やあやあ、久しぶりだね。今日はランニング好きにはたまらない話をしようじゃないか。

神戸マラソン2026の受付が、なんと2026年4月17日の正午からスタートしたんだよ。大会は11月15日開催だ。毎年倍率が高くて、走りたくても走れない人が続出する人気大会なんだけどね。でも今日おじさんが話したいのは、単なる大会情報じゃない。神戸とマラソンの「縁」の話さ。これがまた、なかなか深いんだよ。

日本のマラソンは神戸から始まった

まあ、聞いてくれよ。今から117年前——つまり1909年(明治42年)のこと、日本初のマラソンレースが開かれた場所が、ほかでもない神戸・新開地なんだよ。

神戸市はその歴史的事実を大切にして、最近スタートラインの設置と解説板の設置を行い、再現イベントまで開いた。現代のランナーたちが同じ土地を走るという、なんともロマンのある話じゃないか。

新開地といえば、かつては「東の浅草、西の新開地」と並び称された神戸の一大歓楽街だ。そんな賑やかな街の一角から、日本のマラソン史は幕を開けたわけだ。117年の歴史の重みってやつを、ぜひ感じてほしいね。

神戸マラソンのコースと地元ランナーの知恵

神戸マラソンの公式コースは、神戸市役所前をスタートし、明石海峡大橋の見える垂水区まで西に向かって走り、折り返して戻ってくる42.195kmのコースだ。

2025年大会で3位入賞を果たした地元・兵庫の熊橋選手と酒井選手が、最近こんなことを語っていた。「神戸のコースは後半に向かい風が吹きやすく、折り返しのペース管理が鍵になる」というんだ。地元ランナーだからこそ知っている、コース攻略の秘訣ってやつだね。

おじさんに言わせれば、地元の選手が「走りたくなる街」と語る神戸というのは、それだけコースの景観が魅力的だということだよ。六甲山を背に、海を眺めながら走る——これだけで気持ちいいに決まってる。

おじさんの豆知識コーナー:マラソンの「42.195km」にはドラマがある

ちょっと聞いてくれよ。フルマラソンがなぜ42.195kmなのか、説明できるかい?

実はこの距離、1908年のロンドンオリンピックで決まった話なんだ。当初のマラソンはおおよそ40kmほどで行われていたんだけど、この年のロンドン大会では王室の要望で「ウィンザー城のバルコニーからスタートして、競技場のロイヤルボックス前にゴール」という設定になった。その距離を測ったら、ちょうど26マイル385ヤード=42.195kmになったというわけだ。

正式に国際陸上競技連盟(IAAF)が42.195kmを公式距離として採用したのは1921年のこと。それまでは大会によって距離がバラバラだったんだよ。日本初のマラソンが開かれた1909年も、その意味では「まだ距離が統一される前」の時代だったわけだ。神戸の先人たちは、歴史の転換期に走っていたんだね。

神戸マラソンが愛される理由

神戸マラソンが2011年にスタートして以来、毎年約2万人のランナーが参加するビッグイベントに成長したのには、それなりの理由がある。

東日本大震災と阪神・淡路大震災への「追悼と感謝」

この大会は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして生まれた側面がある。そして2011年に第1回大会が行われたのは、東日本大震災が発生した年でもある。「ありがとう・感謝・絆」を大会テーマに掲げ、被災地への思いをランナーたちが足で表現するという文化が根づいているんだ。

単なるスポーツイベントを超えた「意味」があるから、神戸マラソンはランナーに愛されているんだよ。

日本最大級のボランティア参加規模

もう一つ注目してほしいのが、ボランティアの数だ。神戸マラソンは例年1万人を超えるボランティアが運営を支えている。ランナー約2万人に対してボランティアが1万人以上というのは、日本のマラソン大会の中でもトップクラスの規模だよ。街全体でランナーを支える文化——これが「走りたくなる街・神戸」の正体じゃないかな。

まとめ:117年の歴史が詰まったコースを走れ

さあ、2026年4月17日の正午から受付スタートした神戸マラソン2026の抽選、もう応募したかい?

日本マラソン発祥の地・神戸新開地から117年の時を経て、今も何万人ものランナーが神戸の街を駆け抜ける。その足の下には、明治の男たちが初めて挑んだあのレースの記憶が刻まれているんだよ。

42.195kmという距離は、王様の気まぐれから生まれた数字かもしれない。でもその距離を、神戸の海風を感じながら走り切ったときの達成感は、何にも代えがたいものさ。

おじさんも若い頃にもう少し走っておけばよかったと、少し後悔しているけどね。まあ、今からでも遅くないか——なんて、ちょっと前向きになってみる今日このごろだよ。

じゃあ、次回の豆知識でまた会おう!