ。

レイダースといえば、日本人の多くがまず思い浮かべるのは映画じゃないかな。だがね、今ちょっとしたNFLドラフト界隈で「レイダース」の名前が飛び交っているんだよ。映画とアメフト、どちらもおじさんには語り尽くせないネタがあるんだ。まあ、聞いてくれよ。


ラスベガス・レイダース——「海賊」たちのアメフト史

1960年創設、60年超の歴史を持つ名門チーム

NFLのラスベガス・レイダース(Las Vegas Raiders)は、1960年1月30日にカリフォルニア州オークランドを本拠地とする「オークランド・レイダース」として誕生した。AFLという対抗リーグの8番目のフランチャイズとしてね。

2020年にネバダ州ラスベガスへ移転し、現在はパラダイスに建造されたアレジアント・スタジアム(収容人数65,000人)をホームにしている。チームカラーはシルバーとブラック。このちょっとシブいカラーリング、実は1963年に就任した若き指揮官アル・デービスが変更したものなんだ。なんと当時33歳という史上最年少のヘッドコーチ兼GMとして就任したデービスが、チームを根本から作り直したわけだよ。

その後の活躍は輝かしい。スーパーボウルには計5回出場し、3度の優勝を誇る。具体的には第11回(1976年シーズン)、第15回(1980年シーズン)、第18回(1983年シーズン)だ。AFC西地区の地区優勝も12回を数える、まさに名門中の名門チームさ。

最近は苦しい——だからこそドラフトが熱い!

ところが近年はちょっと苦しんでいてね。2024年シーズンはわずか4勝13敗、2025年シーズンも3勝14敗とAFC西地区最下位に沈んでいるんだ。輝かしい歴史を持つチームが低迷しているとなれば、当然NFLドラフトへの注目度は跳ね上がる。

2026年のNFLドラフトを前に、スポーツメディアが次々とレイダースのモックドラフト(模擬指名)を公開している。Raiders.com専属記者ポール・グティエレスが7巡にわたるモックドラフトを発表し、話題になっているよ。

おじさん豆知識コーナー:「フェルナンド・メンドーサ」ってどんな選手?

今回のドラフト戦線で最も注目されているのが、QBフェルナンド・メンドーサだよ。ESPNは「It’s his superpower(これが彼のスーパーパワーだ)」という見出しで彼の驚異的な成長を特集した。

さらに驚くのは、The Athletic(ニューヨーク・タイムズ系列)が「匿名のNFLスカウト情報」として、メンドーサは2024年ドラフト全体1位指名のCam Wardや2023年全体2位のDrake Mayeより優れたプロスペクトだと評価するスカウトもいると報じたことだ。つまり「直近2年のドラフト上位QB超え」という超高評価なんだよ。

再建中のレイダースにとって、フランチャイズQBの獲得はチームの命運を左右する最重要課題。ドラフト上位指名権を持つレイダースがメンドーサを指名するかどうか——これが2026年オフシーズン最大の注目点になっているわけだよ。


チーム名「レイダース」の意外な由来

ここでおじさんならではの豆知識をひとつ。「レイダース」という名前、実はチームの第1希望じゃなかったんだよ。

チーム創設時、地元紙が命名コンテストを実施してね。1位に選ばれたのは「セニョールズ(Señors)」、スペイン語で「紳士」という意味だ。ところがこれがジョークのネタにされてしまって、チームは数週間後に再投票を実施。そこで投票3位だった「レイダース(Raiders)」、つまり「侵略者」や「海賊」を意味する言葉がチーム名に選ばれたというわけだよ。

正式名称は過去に3回変わっていてね——

  • オークランド・レイダース(1960〜1981年、1995〜2019年)
  • ロサンゼルス・レイダース(1982〜1994年)
  • ラスベガス・レイダース(2020年〜現在)

64年の歴史の中で3都市を渡り歩いた、まさに「流浪の海賊」チームだよ。


あの映画「レイダース」との不思議な縁

おじさん的に言わせれば、「レイダース」でもう一つ外せないのが1981年公開の映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』だよ。

スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス原案、ハリソン・フォード主演——この黄金トリオで作られた冒険活劇は、制作費1800万ドル(約18億円)に対して全世界興行収入3億8400万ドル(約384億円)という驚異の数字を叩き出した。1981年の年間最高興行収入を記録し、アカデミー賞5部門、サターン賞7部門にノミネート・受賞している。

この映画は1936年を舞台に、プリンストン大学の考古学者インディアナ・ジョーンズ博士が聖櫃(アーク)をナチスより先に手に入れようとする冒険を描いたものだ。その後『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984年)、『最後の聖戦』(1989年)、『クリスタル・スカルの王国』(2008年)、そして最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023年)と続編が作られ、シリーズ5作品を数える大フランチャイズになったよ。

1999年にはアメリカ国立フィルム登録簿に「文化的・歴史的・芸術的にきわめて高い価値を持つ」として登録されているんだ。

映画のレイダースとNFLのレイダース。どちらも「侵略者・略奪者」の名を冠した、アメリカンカルチャーを代表する存在だというのが面白いよね。


まとめ——再建中のレイダース、2026年ドラフトで復活なるか

さあどうだい、レイダースひとつとっても語れることはたくさんあるだろう?

1960年創設から66年、3度のスーパーボウル制覇を誇るラスベガス・レイダースは今、再建の真っ只中にいる。2024年4勝13敗、2025年3勝14敗という成績は確かに苦しい。でもね、そういうチームが上位指名権を持って臨むドラフトほど、ファンにとってワクワクするシーズンはないんだよ。

フェルナンド・メンドーサという「Cam WardやDrake Mayeをも上回る」と評されるQBプロスペクトを手に入れ、シルバー&ブラックの海賊たちが再び頂点を目指す日が来るかもしれないよ。

まあ、おじさんはアメフトも映画も、両方の「レイダース」をこれからも応援し続けるつもりだよ。君も気が向いたら2026年のNFLドラフトを覗いてみてくれよ!