やあやあ、久しぶりだね。今日はちょっと株の話をしようじゃないか。

といっても「買え」とか「売れ」とかそういう話じゃないよ。おじさんが語りたいのは、日本の流通業界の巨人・イオン(証券コード:8267)が今、何をやろうとしているのかってことさ。最近のニュースを見ていたら、なかなか面白い話が出てきてね、居ても立っても居られなくなったんだよ。

まあ、聞いてくれよ。


イオングループって、どんだけデカいの?

まず基本から押さえようか。イオン株式会社、証券コード8267。東証プライム上場で、2025年2月期の連結売上収益は約9兆7000億円。従業員数は連結で約60万人という、もはや一つの「国」みたいな規模の会社だよ。

店舗数は国内外合わせて約20,000店舗以上。スーパーのイオンやマックスバリュはもちろん、ドラッグストアのウエルシア、ミニストップというコンビニ、そして今日の主役でもある「まいばすけっと」まで、日常生活のあらゆる場面にイオングループが顔を出している。

おじさんに言わせれば、「気づいたらイオン」な時代がもうすでに来てるんだよね。


首都圏の食品小売を「グループ最適化」する大作戦

さて、最近の注目ニュースだ。流通ニュースによると、イオンは首都圏の食品小売事業をエリア・規模に応じてグループ全体で最適化する改革を進めていることが明らかになった。

これはどういうことかというと、これまでイオングループ内でもバラバラに動いていた各業態——大型スーパー、小型スーパー、コンビニ型業態——を、地域の特性や商圏規模に合わせて役割分担させていこうという戦略なんだ。

たとえば駅前や住宅密集地には小型店を置き、郊外には大型モールで囲い込む。シンプルに言えば「適材適所」だね。でも、これが口で言うほど簡単じゃない。なにしろ首都圏だけでも数千店舗規模の話になってくるからさ。


「まいばすけっと」2030年に2500店舗体制へ!

ここが今日一番熱い話だよ。千葉テレビのニュースが報じたんだが、イオン傘下の小型食品スーパー「まいばすけっと」が、2030年度に向けて日販(1日の売上)80万円×2500店舗体制を目指すと発表したんだ。

ちょっと待って、これがいかにスゴいか説明しようか。

現在のまいばすけっとの店舗数は約1,100店舗(2024年時点)。それを2030年までに2500店舗に倍増以上させるというわけだ。年間に換算すると毎年200〜230店舗ペースで出店し続けるってこと。

そして「日販80万円」という数字。コンビニの平均日販が約55〜60万円程度と言われているから、それを大きく上回る水準を目指すということ。つまりイオンは「コンビニに対して価格と品質で競争優位を作る」という強気の戦略を打ち出したんだ。

まいばすけっとは首都圏を中心に展開する「ちょっとしたスーパーマーケット」といった業態で、コンビニより食品の品質・価格競争力が高いのが売りだ。

おじさんの豆知識コーナー:「まいばすけっと」の名前の由来って知ってる?

これが面白いんだよ。「まいばすけっと」は英語で書くと「My Basket」。「私のバスケット(買い物かご)」という意味で、「毎日使いたい身近なお店」というコンセプトが込められているんだ。

開業は2005年で、最初は神奈川県横浜市でひっそりスタートした。それが今や1100店舗超。20年でここまで育てたのはなかなかのもんだよ。

さらにもう一つ。まいばすけっとが出店するのは原則として売り場面積が100〜250平方メートル程度の小型店。これはコンビニ(約100平方メートル前後)よりちょっと広いくらいで、駅ビルや住宅街の路面店に入りやすい絶妙なサイズなんだ。小ささを武器にしてるってわけ。


アナリスト予想は慎重、でも長期戦略は揺るぎない

アイフィス株予報のデータによると、イオンの2027年2月期の経常利益予想が対前週比5.4%下降したとのことだ。株式市場ではやや慎重な見方も出ているわけだね。

これはなぜかというと、2500店舗体制への出店コスト、人件費の上昇、そして首都圏での競争激化(コンビニ大手3社との熾烈な戦い)といったリスク要因が意識されているからだろう。コンビニ業界だって黙っていないからね。セブン-イレブンだけで国内に約21,000店舗あるんだから、生半可な戦略じゃ太刀打ちできない。

ただ、おじさん的に見れば、イオンが描く2030年の絵は「量」だけじゃなく「質」の勝負に持ち込もうとしているのが見えてくる。日販80万円という目標は、単に店を増やすんじゃなく、一店一店をしっかり儲かる店にするという宣言でもあるわけさ。


証券コード「8267」に込められた流通の未来

日本の証券コードで「82xx」台は小売業が多い。セブン&アイ・ホールディングスは3382、ファーストリテイリング(ユニクロ)は9983……と業種によってナンバリングが違うんだが、イオンの8267というコードは1969年の上場以来ずっと変わっていない。

創業は1758年(宝暦8年)、岡田屋という呉服商にまで遡る。それが260年以上かけて今の巨大流通グループに育ったんだから、歴史の重みってものを感じるよね。

まいばすけっとの2500店舗計画もそうだし、首都圏グループ最適化戦略もそう。イオンは今、創業以来最大規模の「次の一手」を打とうとしているんだよ。


まとめ:日本の食卓を誰が制するか

どうだい、8267ひとつでこれだけ話が広がるだろう?

イオンの2030年戦略、まいばすけっとの2500店舗・日販80万円目標、首都圏の食品小売グループ最適化——これ全部つながった一枚絵なんだよ。コンビニに「食では負けない」と真正面から勝負を挑んでいる。

アナリスト予想がやや下がったといっても、260年以上続く会社の長期戦略を数週間のデータで測るのは難しい話だよ。おじさんはその大きな流れを楽しみながら見ていくつもりさ。

君も近所にまいばすけっとができたら、ちょっと寄ってみてくれよ。それがイオンの2500店舗計画の一端を担うことになるんだからね。

じゃあ、またうんちく語りに来るよ!