やあやあ、久しぶりだね!今日はね、最近の学校現場でちょっとした革命を起こしてる「ロイロノート」について、おじさんがたっぷり語ってあげようじゃないか。

子どもを持つ親御さんなら、お子さんがタブレットでカードをペタペタ並べてるのを見たことがあるかもしれない。あれがそう、ロイロノートだよ。

ロイロノートとは何者なのか

「ロイロノート・スクール」は、株式会社LoiLoが開発・提供する学校向けのクラウド学習アプリだ。テキスト・画像・動画・音声などをカード状のオブジェクトとして扱い、それを自由に並べたり矢印でつないだりして、プレゼンテーションや思考の整理ができるという優れものだよ。

リリースは2014年。最初はiPad向けのアプリとしてスタートしたんだが、今ではiOS・Android・Chromebook・Windowsとほぼ全プラットフォームに対応している。

そして驚くのはその普及規模だ。2023年時点でロイロノートの利用者数はなんと約500万人を突破していて、全国の小中高合わせて1万校以上が導入しているんだよ。日本の公立小中学校は全国に約3万校あるから、実に3校に1校以上がロイロノートを使ってる計算になる。これは相当なもんだろう?

GIGAスクールという黒船が背中を押した

1人1台端末政策が起爆剤に

まあ、聞いてくれよ。ロイロノートがここまで広まった背景には、2019年に文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」がある。GIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」の略で、全国の小中学生に1人1台のICT端末と高速ネットワーク環境を整備しようという国家プロジェクトだ。

当初は2023年度中の達成を目標にしていたが、2020年のコロナ禍を受けて計画が前倒しになり、2021年3月末には全国の自治体の99.9%が端末の配備を完了させた。総投資額は約4,600億円という超大型プロジェクトだよ。

この波に乗ったのがロイロノートだった。「直感的に使えて、ICTが苦手な先生でもすぐに授業に取り入れられる」という使いやすさが評価され、GIGAスクール導入直後の2021〜2022年にかけて利用者数が急増したんだ。

他のプラットフォームとの違いは何か

GoogleのClassroomやMicrosoftのTeams for Educationも学校向けに展開しているが、ロイロノートが違うのは「思考の可視化」に特化している点だよ。カードを並べて矢印でつなぐだけで、自分の考えの流れや構造が一目でわかる。これは、論理的思考力を育てるという教育的効果が高いと先生たちに評価されている。

うんちくおじさんのひとこと豆知識

おじさんに言わせれば、「カードで思考を整理する」という発想、実は遥か昔からある手法なんだよ。その源流は、社会学者の樋口耕一……いや、もっとさかのぼるとKJ法だね。文化人類学者の川喜田二郎が1967年に提唱した情報整理術で、付箋にアイデアを書いてグループ分けして構造化するやり方だ。川喜田の「K」と「J」のイニシャルからKJ法と呼ばれている。

ロイロノートのカードシステムは、この50年以上前のアナログ手法をデジタルに昇華させたものとも言えるんだよ。古くて新しい、そういうのがおじさんはたまらなく好きでね。

ちなみに「LoiLo」という社名、何かに見えないかい?実はアルファベットを90度回転させると数字の「1010」に見える。バイナリ(二進法)の「10」を2つ並べたデジタルな遊び心が込められているんだ。創業者がゲーム業界出身ということもあって、こういうセンスが随所に光っているよ。

2025年春、新機能「テキスト添削」が登場

AI時代の書く力をどう育てるか

さてここからが最新情報だよ。LoiLoは2025年春に「テキスト添削」機能をロイロノートに追加した。これは先生が生徒の書いた文章に直接コメントや修正を書き込める機能で、紙の赤ペン添削をそのままデジタル化したイメージだ。

そしてこの機能の体験会が、2026年4月27日(月)にオンラインで開催される予定だ。名称は「ロイロノート テキスト添削体験会」で、学校の先生や教育関係者を対象に、実際に機能を操作しながら使い方を学べるイベントだよ。

「書くこと」の教育が持つ重要性

おじさん的には、この機能追加はとても意味深いと思っていてね。文部科学省が2020年度から順次実施している新学習指導要領では、「書くこと」の領域において「自分の考えを根拠とともに表現する力」が重視されている。プレゼン作成だけでなく、論述や作文の指導にロイロノートを活用しようという学校側のニーズに応えた格好だね。

従来の紙の添削は、先生が一人ひとりの答案に赤ペンを入れてから返却するまでに数日かかることもあった。デジタル添削ならリアルタイムでフィードバックができるし、クラス全体の文章をダッシュボードで一覧できるから、指導の効率も大幅に上がる。

世界の教育テクノロジーの潮流

ここで少し広い視野で見てみようか。世界の教育テクノロジー(EdTech)市場は2023年に約2,250億ドル(約33兆円)規模に達しており、2028年には約4,000億ドルに達すると予測されている。

日本でも文部科学省の「デジタル教科書」導入計画が進んでおり、2024年度から全国の小学校5年生〜中学校3年生の英語・算数(数学)のデジタル教科書が先行導入された。こうした流れの中で、ロイロノートのようなプラットフォームの役割はますます大きくなっていくだろう。

ちょっと聞いてくれよ、実はフィンランドでは2001年からPISA(国際学習到達度調査)でトップクラスの成績を維持し続けているが、その教育改革の柱の一つが「ICTを使った思考力育成」だった。ロイロノートが志している方向性は、世界の教育改革の最前線とも重なっているんだよ。

まとめ

どうだい、ロイロノートひとつ取ってみても、なかなか面白い話があるだろう? 500万人のユーザー、1万校以上の導入実績、そして4,600億円の国家プロジェクトに乗っかった成長の軌跡。さらに今度はテキスト添削という新機能で「書く力」の育成にも踏み込んでいく。

4月27日の体験会に興味のある先生方は、ぜひ参加してみてほしいね。ICTが苦手だという先生も、ロイロノートなら意外とすんなり使えるようになるもんだよ。

まあ、子どもたちがカードをペタペタ並べながら、自分の考えを形にしていく姿——おじさんはそれを見るのが、なんとも嬉しくてね。教育って、時代が変わっても「考える力を育てる」という本質は変わらないんだ。ロイロノートはその良い証拠だと思うよ。

それじゃあまた、次回もうんちくを仕込んで待ってるよ!