やあやあ、最近の朝ドラを観てるかい?NHKの連続テレビ小説『風、薫る』が話題になってるんだが、その中でひときわ目を引く女優がいるんだよ。そう、上坂樹里さんだ。まあ、聞いてくれよ、おじさんがたっぷり語ってあげよう。

上坂樹里、朝ドラで輝く「直美」という役

上坂樹里さんは、1998年11月4日生まれ、大阪府出身の27歳の女優だよ。2017年にスターダストプロモーション所属としてデビューし、舞台・映像と着実にキャリアを積み上げてきた実力派なんだ。

現在放送中のNHK連続テレビ小説『風、薫る』では、ヒロインの友人・直美を演じている。直美は得意の英語を生かして働きながら、結婚相手を探すというキャラクター。第13回では、その直美が東京・鹿鳴館で海軍中尉の小日向(藤原季節さん演じる)と運命の出会いを果たす場面が描かれたんだ。

藤原季節さんといえば、2019年の映画『おいしい家族』や2022年のNHKドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』など、インディペンデント系作品から大型作品まで幅広く活躍する実力派。そんな藤原さんとの共演場面が、視聴者のあいだで大きな話題になっているんだよ。

鹿鳴館って何だか知ってるかい?

ここでおじさんの出番だ。『風、薫る』の舞台のひとつとして登場する鹿鳴館、これがまた面白い歴史を持つ場所なんだよ。

鹿鳴館は、1883年(明治16年)11月28日に東京・内幸町に開館した西洋式社交場だ。設計したのはイギリス人建築家のジョサイア・コンドル(1852〜1920年)。東京大学工部大学校(現・東京大学工学部)の教授も務めた人物で、鹿鳴館のほかにも旧岩崎邸庭園洋館(1896年完成)など数多くの明治建築を手がけたことで知られているよ。

当時の日本政府、とくに外務卿の井上馨が推進した「欧化政策」の象徴として建設されたのが鹿鳴館だ。外国の外交官や貴族を招いて舞踏会を開き、「日本も西洋文明に追いついた」とアピールすることが目的だったんだね。開館から1890年(明治23年)に華族会館に払い下げられるまでの約7年間、日本の近代化の「ショーウィンドウ」として機能したわけだ。

おじさんの豆知識コーナー:鹿鳴館と「捨松」の関係

ちょっと聞いてくれよ、これが面白いんだ。

『風、薫る』には多部未華子さん演じる捨松というキャラクターも登場するだろう?この「捨松」というのはモデルがいてね、実在の人物山川捨松(1860〜1919年)なんだよ。

山川捨松は、1871年(明治4年)に岩倉使節団に随行した5人の女子留学生のうちの1人として、わずか11歳でアメリカへ渡った。その後約11年間、コネチカット州のニューヘイブンで学び、1882年にヴァッサー大学を卒業。帰国後は大山巌陸軍大将と結婚して「大山捨松」となり、まさに鹿鳴館の花形ホステスとして活躍したんだ。

流暢な英語と西洋の礼儀作法を身につけた捨松は、外国人外交官との橋渡し役として鹿鳴館でなくてはならない存在だった。上坂樹里さん演じる直美が「英語を生かして働く」という設定も、こうした明治の時代背景とリンクしているわけだよ。歴史ってつながってるもんだろう?

朝ドラ『風、薫る』の背景と見どころ

『風、薫る』は2026年度前期のNHK連続テレビ小説で、明治時代を舞台にした物語だ。朝ドラは1961年(昭和36年)の第1作『娘と私』から数えると、2026年現在で65年以上の歴史を誇る長寿シリーズ。累計放送作品数は110作以上に達しており、日本のテレビドラマ史において最も長く続くシリーズのひとつと言っていいだろう。

明治を舞台にした朝ドラとしては、2019年の『なつぞら』(北海道・十勝が舞台)や2015年の『あさが来た』(大阪の豪商の物語)なども記憶に新しいが、鹿鳴館という西洋文化流入の象徴的な場所を軸にした物語は、また違った味わいがあるんだよ。

藤原季節との「鹿鳴館での出会い」シーン

第13回の見どころは、直美(上坂樹里)が鹿鳴館の舞踏会の場で海軍中尉・小日向(藤原季節)と出会うシーンだ。英語という武器を持ちながら、結婚相手を探しつつ自立しようとする直美のキャラクター像が、鮮明に描き出されている。

海軍中尉という設定も、明治時代らしいね。日本海軍は1869年(明治2年)の兵部省設置を経て整備され、1894〜1895年の日清戦争では日本海海戦に先立つ黄海海戦で活躍。鹿鳴館が建った1880年代は、まさに日本が海軍力を急増させていた時代だ。そういうバックグラウンドを知りながら観ると、ドラマがより深く楽しめるというものだよ。

まとめ

さあ、上坂樹里さんと『風、薫る』、そして鹿鳴館の話、どうだったかい?

おじさんに言わせれば、朝ドラの面白さというのは単純な恋愛や家族の物語だけじゃなく、そこに描かれる時代背景の豊かさにあると思うんだ。明治という激動の時代、西洋文化に翻弄されながらも自分らしく生きようとした女性たちの姿は、今の時代にも響くものがある。

上坂樹里さんが演じる直美も、英語という当時としては希少なスキルを武器に自立の道を探る現代的な女性だ。27歳の彼女がこの難しい時代劇にどんな輝きを見せてくれるか、おじさんは毎朝楽しみにしているよ。

鹿鳴館の舞踏会の夜、直美と小日向の物語がどう展開していくのか。ぜひ一緒に楽しもうじゃないか!