やあやあ、久しぶりだね。今日はゲーム界隈で大騒ぎになってる話を持ってきたよ。

Steamで何十万人もがウィッシュリストに登録しているオープンワールド海洋ゲーム、Windroseが、ついにアーリーアクセス版のリリース日を発表したんだ。2025年時点でSteamの「最も注目されているゲーム」ランキングでも上位に食い込んでいてね、ゲームメディアのGameSpotが「Black Flagの渇望を満たしてくれる一本」と紹介したほどさ。まあ、海の男のロマンってやつは、いつの時代も人の心を掴んで離さないものだろう?

Windroseって何者なんだい?

Windroseは、広大な海を舞台にしたオープンワールド型の航海・海賊アクションゲームだよ。プレイヤーは自分の船を操り、海賊として名を上げていくわけさ。開発チームはGamesRadar+のインタビューで「アサシンクリード ブラックフラッグは史上最高の海賊ゲームだ」と断言し、そのゲームから大いにインスピレーションを受けたと公言している。

そのアサシンクリード ブラックフラッグ、おじさんも思い出深いんだがね。あれは2013年10月29日にUbisoftがリリースした作品で、主人公エドワード・ケンウェイが18世紀カリブ海を股にかけて暴れ回るストーリーだった。発売初週だけで世界累計1,000万本以上を売り上げ、当時のアサシンクリードシリーズでも指折りのセールスを記録した傑作だよ。

なぜ今、海賊ゲームが盛り上がってるのか

まあ聞いてくれよ。ゲームの世界には「ジャンルのブーム」というものがあってね。2010年代前半はBlack Flagが火をつけた海賊ブームがあったんだが、その後はしばらく「本格的な海洋オープンワールド」というジャンルが手薄だったんだ。

Sea of Thievesという作品がMicrosoftから2018年3月20日にリリースされて、マルチプレイ海賊ゲームとして人気を博したけれど、あれはどちらかといえばパーティーゲーム的な路線だった。Windroseはそこに「本格的なソロ・ストーリー体験」を持ち込もうとしているわけで、何十万人ものゲーマーが「これを待っていた!」と反応したのも当然さ。

おじさんが掘り下げる「ウィンドローズ」という言葉の秘密

ここからが本題だよ。Windroseというタイトル、ただかっこいい英語というわけじゃないんだ。

豆知識①:風配図のこと

Wind Rose(ウィンドローズ)とは、気象学・航海学で使われる「風配図」のことさ。

特定の地点で、どの方向から風が吹いてきたかを記録し、放射状の図で視覚化したものだよ。16世紀から17世紀にかけて大航海時代を生きた船乗りたちにとって、風の向きを読むことは命がけの技術だった。コンパスローズ(方位磁石の図)と組み合わせて海図に描き込まれていて、ポルトガルやスペインの航海士たちが愛用していたんだ。

ゲームタイトルにこの言葉を選んだということは、開発チームが「本物の航海の雰囲気」にこだわっているということの表れじゃないかな。おじさんはそういう細部のこだわりが大好きだよ。

豆知識②:海賊の黄金時代は約30年しか続かなかった

おじさんのうんちくコーナー:海賊の「黄金時代」って知ってたかい?

フィクションで描かれる海賊のイメージ——黒い帆、ドクロ旗、宝の地図——これらは実は1690年〜1730年頃の約40年間に集中した「海賊の黄金時代(Golden Age of Piracy)」が元ネタなんだ。

有名どころを挙げると、エドワード・ティーチ(黒髭)は1716〜1718年のわずか2年間しか活動していないのに、今も世界一有名な海賊として名を残している。バルバドスやナッソー(現・バハマ)を根城にして、大西洋やカリブ海の交易船を荒らし回ったんだよ。

黒ひげが最後の戦いで命を落としたのは1718年11月22日、現在のノースカロライナ州オクラコーク島沖でのことさ。イギリス海軍のロバート・メイナード中尉の部隊と交戦し、5発の銃弾と20か所以上の刀傷を受けてようやく倒れたという記録が残っている。海賊映画のラストシーンみたいだろう?

アサシンクリード ブラックフラッグがまさにこの時代、1715〜1722年を舞台にしているのも、このゴールデンエイジを意識したからなんだ。

豆知識③:Steamのウィッシュリストはゲームの運命を変える

Windroseがリリース前から注目を集めているもう一つの理由として、Steamのウィッシュリスト文化があるんだ。

Valveが公開しているデータによると、ウィッシュリスト登録数が10万件を超えると「Steam上位の注目作」として推薦アルゴリズムに乗りやすくなる。さらに100万件に達した作品は、リリース後の初週売上に大きな相関があるとも言われているよ。Windroseがどこまで登録者数を伸ばしているか、おじさんも楽しみにしているところさ。

海賊ゲームの系譜を振り返る

せっかくだから少し歴史を整理しておこうか。

  • 1987年 — Sid Meier’s Pirates!(MicroProse)。海賊ゲームの元祖的存在
  • 2003年 — Pirates of the Caribbean(Bethesda)。3Dオープンワールド航海の先駆け
  • 2013年 — アサシンクリード ブラックフラッグ(Ubisoft)。現代海賊ゲームの金字塔
  • 2018年 — Sea of Thieves(Rare/Microsoft)。マルチプレイ海賊で新境地を開く
  • そして2025年 — Windrose(アーリーアクセス)が新たな章を刻もうとしている

こうして並べると、ほぼ5〜7年おきにスタンダードを塗り替える作品が登場してきているのがわかるだろう?

まとめ——おじさんからひと言

まあ、ゲームの良し悪しはやってみなければ分からないのは確かさ。でもね、開発チームが「Black Flagが最高だ」と公言しながら、それを超えようとして作った作品というのは、それだけで期待が高まるというものだよ。

ウィンドローズという言葉に込められた「風を読んで海を渡る」というロマン。大航海時代の船乗りたちも、現代のゲーマーたちも、広い海に自由を夢見る気持ちは変わらないものさ。

アーリーアクセスという形での船出になるから、まだ荒削りな部分もあるだろう。でも、そのくらいが本物の海賊らしくていいんじゃないかな。君はどんな航路を選ぶつもりだい?おじさんはまず、黒ひげが活躍したカリブ海をひと回りしてみようと思っているよ。