やあやあ、まあ聞いてくれよ。今、将棋界がなかなか熱いことになってるんだ。叡王戦の五番勝負、第2局が2026年4月18日に行われるんだけど、これがまた見逃せない一戦なんだよ。
今回の記事では、叡王戦そのものの歴史から、現在進行中のシリーズの見どころまで、おじさんがたっぷり解説してあげよう。将棋をあまり知らない人にも楽しめるように話すから、ちょっと付き合ってくれ。
今、将棋界で何が起きてるのか
2026年4月18日に行われる叡王戦五番勝負の第2局。対戦するのは、タイトルを持つ伊藤匠叡王(23歳)と、挑戦者の斎藤慎太郎八段(31歳)だ。
伊藤匠という棋士、知ってるかい?2002年生まれの若手で、2024年に行われた第9期叡王戦で、あの藤井聡太から叡王のタイトルを奪取した注目株なんだ。今期は3連覇に向けて王手をかけるかというタイミング。一方の斎藤慎太郎八段は1994年生まれの実力派で、こちらは第1局の結果を受けてタイに戻すか、という状況だ。
第2局は後手番を得意とする伊藤叡王にとって有利な条件とも言われており、将棋ファンの間では連勝防衛への期待が高まっているんだよ。
叡王戦ってそもそも何なんだ?
ここで少し歴史の話をさせてくれ。
叡王戦は、もともと2015年に一般棋戦(タイトル戦ではないトーナメント)として始まったんだ。それが2017年、正式に将棋界の8大タイトルの一つに格上げされたんだよ。つまり、比較的新しいタイトル戦なんだ。歴史ある名人戦(1935年創設)や王将戦(1951年創設)に比べると、まだ10年も経っていない、ピカピカの新参者さ。
最初のスポンサーはニコニコ動画を運営するドワンゴだったんだけど、今は不二家がメインスポンサーを務めている。インターネット文化と将棋の融合から生まれたタイトル戦、というのが叡王戦のちょっとユニークな出自なんだよ。
持ち時間が選べる!?叡王戦の独特なルール
叡王戦には他のタイトル戦にはない、非常に珍しいルールがある。それが持ち時間の選択制だ。
通常、将棋のタイトル戦は主催者が持ち時間をあらかじめ決めるんだが、叡王戦の予選にあたる段位別予選では、1時間・2時間・3時間・4時間の4パターンから棋士が選べる仕組みが導入されていた。これ、世界的に見ても非常に珍しい試みなんだよ。
本戦の五番勝負は現在は1局あたり4時間となっているが、こうした「選択制」の発想はインターネット世代の将棋文化から来ているとも言えるだろう。
伊藤匠という棋士のすごさ
おじさんに言わせれば、伊藤匠という棋士は本当に規格外なんだよ。
2002年生まれ、現在23歳。プロ入りは2020年で、わずか4年でタイトルを獲得したことになる。しかも奪った相手があの藤井聡太だから、将棋界がひっくり返るような騒ぎだったんだ。
藤井聡太と伊藤匠は幼少期からライバルとして知られており、小学生の頃から何度も対戦してきた仲だ。いわば「将棋界のライバル物語」の主役2人が、今度はタイトルをかけて争っているわけだよ。青春の延長線上にある戦い、なんてロマンがあるじゃないか。
一方の斎藤慎太郎八段も侮れない。1994年生まれで、2013年に四段昇段(プロ入り)。堅実な受けの将棋を得意とし、2018年には王座のタイトルを獲得した実績を持つ。こちらも立派なタイトル経験者なんだよ。
叡王戦の歴代記録を振り返る
第1期(2017年)の叡王は高見泰地、第2期は永瀬拓矢、そして第5〜9期を藤井聡太が独占していた。
その藤井聡太の連覇を止めたのが伊藤匠というわけで、2024年の第9期叡王戦は3勝2敗で伊藤匠が制覇。これは将棋史に残る大きな出来事だったんだ。
今期2026年の五番勝負で伊藤匠が3連覇を達成すれば、まだ23歳での3連覇という偉業になる。対して斎藤八段が奪取すれば、8年ぶり2度目のタイトル奪還となる。どちらに転んでも歴史的な一戦さ。
まとめ — 将棋の深さを少し感じてみてくれ
まあ、将棋って聞くと「難しそう」「ルールがわからない」って人も多いだろう。でも今回みたいに、人間ドラマとして見ればものすごく面白いんだよ。
23歳の若き叡王・伊藤匠が3連覇に挑む姿、31歳の斎藤慎太郎八段が意地を見せて食らいつく姿。4月18日の第2局が、今後のシリーズを左右する大一番になるのは間違いない。
将棋は1手1手に棋士の人生が詰まってる、そんなゲームなんだよ。ぜひ結果だけじゃなく、その背景にある物語も楽しんでほしいな。おじさんはそう思うよ。
おじさんのうんちく:「叡王」という名前の由来
「叡王」って、ちょっと変わった名前だと思わないかい?「叡」という漢字、実はそう簡単には使われない字なんだ。
「叡」は「英知・賢明」を意味する漢字で、天皇や皇室に関連する文脈でも使われることがある(「叡覧」=天皇がご覧になること、「叡慮」=天皇のお考え、など)。つまり「叡王」とは、「英知の王」「賢者の王」というとても格調高い名前なんだよ。
さらに言うと、このタイトル名を考えた際に、コンピュータ将棋との関連も意識されたという話がある。「叡山電鉄」を母体とする叡王戦とAI(人工知能)、つまり電子の叡知との戦いというイメージも込められているんだ。将棋AIが急速に発展した2010年代に誕生したタイトルならではの命名センスさ。