やあやあ、久しぶりだね。今日はJR神戸線の話をしようじゃないか。
最近、東姫路駅で新快速と人が接触するという人身事故が起きて、宝殿〜姫路間の上下線が運転見合わせになったニュースが話題になっていたね。ああいう事故が起きるたびに、おじさんは「そういえばJR神戸線ってどれだけすごい路線なんだろう」って改めて考えちまうんだよ。
JR神戸線ってそもそも何者なんだ?
まあ、聞いてくれよ。「JR神戸線」という名前は正式な路線名じゃないんだよ。これはJR西日本が愛称として使っている呼び方でね、正式には東海道本線(大阪〜神戸間)と山陽本線(神戸〜姫路間)の一部を合わせた区間なんだ。
具体的に言うと、大阪駅から姫路駅まで全長87.9km。途中の主要駅を挙げると、大阪・尼崎・西宮・芦屋・三ノ宮・神戸・明石・加古川・姫路ってな具合だね。この路線を1日に何人が使っているかというと、なんと1日あたり約50万人が利用する、関西屈指の大動脈なんだよ。
話題の東姫路駅はどんな駅?
今回事故があった東姫路駅は、実はかなり新しい駅なんだ。2016年(平成28年)3月26日に開業した、まだ開業10年ちょっとの駅でね。場所は兵庫県姫路市東今宿という地区にあって、もともとこのエリアには駅がなかったんだ。住民の長年の請願が実り、ようやく誕生した地域密着型の駅なんだよ。
新快速伝説——おじさんが語る130km/hの衝撃
JR神戸線を語るうえで外せないのが、何といっても新快速(しんかいそく)の存在だね。
この新快速、在来線なのに最高速度時速130kmで走るんだ。これがどれくらいすごいかというと、東京の山手線が最高時速90km、東海道線の快速アクティーが最高時速120km。それを上回る130kmを、在来線で叩き出しているわけだよ。
しかも大阪〜三ノ宮間(32.1km)を最短20分で結ぶからね。新幹線を使わずにこのスピードってのが、関西の人たちの誇りなんだよ。
新快速の歴史を振り返ると、登場は1970年(昭和45年)10月1日、日本万博が大阪で開催されたまさにその年なんだ。当初は117系電車で運行されていたけれど、現在は223系・225系電車が主力として活躍している。225系が導入されたのは2010年12月から。130km/h対応の最新設備を持つこの車両は、衝突安全基準も大幅に強化されているんだよ。
人身事故がもたらす影響——改めて考えてみよう
今回の東姫路駅の事故で、宝殿〜姫路間が上下線ともに運転見合わせになった。こういうニュースが出るたびに思うんだけどね、JR神戸線のような大動脈が止まるとどれだけの影響があるか、想像してみてくれよ。
前述のとおり1日50万人が使う路線だ。たとえ1時間の運転見合わせでも、数万人規模の足に影響が出る。しかも新快速は長距離を一気に走るから、姫路側で止まると大阪・神戸方面の利用者にも波及するんだよ。
JR西日本では、こうした人身事故への対策としてホームドアの整備を進めている。2023年度末時点で、JR西日本管内では38駅58番線にホームドアが設置済み。ただし東姫路のような比較的小規模な駅への整備は、まだまだこれからというのが現状なんだ。
山陽本線の歴史も少し知っておこう
せっかくだから、JR神戸線の「本来の路線」である山陽本線の歴史もちょっと触れておこうかね。
山陽本線は1874年(明治7年)5月11日に大阪〜神戸間が開通したのが始まりで、これは日本で3番目に開業した鉄道区間なんだ(最初は1872年の新橋〜横浜間、2番目は1874年の大阪〜神戸間の少し前に開通した品川〜横浜間の延伸部分だよ)。つまりJR神戸線は、150年以上の歴史を持つ路線の上を新快速が走っているわけだ。歴史の重みを感じるだろう?
まとめ——おじさんからひと言
今回の東姫路駅での事故は本当に残念なことだったね。亡くなられた方、あるいは怪我をされた方のご家族のことを思うと胸が痛いよ。
同時に、JR神戸線が毎日何十万人もの人の生活を支えている路線だということも、改めて実感してほしい。明治7年から150年以上、この路線は人々の移動を支え続けてきた。新快速の130km/hという速さも、その歴史の積み重ねの上に成り立っているんだよ。
おじさんに言わせれば、鉄道のダイヤが乱れてイライラするとき、ちょっとだけ「この路線の歴史」を思い出してほしいんだよ。150年以上、毎日何十万人もの人を運び続けてきた路線への、ほんの少しの敬意ってやつをね。
じゃあ、また面白い話をする日まで、達者でな!
うんちくおじさんの豆知識コーナー
新快速は「在来線最速クラス」の仲間入りをした歴史的な列車なんだ!
日本の在来線で130km/h運転を実施しているのは、実はJR西日本の路線が中心なんだよ。JR神戸線・琵琶湖線・JR京都線を走る新快速のほか、同じくJR西日本の「はるか」「サンダーバード」なんかも130kmを出す。
ちなみに、東京のJR東日本で130km/h運転している在来線特急もあるけれど、普通の快速電車が130kmを出すのはJR西日本の新快速がほぼ唯一という、全国的に見ても異色の存在なんだよ。
この130km/h化が実現したのは1992年(平成4年)11月改正のことで、当時は「在来線でこんな速度が出るのか!」と全国の鉄道ファンが驚いたもんだよ。
さらに豆知識をひとつ。新快速の停車駅は厳選されていて、たとえば神戸〜大阪間では尼崎・芦屋・西宮・三ノ宮にしか停まらない。芦屋のような高級住宅地に停車する一方、隣の甲子園口や立花は通過するという、ちょっとしたミステリーがあるんだ(笑)。