やあやあ、久しぶりに熱い話をしようじゃないか。

今週末、Jリーグファンにとっては見逃せない一戦が控えているんだ。鹿島アントラーズ対浦和レッズ——この伝統の一戦のチケットを確保しようとしてチケットぴあを開いた人も多いんじゃないかい?

でも今日はサッカーの話だけじゃないよ。「チケットぴあ」そのものの歴史と裏側を、おじさんがたっぷり語ってやろうじゃないか。まあ、聞いてくれよ。


チケットぴあの誕生と「チケット流通革命」

チケットぴあの前身となる「ぴあ株式会社」が創業したのは1972年のことだ。東京大学の学生だった矢内廣が、当時はバラバラに情報が散っていたコンサートや映画の情報を一冊にまとめた情報誌「ぴあ」を創刊したのが始まりさ。

1984年にはコンビニエンスストアとの連携による「チケットぴあ」のサービスが本格スタートして、一気に日本中に広まった。当時は「チケットを買うために会場まで行く」か「プレイガイドに並ぶ」しかなかった時代だからね、これは本当に革命的だったんだ。

現在ではコンサート・スポーツ・演劇・映画など年間で取り扱う公演数は数万件規模に上り、会員数も数百万人を超えている。2000年代以降はネット販売に軸足を移し、2011年には東証一部上場も果たしている。


今週末の注目マッチ——浦和の連敗を止められるか?

さて、今チケットぴあで熱く売れているのが鹿島アントラーズ対浦和レッズのJリーグマッチのチケットだ。

浦和は現在5連敗中という苦しい状況。そんな中、浦和のMF根本健太選手が4月14日の練習後にこんなコメントを残している。

「鹿島という絶対に負けたくない相手なので、今度こそやり返す、絶対にやり返す気持ちで、勝つ事だけを考えてやりたい」

これは熱いね! 若い選手がここまで強い言葉で語るのはなかなか見られないよ。浦和と鹿島といえば、1990年代のJリーグ創設期から続く「東日本の覇権争い」を体現するライバル関係。長年のサポーターにとっては単なる1試合じゃない、魂のぶつかり合いなんだ。

鹿島は現在好調をキープしており、チケットぴあでもこの試合のチケットには相当なアクセスが集中しているらしい。やはりこういう「因縁の一戦」はファンの心をつかむね。


おじさんならではの豆知識コーナー

チケットの「プレイガイド」って何だったか知ってるかい?

チケットぴあが登場する前、日本のチケット販売の主役は「プレイガイド」と呼ばれる専門店だった。東京・渋谷や新宿に点在していたこれらの店は、壁一面にコンサートや演劇のポスターが貼られた独特の雰囲気で、1970〜80年代のカルチャーの発信地でもあった。

チケットぴあ以前の「日本最初の近代的プレイガイド」とも言われるのが1966年に東京・銀座に開業した「東京プレイガイド」。今でも東急百貨店などに窓口が残っていて、デジタル化が進む現代でも根強いファンがいるんだよ。

そして日本でオンラインチケット販売が本格的に普及し始めたのは1997〜1998年ごろ。当時はまだブロードバンドも普及しておらず、ダイヤルアップ接続でチケットを取りに行った人も多かったはずだ。今から思えば懐かしい話だよね。


「チケット転売問題」との戦いの歴史

チケットぴあをはじめとするチケット販売業界が長年頭を悩ませてきたのが転売問題だ。

2019年6月に施行された「チケット不正転売禁止法(特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律)」は、日本では初めて興行チケットの転売そのものを規制する法律だ。違反した場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される。

チケットぴあもこれに合わせてICチケットや顔認証入場システムを積極的に導入。「チケットレス入場」システムでは購入者本人のスマートフォンと身分証明書の照合を行うことで転売屋を締め出す仕組みを整えてきた。

技術の進化とともにチケット不正転売の手口も変わっていくわけだが、ぴあはその最前線で戦い続けているんだ。


「ぴあ総研」という知られざる顔

おじさん的に特に面白いと思うのがこれだ。ぴあ株式会社には「ぴあ総合研究所(ぴあ総研)」という調査部門があって、毎年「ライブ・エンタテインメント白書」という業界レポートを発行しているんだよ。

2023年発行のデータによると、2022年のライブ・エンタテインメントの市場規模は約5,745億円。コロナ禍前の2019年が約6,295億円だったから、回復途上ではあるもののかなり戻してきている。

こういった業界データを民間企業が体系的にまとめているのはなかなか珍しくて、音楽業界・興行業界の人間にとっては必携の資料になっているんだ。エンタメの裏側を支えるインフラとして、ぴあはかなり重要な役割を担っているわけさ。


まとめ——チケットを買う行為の「重み」を忘れるな

今週末、鹿島対浦和という伝統の一戦を前に、多くのファンがチケットぴあを使ってスタジアムへの道を切り開こうとしているはずだ。

1972年に一枚の情報誌から始まったぴあの歴史は、そのままエンタメ文化と日本人の余暇の歴史でもある。コンビニでのチケット発券、ネット購入、スマホ入場——時代ごとに形を変えながらも、「あの場所に行きたい」という人々の思いをつなぎ続けてきたんだ。

根本健太選手が「絶対にやり返す」と誓った浦和の意地を、スタジアムで直接目撃できるのもチケットぴあのおかげだよ。

おじさんに言わせれば——チケットを1枚持つということは、その瞬間に立ち会う「約束」を手に入れることなんだ。デジタルになっても、その価値は変わらないよ。

さあ、週末の試合を楽しみにしようじゃないか!